多摩モノレール全線開業

沿線点描

2週間後。今度は銀塩写真でモノレールの姿を撮ることにした。延伸区間でも景色の変化に富む多摩センター〜高幡不動を中心に歩き回ってみた。

多摩センターから乗車。一日乗車券を購入した。結局前回は1往復もしていないので、今回はその分もモトを取らなければ。


すれ違い

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モノレールのダイヤは、特に土・休日はほぼ終日にわたって完全なパターンダイヤになっている。すれ違う場所も基本的に同じになるわけで、そのひとつ、多摩センター側から最初の場所は松が谷駅のはずれに位置する。

駅前の道路にかかる歩道橋から行き交う2編成が撮れるし、電車に接触しないよう注意して、ホームから「並び」を撮るこも高い確率で可能。

(松が谷-大塚・帝京大学)

富士山

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大塚・帝京大学駅の前後で、丹沢と富士山が車窓に望める。駅から少し上ったところの小高い丘の中腹で撮影。

万願寺〜柴崎体育館の間でも富士山が見える。こちらは周りも開けており、モノレール以上に高い建物も少ないのでさらに眺望が良い。夕方、立川北ゆきの臨時電車でこの区間を通ったら、ちょうど日没の時間で、車内の視線が左側に釘付けになった。


地上駅

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中央大学・明星大学駅は、モノレールとしては珍しい地上駅。駅はその名の通り、両学キャンパスのちょうどまん中を通っている。北側には多摩モノレール唯一のトンネルがある。

中央大学側のデッキからモノレールを見おろし、急勾配を上ってくる電車を撮る。上からの写真が容易に撮れるのはここだけのようだ。

駅構内では、ホームに通じる階段の途中から、トンネルを出てきた電車を捉えた。ガラス越しだが陽はまず当たらないので問題ない。

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動物園

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トンネルを抜けると多摩動物公園。構内には運転台のモックアップが設置されている。行先表示は「多摩テック」。もちろんそこまで電車は行きはしないが、ここはその遊園地「多摩テック」の最寄り駅でもある。