爪先上がりの小路
爪先上がりの小路とは、サカロジーで紹介されている名称である。泉鏡花の小説、照葉狂言の一文にかかれているそうだ。
坂は、枯木橋坂の隣に並んでいる。枯木橋坂同様、坂の途中に橋がある。石の欄干には新橋、と書かれている。これも見落としてしまいそうな橋である。
枯木橋坂に対してこちらは裏道であり、道路の幅も狭い。その分、細長く坂道らい雰囲気となる。表通りの交差点近くに出るため、車の量は少なく、ひっそりとしている。が、歩行者の道、というわけでもない。裏通りらしい坂道である。
坂ノ下から写す。それほど急な坂ではない。
撮影: 2009.2.1