やっぱ2ストでしょ!
TZM50R(4KJ)
ヤマハさんごめんなさい。 ヤマハのwebサイトより画像を拝借。 |
おおよそこんなところです。すでにフロントフォークの中がどうなっているかわかりませんし、エンジン本体だってノーマルである保証がない。これだから中古車両はリスクが高い。
出品者はショップだったのですが、その前のオーナーはつま恋カートコース等で走っていたらしく、そのショップへ来てからは、ほぼノーメンテでたまに津保川カートランドを走っていた程度で、改造範囲等は全くわからないということでした。
とりあえずミッションオイルと冷却水、ブレーキフルードを交換し、チェーンに給油して走れる状態にしました。
手に入れて2週間後(2005.7.17)、おわらの里スポーツランドでシェイクダウンです。
あれ?
前回の初走行時とはどうも勝手が違います。まず、なぜかギアを3速までしか使わなくても済んでしまう。ストレートで頭打ちが早い。デジタルタコは見づらい。
よくよく見てみると、スプロケットがとんでもないサイズになってます。F16/R41。ノーマルがF13/R45ですから、1速がおよそ2.5速相当というハイギアード状態。どうりでシフトしなくていいわけだ。フレームにSUGOの車検ステッカーが貼ってありましたから、どうやら6時間耐久か何かに出た模様。でなければ、こんなにロングなギア比にする必要がないですからね。でも、オートマチックみたいで楽に走れましたよ。コースにも慣れてきたせいか、初回より速いくらいのタイムも出ていましたし(ってことは、どんだけ遅いんだよ)。
回転の頭打ちが早いのは、単にギア比のせいかもしれないし、キャブのセッティングかもしれないし、チャンバーかもしれないし、エンジンがいかれてるのかもしれないし、タコメーターの表示が間違っているのかもしれないし。素人の私が考えただけでもこのくらいは思いつきます。
次回走行までになるべくノーマル仕様に近づけよう。と、パーツ漁りの日々が始まりました。
で、次回走行(2005.8.7)が思ったよりも早くて、とりあえずできたのがキャブのセッティングのみ。相変わらずのギア比でとにかく走り込み。この時、ヘアピン後の右直角コーナーでリアがズルッときて、ちょっとドキドキ。いつのタイヤかわからないのはやっぱりだめでした。タイヤも新品にしなくちゃ。また出費だ。
パーツが揃わないのでなかなか思うとおりの仕様にはならないのですが、レースに出るわけでもなし、とにかくどんな仕様でもいいから走り込んで身体にライディングを覚え込ませなければ。というわけで、タイヤ交換とスプロケ交換程度の仕様でもう一度(2005.9.18)走行。
ようやくパーツが揃ってきたので、標準仕様に戻す改造(?)に着手(2005.10.2)。その前に部品取り兼実験用中古エンジンを入手してリハーサルをしました。
ここでやったこと
これで普通のM仕様になったはず。
さて、シェイクダウン(2005.11.3)は雨。私はまだ雨の日に走れるだけのスキルがないので、バイク屋の社長が代わりに走行。見事にこけました。ステップが曲がり、フロントフェンダーが割れ、装着したてのチャンバーが凹んだ。私も凹んだ。
この仕様で私が走ったのは今年の走り納め会となる日(2005.11.20)でした。ようやく思いどおりのエンジンになりました。タコメーターも見やすいし。で、引出しを増やそうとラインを変えながら走行中、ヘアピンのアプローチでいきなりスリップダウン。どうやらオイルに乗ったらしいです。純正のアッパーカウルとシートカウルが粉々になってしまいました。いったいどんなこけ方をしたんでしょう。
というわけで、一年目が終了。春までにFRPのカウルを手に入れよう。
最初のネタへ進む→ 気が付けば絶版車へ戻る |