- 2月11日
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結果的に無為に過ぎた一日。夜半過ぎから急に生産性が向上したが、夜半過ぎからでは間に合わないのだった。敗因は参考資料にと思って使わない本を読んでいたことだな。
面白かったんで個人的には問題ないけど。
- 2月12日
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某ガンダムのCGI戦闘ゲームはレベル上限に達し、さすがにやることがなくなったので一年戦争から0083に移行。ユニットもキャラもあまりにレパートリーが少ないんでいまいち。GP02にアトミックバズーカを積むとGP02Aになってアトミックバズーカが無くなるのはちょっとだけ笑ったが、ちょっとだけだなあ。
SFM考課表の詳細発表は間に合わず。概ね今まで書いてきた通りなんでそう思っておいて下さい。
細木さんの指摘を受け、電話はなぜ「架ける」のかについて考察する。どうやら2点間を結ぶことを「架ける」というらしいと結論付けたが、「数字を掛ける」「鍵をかける」「布団を掛ける」「電子レンジにかける」などと考え出したらわけがわからなくなったので放棄することに。語源の世界は奥が深い。
- 2月13日
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すっかり買い逃していた週刊ベースボールマガジン選手名鑑号を中心に雑誌を買い込む。今回の名鑑号、背番号特集というすばらしい記事があって例年に無くお買い得。各番号毎の最も長くその番号を付けた選手リストなんて、それだけでムックを買ってもいいほど。リニューアルしてから疎遠になっていたけど見直したよ、週ベ。
- 2月14日
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バレンタインデーなので厚生棟の食事におまけがついてきた。しかしチョコレートムースはわからんでもないが、みかんというのは何か。思わず「聖ヴァレンタインの出生地、中部イタリアでは、この日に聖人を記念して特産のオレンジを食べる風習があり、これはそれにちなんだものである。食べ方は、心の中で聖人への感謝の祈りを唱えながらヴァチカンの方を向き、食べ終わるまで一言も喋らずまるかぶり……」という話をでっちあげてしまったよ。久々なんで出来はさんざん。思ったよりみな信じたのが意外。
その勢いをかって、バン・アレン帯との関係や、ヴァレンタイン少佐の功績など、バレンタインデーにまつわるさまざまな知識を披露し、薀蓄屋として満足できる一時を過ごす。ぜんぶ嘘っぱちというあたり実に満足。
で。同僚から義理チョコの配布を受けた。0よりは増えてるから進歩っちゃー進歩か。
採点基準に対するもう一つの指標。
なんとなく +3:凄い +2:巧い +1:悪くない 0:感想なし -1:退屈 -2;下手 -3:酷い です。±2は理性で、±3は感情でつけている感じかな。
考課表の面白みを保つという立場からだと、わざと派手目につけてもらうほうが嬉しいかも。
- 2月15日
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突然、近所のパソコンショップが無くなることが判明。どうにも不景気という奴は深刻らしい。しかし、この店がなくなるとOAサプライを手に入れるのが本当に不便になるのだが。どこか出店してくれないものか。
- 2月16日
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気がつくとトムとジェリーだった。というわけで起きてからずっとトムとジェリークラシックマラソンを見続ける。50年代までのトムとジェリー一挙6時間放映という快挙。テレビ放映版ではないため、声と翻訳には違和感があったがそれでも半日至福の時を過ごすことができた。連続して見ると、いかに同じネタを多用しているかがよくわかるのだが、それでも面白い。うむ、ギャグの真髄は間だね。
ちょっと残念なのは、時々目を離していたのが悪かったのか僕が最も好きな数話を見ることが出来なかったこと。冷蔵庫のスケートも、ネズミとり機も見たかったのだが。
