過去の雑記 02年 5月

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5月11日
仕事に集中するため、全力で3度目のオデッサ降下作戦。飯も食わずにゲームに没頭し、腹が減って動けなくなったらジャンクフードで体力を回復するという生活は、1年半ぶりくらいか。いや、ここまでの集中は修士課程の1年目(7年前!)以来かも。なんだか、とてもダメな充実感があってまずい気が。こうなると半年くらい復活しないんだよなあ。

5月12日
仕事の合間に地上侵攻。もしくは地上侵攻の合間に仕事。だあ、なぜフライマンタがこんなにいるんだ。

いつまでも地上侵攻だけしていると帰って来れなくなりそうなので、ちょっとまんがを読んでみたりもする。

夢路行『緑野』(ぶーけコミックス)は作者初期のSF作品を集めた作品集。どうにも「ただの少女まんが」感が強く、辛い。

夢路行『夢みた春』(ぶーけコミックス)は「畑の主様」が登場する連作。そろそろ夢路行らしさが漂い始めている。悪くはないが、特に良くもない。

夢路行『日常茶飯事』(マイコミックスデラックス)は骨董屋を舞台にした日常ファンタジー。淡い幻想と穏やかな日常の同居のしかたがすばらしい。これぞ夢路行。また、同時収録の「ぼたにかる」という1p植物譚も秀逸。

5月13日
無事仕事をひとつ終え、心置きなくマドラスを攻める。フライマンタの大群をドップで狩り、61式とガンタンクの群れにザクII J型を突っ込ませていると、あっというまに時が過ぎていく。いまや心に占める悩みは、キャリフォルニアのガルマ隊に配備する潜水艦の数だけという。やはり傷心したときは巨大ゲームに限る。あ、コンスコン、何をやっているか。ガンキャノンごときに落とされてるんじゃない!

5月14日
ついにハワイ侵攻に成功。やっと史実のジオン並となった。めでたい。

このゲーム、ジオンのオデッサ降下作戦から連邦のオデッサ反抗作戦までで50ターン程度であるようだ。と、すると1ターンは約5日。新モビルスーツの開発期間が4〜7ターンということは。一月でMS1機種を開発するとは、さすがジオン脅威のメカニズム。

5月15日
縁あってUFO戦士ダイアポロンを見る。見事なまでの70年代ダメロボットアニメで感心してしまった。パターンが見事に読める脚本もあれだが、何より画が凄い。直前にやっていたZガンダムと比べると質感に決定的な差が。アニメもちゃんと進歩しているのだなあ、と思ったことだよ。あー、似たような時間にやっていたコミパや新キャプ翼が進歩しているかと問われると返答に困るが。

ガッチャマンも少し見た。ギャラクターのサイボーグが、ジョーに組織の秘密を教えようとしてベルクカッツェに破壊されてしまった場面。「もっと早く秘密を教えてくれていれば」と悔やむジョーも大概ひどいが、「しょせん、サイボーグであることから逃れられないのさ」と突き放すケンの冷淡さはどうか。お前は正義感という設定だったんじゃないのか。
# いや暴走するジョーを止める役だからこんなもんなのか。

5月16日
今日も今日とて地球圏の征服を目指していると、連邦軍がなまいきにもソロモンにせめてきた。たかがジムとボールしか配備できてないくせに何をやってやがる、と虎の子のザクR2を投入して防衛戦をしていると一条の光が。こ、これは、ソーラ・システム!どうやら、これはただの侵攻ではなく、ソロモン攻略戦だったらしい。……こっちは、まだビグロも配備できてないというのに。せめてビグザムが配備されるまで侵攻を待つのが美学ってもんだろうが。 < 自分のゲーム展開の遅さのせいでは

直視したくないことも、一応直視しておこう。われらが横浜は、ついに10連敗で借金20。このままだと28勝108敗4分となり、最多敗記録を更新するペースだったりする。シーズンに入る前はもう少し何とかなるかと思っていたんだが。まあ、いまさら、ペナントはどうでもいいから、せめて千葉ロッテよりは上に行って欲しいものである。なに、まだ3.5ゲームだ。

5月17日
ちゃんと本を読むだけの気力を欠いていたので、ぱらぱらと<異形コレクション>『恐怖症』を拾い読み。倉阪鬼一郎「布」が実に惜しい。「恐怖」という文字、特に「怖」という字がいかに怖いかを語る前半の論理は実にすばらしいのだが、それが後半で物語りに堕してしまう。ここは虚構を交えてでも字としての「恐怖」の恐怖に拘って欲しかった。

そんなこんなのうちにギレンはジャブロー攻略戦の直前まで。手違いがなければあと数ターンでゲームが終わるという状況で、ゲルググも完成していないというのはちょっと悲しい。

5月18日
久しぶりに大熊君、小菅君、蔭山さんと映画を見る。見たのは「パニックルーム」。無意味に凝ったカメラワークが楽しい、コミカル・サスペンス。いや劇場内で笑っていたのはわれわれだけだったのでコミカルは嘘かもしれない。娘役の子がたいへんかわいくて良かったことだよ。

解散後、堺邸におじゃまする。不要なゲームを引き取る約束だったのである。予想より大量のゲームに驚きつつも、なんとか1/5ほどで勘弁してもらうことにして、後は本棚を拝見したり。気取りはないが他はなんでもある本棚に人柄を見たり見なかったりしたような気がしなくもない。

5月19日
ギレンの野望のつづき。とりあえず様子を見ようと、戦闘をオートモードにして適当にプレイしていたら、ついジャブローを落としてしまった。それなりの感慨はあるものの、いまひとつあっけない結果にちょいと拍子抜け。最期の戦いはちゃんと自分の手で動かすべきだったか。通してプレイしてみての感想は、悪くない、といったところ。ただ政略・戦略級の外見でありながら、ゲーム上一番悩むのが戦術級の部分というのはちょっとコンセプトに問題あり。ジオン軍でプレイしていると宇宙戦が少ないというのも問題点。ジオン後半の開発機種がほとんど宇宙用なのに、ろくに活躍の場がなく悲しかった。一応、ラス前に宇宙戦がしばらく続くのだが防衛戦ばかりでいまひとつ燃えないのである。06R2くらいしか使えないし。もうちょっと開発ペースが速くてもいいのではと思ったことである。< それはプレイスタイルの問題では

5月20日
ギレンのつづきをふらふらと。最後にセーブした時点に戻り、ひたすら新機種開発だけを行う。退屈なルーチンワークを地道にこなして、ジオング系の最終形態まで開発終了。さらに、一度途中まで戻ってギャン系を一通り開発。ああ、この無為な時間。和む。

久しぶりに整骨院に寄ってマッサージをしてもらう。「いやあ、ひどい」「これは痛いでしょ」「こりゃ毎日通わなきゃ」「五〇肩になりますよ」「腰もひどいなあ、これは」などなど。そうまで脅さなくても、状態が悪いことは本人が一番よくわかっている。

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