やっぱ2ストでしょ!
フォーゲル(QB50)



初稿:2006.5.8

 2005年の梅雨時、名古屋に住む弟から突然電話がきました。普段は消息すら伝えてこないというのに。

 というわけで、軽トラック運転してバイクを引き取ってきましたよ、2台。(そのうちの1台はまだ秘密)
 バイク積んで帰ってきた時、嫁の目が吊り上ったことは、いかに鈍感な私でも見逃しませんでしたが。

 さて、フォーゲルです。
 詳しいことは私全然知りませんし、今さら調べようとも思いませんが、ヤマハがホンダのゴリラに対抗して出した車種であろうことは、そのコンセプトといいサイズといい、容易に想像がつくところです。モンキーの対抗車種はさらにひと回り小さいポッケが担っているものと思われます。ただ、ヤマハらしくエンジンは2サイクルです。

web上から拾ってきました。
当時のカタログの表紙。

 我が家へやってきたフォーゲルは、およそ10年の間乗られることもなく、半分雨ざらしの状態で放置されていたため、どう見ても「バイクのような形をした鉄くず」状態でした。このまま朽ち果てさせるのは少々忍びないため、直して乗ることに。
 しかし、ガソリンタンクは錆びて穴が開き(その穴から漏れ出たガソリンで左サイドカバーが溶けてました)、キャブのフロートチャンバーも穴が開き、タイヤはもとよりホイールも腐りかけという、鉄くずを果たして再生できるのでしょうか。もっとも、実際の作業はいつものバイク屋へお願いしたわけで、私は直るまでの時間とその後に発生するお金を負担するだけなんですけどね。

 2005年の9月も終わろうとする頃、ようやく仕上がってきましたよ、フォーゲル。その詳細はネタコーナーでじっくりと。

 このフォーゲル、我が家ではどのような使われ方をすることになるのでしょうか。

 私の通勤車です。
 勤務先まで往復約80kmあるんですが、毎月いただいている通勤手当の額ではガソリンを1日あたり7リットル使うと赤字になってしまいます。車の償却費はおろか、タイヤ代すら残りません。燃料代節約のため、GAGでしばらく通ってみたんですが、4st50ccでは時間ばかりかかることと(なにしろ坂道だらけ)、ポジションがきつすぎて会社に着く頃にはその日の体力を使い果たしてしまって仕事にならない(帰りもあるし)ことがあって、諦めました。んで、消去法的に残った通勤車が軽トラ。この軽トラについてもいずれネタとしてコーナーを作ろうかと思っていますが、4MTなんですよ。それでも満タンで5往復してくれないと元すら取れないほど厳しいです。
 そんなわけで、雪が積もってバイクで走れなくなるまでの間は、フォーゲルで通うことに。2stなら十三墓峠のきつい上りもGAGよりはストレスなく駆けるはず。通勤手当の計算上、再生のための修理代を半年で取り戻せるはず。国道41号の朝の渋滞も関係なくすり抜けできるはず。・・・いくつもの「はず」という淡い期待とともにフォーゲルでの通勤ライフが始まるのでした。






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