ごみにまみれて '98/03

Last update: 98/03/30

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●読売新聞の編集手帳 (98/03/29)

 いきなり夜に親から電話がかかってきました。読売新聞の1面におまえの名前がでているよ、とのこと。興奮しているので、そんなに悪いことをしてしまったのかと心配になりましたが、どうも話を聞いていると、以前グローバルネットに投稿した内容が1面の編集手記に引用されているということらしいです。こりゃ大変だということで、急いでコンビニに行き、読売新聞を買ってきました。

 今までは、環境関係の奇抜な企画で載せられたことばかりだったので、一応研究関係でこうして載せてもらえると、わかってくれる人がいたんだといった感じで、非常にうれしかったです。

 ただ、結局この記事を読んでくれた人は、親と、研究室の助手の先生だけだったんですかね。あとは全然電話もかかってきませんでした(^^)。もうすこしみんな喜んでくれてもいいのに・・・(^^;)。読売新聞がそれほど読まれていないことはないと思うのですがね。


●プリンスホテルで自転車発電 (98/03/28)

 山川さんの結婚式披露宴が宝ヶ池のプリンスホテル(国際会議場の隣)で行われました。山川さんからぜひとも自転車発電をやってくれと頼まれていたので、山川さんの好きなカラオケのシステムを作り、山川さんに自転車をこいでもらいながら歌ってもらおうという企画を行いました。

 本当にホテルの中に汚い自転車を持ち込んでもいいのかなと心配だったのですが、荷物搬入口のおじさんは、親切に案内してくれました。ふかふかの絨毯のなかを、恐縮しながらセッティングをしましたが、披露宴という場所もあり、失敗したらしゃれにならないので念入りに調整していました。いままで何度が自転車発電をやってきて、信頼性はあるのでしょうが、今回ほど緊張したことはありませんでした。

 披露宴はさすが山川さんだけあって、踊りあり笑いありのにぎやかなものでした。食事も結構環境に気を使ってくれて、無農薬のサラダなどを用意してくれているようです。同じテーブルには、京大の植田先生や、阪大の森住先生、名古屋大学の広瀬先生なども招かれており、ごみ関係の話で盛り上がってしまいました。

 その盛り上がりの最後に、自転車発電の企画がありました。カラオケとしては、「てんとうむしのサンバ」を用意してあり、適当に2人でデュエットして、2人でキスをして勝手に盛り上がってください、というものでした。山川さんはちょっと調子がよくないらしく1番だけで勘弁してくれという話だったのですが、始めてみるとみんなの注目があつまってしまい、やめるにやめられない状態のなかで3番まで通してこいでもらいました。最後の方は息がきれていた様子でした。終わってみるとアンコールの嵐で、結局飛び入りで自転車をこいでもらって、「てんとうむしのサンバ」を2回歌ってもらうことになりました。

 みんなこんなに乗りがいいとは思いませんでした。感想ですが、ほかの人の結婚式でもこれは使えるな、と思ったのが半分と、自分の結婚式の時が怖いなという気持ちが半分です。


●建築系のひとびと (98/03/24)

 京大で研究や環境活動でずっとおせわになり、今は京都府立大学の助手になっている山川さんが、今度結婚することになりました。府立大学の建築関係の人たちが中心になって、独身最後のパーティー(結婚前のお祝い)をしようという企画があり、参加してきました。

 さすが顔が広い山川さんといった感じで、踊り好きな元気な連中が50人以上も集まってしまいました。場所も祇園で、中で70年代サウンドのライブがあるようなすごいところでした。結局そのあとも午前5時までカラオケでした。さすがに山川さんも疲れていたようですが・・・。

 CASAで家庭部門の二酸化炭素削減について調べていると、どうしても家の断熱が重要になってくることもあって、いろいろ話を聞いて回っていました。しかし建築関係も実験は大変みたいですね。

 今年大学院を卒業して設計事務所につとめるというUさんという女の子と話をしていたのですが、なかなか体を張った実験をしているらしいです。部屋が快適かどうかについては主観的な判断が入ってしまうこともあり、いろいろ体温を測定したりすることも行われているようです。で、特に人体からの代謝をはかるのに直腸の温度をよく測定するのだそうです。「お尻の穴から温度計を差し込んでいて、ケーブルがずっとコンピュータにつながっている状態で、何時間か実験室にこもっていることになる。しっぽが生えているみたい」(Uさん談)、らしいです。「私は平気だったけれど、男の人って尊厳をふみにじられたようでショックを受けるみたいだね」とも語っていました。外見は普通の女の子です。

 こりゃ、うちらも真剣に体を張った実験をしなくちゃいかんのですかね。ダイオキシンとか・・・いやだなあ。


●大阪パルコープの環境家計簿 (98/03/19)