午後4時からの再放送も見続けようかと思いかけたが、きりが無いので立ち上がり高田馬場へ。今日の例会参加者は、堺三保、林、柳下毅一郎、高橋良平、添野知生、宮崎恵彦、大森望、塩澤快浩(多分登場順、敬称略)。主な話題は、Webページ開設、DVD地獄、連載オーディオコメンタリー、バーホーベン、空気の読めない人、SFが読みたい2002、結語あてクイズ、本当に迷惑なのは、指輪物語、WXIII、自分のことは棚に上げる、お父さんは大変、五輪の陰謀、冬期は燃えない、荒らしは無視の方向で、ガラティア2.2、クローン捜査官、グリーン・マーズ、ダイヤモンド・エイジ、叢書名、最近の映画など。夕食の席で、『グリーン・マーズ』の是非をめぐって2派に分かれての論争が始まったのはまるでSFファンの例会みたいだったよ。
- 2月17日
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だらだらと雑誌を読む合間にまんがを読む。唐沢なをき『鉄鋼無敵科學大魔號改』(講談社KCDX)読了。大魔號だった。作りこみも何もかも『鉄鋼無敵科學大魔號』に劣っているのでファン以外が手に取る必要は無い。
食事に出たついでに近所のおもちゃ屋で「人形の国のアリス」を5箱ほど買う。結果は「赤の女王」「贋海亀と話すアリス」「時計を見るウサギ」「時計を見るウサギ」「時計を見るウサギ」……。連続する5箱を買って3個同じものがあるというのは、混ざってないにも程がある。
Tommy February6「Bloomin' 」のビデオクリップを見る。アリスはさすがに似合ってないと思うので再考すべきではないか。
SFM考課表、サンプル作りました。参加の意思のある方は来月上旬までに林までメールをください。Web上で意思表明をされた方も、できればメールを戴きたいと思います。投票用紙の送り先アドレスを知りたいので。
- 2月18日
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つい油断して「人形の国のアリス」をケース買い。6箱入りの中身は「帽子屋」「帽子屋」「喇叭を吹くウサギ」「チェシャ猫」「ドードーと話すアリス」「ドードーと話すアリス」。箱でダブるか。「グリフォン」と「ドードー」が欲しいだけなのに被害はいや増すばかりなのであった。
ヒラマド日記に対する回答ですが、中短篇部門で『ぬかるんでから』に触れてない理由は「夏の軍隊」(唯一の2001年度初出)よりあの10本のほうが面白いまたは意義深いと思ったからです。『銀河帝国の弘法にも筆の誤り』(4位)にも『ソドムの林檎』(10位)にも触れてないのに、15位だけ特筆するのは不自然かと。いや、書いたときには順位は知らなかったけど。
ちなみに、国内は雑誌、アンソロジーだけなのに、海外だと『タクラマカン』、『祈りの海』と作品集にも触れている理由は、僕が海外SF至上主義者だからです。
# 嘘です。単に海外は母集団が小さいのでスペースに余裕があっただけです。
- 2月19日
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細井さん向井(2/20訂正 間違えました。細井さん、向井さん失礼しました)さんの助言を受け考課表概要に追記。urlはあくまでオプションです。サイト持ちじゃないけどコメントを入れたい人への対応は検討中。
近所の書店で買い物。国内新刊はどんなに面白そうでもスルーできるのに、海外ハードカバーだと見事に捕まるのはなくなる痛みを思い知らされているからなのだろう。というわけでスワヴォーミル・ムロージェク『鰐の涙』(未知谷)など3冊を購入。『象』は面白くて『所長』はいまいちだったんだけど、これはどうだろう。
- 2月20日
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近所のコンビニがつぶれた。なんか周りのものがどんどん潰れているような。
ちょっとやらにゃならないことがあるんで、クラフト・エヴィング商會『じつは、わたくしこういうものです』(平凡社)がいかにすばらしいかについては、また後日。
ふと、思い立ったので。
右上『銀河帝国の弘法も筆の誤り』、中上<星界の紋章>、左上『ドッグファイト』&『かめくん』、右中『ΑΩ』、右下『グリーン・マーズ』、中下『ペロー・ザ・キャット全仕事』、左下 ?(タワーレコードなどで入手できるアメコミという説を聞いた)、中扉『銀河帝国の弘法も筆の誤り』。でしょう、多分。