バズ・ライトイヤーのアストロブラスター

アストロブラスター(バズ・ライトイヤーのアストロブラスター)、私がよく行くアトラクションのひとつである。アストロブラスターは、一言で言えばシューティングゲームである。ゆっくり動くクルーザー、XP-38に乗って装備されている光線銃でターゲットを狙って撃つ。ターゲットは難易度に応じて点数があり、より高い点数のターゲットをより多く撃てば点数が高くなる。
シューティングではあるが、悪の帝王ザーグに奪われたバッテリを奪還する、というミッションが定められている。といっても参加者がバッテリを取り返す必要はなく、ただひたすら撃つだけである。

ここでクルーザーの定員について書いておく。XP-38は3人乗りである。が、光線銃は2つしかない。もし3人で乗ったなら、一人は何もすることがない状態? となってしまう。交代するにしても誰か一人は撃てないわけで、これは寂しいと思う。なので、これは2人以下で乗ることをお勧めしたい。奇数のグループだと一人、単独で乗ることになるが、それでも3人乗りよりはよさそうな気がする。次も奇数グループだったら相乗り? 見たことはないが・・・。
とはいえ、小さな子供がいると3人乗りになってしまうかな? これは仕方ないだろう。

同じシューティングゲームというとトイ・ストーリー・マニアだろう。これは3Dのスクリーンに向かって撃つのに対し、アストロブラスターは物理的に光線銃を向けて撃つわけで、アナログ的である。トイ・ストーリー・マニアの銃は固定されている(向きだけ変える)が、アストロブラスターは手に持って撃つ。それだけ自由に撃てるわけでトイ・ストーリー・マニアにはない面白さもある。ターゲットも物理的に動いているものもあるし、ターゲットに当てると動き出すものもある。スクリーンの制約がないだけに動きが大きかったりする。
ゲームの内容をもう少し詳しく説明する。ターゲットはあちこちに散在している。これを探して銃を向けて撃つ。当たるとターゲットが光り当たったことが分かる。ターゲットは100点、1000点、5000点、10000点の4種類がある。この違いは形と色である。乗り場直前の右の壁に絵があるので見ておこう。もちろん高い点のターゲットほど遠くにあったり動いていたりと、当てにくい。
では、ゲーム終了時の得点、どのくらいになるか? 実はそう簡単に高得点は出せない。大人でだいたい1万点、子供だと5千点程度までが多い。つまり大して当たっていない(失礼)のである。特に高得点のターゲットはなかなか当たらない。その点、トイ・ストーリー・マニアはターゲットが密集しているからか、もうちょっと当たりやすい気もする。
点数を上げるコツは、銃から赤い光点が出ているのでこれをターゲットの黒い部分に合わせて引き金を引くことである。が、簡単に合わせられるわけでもない。クルーザーは動いているのでゆっくり狙っていると離れていってしまうし、照準も動きに合わせて変えなくてはならない。玩具等の銃を持ったことのない人では難しいと思う。そして、他の人も狙うと光点が2つ3つ重なってどれが自分の銃のものか分からなくなってしまう。光点は点滅しているので更に狙いにくい
ということで、数千点程度というのもなんとなく分かる。ちなみに私は初回で3万点である。玩具的な銃は結構撃ったことがあるし、東京ディズニーランドでは、シューティングギャラリーで何度も撃っている。では点数を上げるには・・・? 長くなるので「バズライトイヤーのアストロブラスター 高得点への道」を参照して欲しい。
もっとも、点数にこだわりすぎることなくいろいろと動く世界を見ているのも面白いかもしれない。ちょっと違うスモールワールド? イメージは全く違うのだが、そんな気がしてくる。点数を狙っているとターゲットしか目に入らなくなるけど・・・。
参考までに高得点の人はどのくらいなのだろうか? 常連ではない、ちょっと慣れた人なら数万点、10万点くらいだろう。それ以上、たとえば30万点程度以上となると常連さんになってくる。それ以上となると限られる。でも、いつ見ても満点(999999点)を出している人もいる。私の実力は? 70万点(2018年6月時点)程度だろうか? とはいえ、銃の当たり外れもあるので、30万点しか出せないこともある。でもだいたい60万点以上で80万くらいのことも少なくないのでこのくらいかな、と思う。私以上の常連さんは結構いると思う。

さて、アストロブラスターには隠し20万点ターゲットの噂が常にちらついている。これに関してはWebでいろいろと出ているが内容が殆ど同じである。誰かの記事がコピーされてあつこちに出てくるような感じである。その信憑性は? 残念ながら古い情報なのか、少なくとも私には確認できなかった。つまり隠し20万点のターゲットは確認できていない。但し、隠しターゲットはある。これについては、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター 隠しターゲット」を参照してほしい。

さて、クルーザーXP-38は360度自由に回転させられる。だから後ろに向けることも可能だし、ロジャーラビットのカートゥーンスピンみたいにくるくる回して遊ぶことも可能である。実際にやっているのを見たこともある。目の前のクルーザーが真後ろを向くとお見合い状態になるわけだけど・・・。と書きながら、私も後ろ向きにしている。その方が打ちやすい、というより後ろ向きにしないと撃てない高得点ターゲットがいくつかあるからである。ただ、真後ろにすると撃てないので斜めになる。

アストロブラスター、点数はクルーザーXP-38にしか表示されない。仲間で競うにも隣の席の点が見えるほかは自己申告になってしまう。だから? スマホ等で写しているのも見かける。トイ・ストーリー・マニアみたいに前後数人分、他のクルーザーの点数も見える形で表示されないのが残念で、これがあるとグループにもっと人気が出そうな気もする。
点数の他、ランクがL-1からL-7まで会わせて表示される。L-7は999999点、道はものすごく遠い。まさに“無限のかなた”である。

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