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環境に優しい風力発電が、近頃、環境に与える影響が懸念され関心が高まってきています。その一つが風車への野鳥の衝突で、バードストライク問題です。環境に優しいはずの風車が野鳥への凶器になってしまうことは大変悲しいことです。
地球温暖化対策は近頃の異常な気象現象から「待ったなし」の状況であることは多くの人が認めるところだと思います。再生可能エネルギーへの転換はその重要な対策の一つであり、風力エネルギーはその代表的なエネルギーです。
風力エネルギーの健全な発達を目指し、風力発電と野鳥との共生を望んでやみません。
風力発電と環境との調和
風力エネルギーは再生可能エネルギーの一つです。
風力発電は化石燃料に代わる再生可能エネルギーで、「環境に優しい」とされ積極的な導入が進められてきましたが、近年、環境に対する負荷を与えるという側面がクローズアップされています。風力発電所の設置や運用に伴って生じる恐れのある環境影響項目は以下のとおりです。
1. 騒音
風車の回転に伴いローターブレード先端の風切り音や風力発電機の運転に伴う機械音による騒音のレベルによって、影響が出る恐れがあります。
2.電波障害
風車はビルなどと異なり電波飛来方向に対する投影面積が小さいため電波障害を起こしにくいですが、風車の規模や設置基数が大きくなると影響が出る恐れがあります。
3.景観
風車の種類や設置や配置などにより、周辺景観等との調和を図ることが出来ない恐れがあります。
4.生態系
風車の設置時の設置場所や工事用道路等に関して動植物に影響を与える恐れがあります。また、設置後、野鳥が風車ブレードに衝突する「バードストライク」の問題が発生する恐れがあります。
これらの環境影響項目について、風力発電建設・運用に関して環境影響評価に関する法的な規制はないものの、環境影響評価法に準拠し、事業におけるより良い環境配慮のあり方について、事業者と地域住民もしくは広く国民(学識経験者を含む)との間で、情報交流を通じて合意形成を図っていくことが重要です。しかし、関係する多くの主体間での合意形成は、価値観の相違や事業の効果・重要性といった環境側面以外での判断なども入りますので、一つの解に収斂させるには多大な努力が必要です。
参考、
「風車の自然との触れ合い分野の環境影響評価技術(III) 環境保全措置・評価・事後調査の進め方について(平成13年9月、環境省)
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