やっぱ2ストでしょ!
フォーゲル(QB50)



こんなところから漏れていました。

初稿:2007.1.23(作業日:2006.9.10〜9.18)

私、まったくの「ど素人」なので、用語の使い方とかパーツの名前とか間違って使っている可能性があります。ウソは書いていないつもりですけど、書いてあることを鵜呑みにしないでください。



 キャブを交換する前は原因不明の燃料漏れに悩まされていて、燃料コックをオフにすれば止まることから、キャブの下半身(?)に問題があるのではないか、ということは以前書きました。キャブを新品にした後も、やらないよりはいいだろう、と思い、エンジン停止時は燃料コックをオフにすることは心がけています。
 しかし、ある日突然それでも燃料が漏れてくるようになりました。

一晩でこんな感じに漏れる

 ポッケタンクの時にも似たようなことが起きていまして、その時はタンクと燃料コックの取り付け部分から漏れているのが判りましたので、水道管やエアツールなどに使うシールテープで漏れを止めました。ところがこのシールテープ、当然のように耐油性には乏しいため、ほんの数ヶ月で溶けてしまいました。
 そこで今回は、同じ箇所に耐油性(特に耐ガソリン性)の高い液体ガスケットを使ってみることに。
 まずは燃料コックを取り外します。
わずか4ヶ月でこのゴミの量
何故こんなところに虫が?

 さび取り後、流し切れていなかった細かいさびが結構フィルターに引っかかっていました。ここは定期的に掃除したほうがよさそうですね。ついでにコック下の水が溜まるはずの場所も点検。何故か虫が一匹。どうやって入り込んだんでしょうか。ちょっと謎。
 タンク側のネジ部分に液体ガスケットを盛り付けて待つこと数分。表面が適度に硬くなったところで燃料コックを装着。これで漏れてこなくなるはず。
 (※私の液体ガスケットの使い方は正しくない可能性があります。)

今回使用した液体ガスケット。
ガソリンに触れる箇所には必ず耐ガソリン性のあるものに。
こんな感じで盛り付けて。
装着完了。
なんとなく曲がっているような気がするんですけど、
気が付かなかったことにしましょう。

 燃料タンクを元に戻してガソリンを入れてみたら・・・
 まだ漏れてきます。困りました。
 再度燃料コックを外して、よくよく見てみると、燃料コック側のネジの底にあるガスケットがちぎれていました。なんてこった。
 このガスケット、キャブのフロートチャンバー部などと同様に紙でできています。紙ならガソリンに溶けませんもんね。でも、取り付け時にねじる方向に力が加わりますから、ちぎれても無理はない。っていうか、私の取り付け方法がまずくて、破損した可能性の方が高いんですけどね。
 しかし、このガスケットだけ部品で出るとも思えず、何か代わりに使えそうなものがないかホームセンターへ行ってみました。・・・ありましたよ。水栓用のゴム製パッキンなんですけど、サイズがぴったり。水道用ですから、シールテープ同様耐油性には乏しいのでしょうが、無いよりはまし。耐久性のテストも兼ねて使ってみることにしました。

右:ぼろぼろになったガスケット
左:今回使用したゴム製パッキン

 見事に漏れが止まりました。とりあえずこの原稿を書いている日現在も漏れていません。これなら定期的にこのゴムパッキンを取り替える方法で良さそうです。


Web!keの該当ページデイトナガレージ/耐ガソリン液状ガスケットモトシール1





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