 大阪パルコープでは、今年の冬にモニターを募って、環境家計簿に挑戦していました。CASAともつながりが深いらしく、どうしたら組合員に呼びかけがうまくできるのか、今後こうした調査をどう続けていったらいいのかについて相談を持ちかけられましたので、大阪まで出かけてきました。

 今のところ、耳にしているので、大阪の消費者団体連合会が夏に一斉に調査した物と、環境庁が東京の練馬区(だったかうろおぼえ)で調査した事例がある程度で、まだまだ系統だった取り組みはなされておらず、 結構注目されているようです。自分の研究に結びつける意味でも、ちょっと重点的に意識調査をしたら結構面白い結果になるかもしれないなあ、という気持ちで話を聞きにいきました。

 いやあ、しかし、さすが大阪だけあって、話のテンポに圧倒されました。何かアドバイスをしたほうがいいのかなと思っていたのですが、花村さんと松下さんが二人でいろいろ実際取り組んだ様子などを話をして、話を挟むタイミングを逸してしまいました(^^;)。大阪で何か取り組みをするとなると、このくらい積極的にアピールをしないといけないのかなと心配になります。ただ、非常に楽しく、でもまじめにやっている人たちで、これならちょっと難しいと思われている環境家計簿に一石を投じられるかなと期待しています。

 結局集計をひきうけちゃいました。


●ダイオキシン (98/03/11)

 以前書いていたのですが、焼却炉からのダイオキシンが、特定の機種から多く発生するという話が朝日新聞の一面に載せられていましたね。まさか1面に載るとは思ってもみませんでした。 流動床式で、准連続焼却(夜になると止めるタイプ)で、炉頂冷却式、EP式というものが重なると、どうも平均より10倍以上もダイオキシンがたくさん放出されることになりそうです。

 うちが以前すんでいた、伊豆の田方平野の某焼却施設もまさにこの組み合わせに合致していて、ダイオキシン濃度ランキングのかなり上位に名前を連ねていました。

 京都にいるとなかなか世の中の動きがのんびり見えてくるのですが、こんな記事が出たら、東京の官庁関係などは大変な騒ぎなんでしょうね。


●PentiumMMX 166MHz (98/03/10)

 東京のおみやげは、マザーボードと、CPUと、メモリと、LANボードでした。研究室にある386のIBM互換機を最新型にしちゃおうという計画です。研究室にはほかにもいくつかパソコンがあるのですが、コンパック製でかなりくせのあるものばかりで、一番拡張性に富んでいたのが、5年近くもほこりをかぶっていただけのこのマシンでした。古いので心配していたのですが、チェックしてみると、れっきとした正統派のAT互換機で、ケーブルや電源などもしっかりしたものでした。

 マニュアルも英語で、昔なら躊躇してしまうのでしょうが、組立の本などもあちこちに出回っており、プラモデルの乗りでしょうね。部品さえ揃えばあとは、ドライバー片手に組み立てて行くだけです。ペンティアムなど、手で触ってしまっていいのかと心配になるのですが、金属のものにこまめにさわるなどしていたら、まったく問題はないですね。非常にあっさりと組上がってしまいました。

 CDROMが付いていないので、共用のSCSIボードをさして、共用のCDROMを繋ぐのですが、ドライバーの設定などあらかじめ用意しておいたため、トラブルなくすすめることができました。驚いたのは、LANボードをさしたとき。プラグアンドプレイについてはまったく信用していなかったのですが、さしてそのまま認識して、いきなり研究室のサーバーに繋がったときには驚いてしまいました。

 結局マザーボードと、IO関係のボード、ハードディスクなどが無駄になってしまったのですが、それだけで研究室内最速のマシンに生まれ変わってしまうというのはなかなか衝撃的でした。費用はわずか4万5000円。助手の人も、自宅のマシンが遅くなったので買い替えようかと話をしていたところだったので、これを見て自分も改造する気になったようです。

 なかなか陳腐化のはげしいWindowsマシンですが、これだけは賞賛に値するものですね。寿命がこれで5年は伸びたでしょう。


●廃棄物情報研究会&子供向けソフト (98/03/09)

 酒を飲まずに東京の事務所に泊まるのは久しぶりでした。いやあ寒かった。

 日本の廃棄物の情報があちこちに散乱していて、統一性がなく、政策的に用いるのが難しいというので、うちの助教授が呼びかけて廃棄物情報研究会というのができたのが一昨年。昨秋には廃棄物情報をまとめた本も発行して、さてこれからどう発展させていこうかといった流れの中での今回の研究会です。私に与えられた宿題が、「日本のマテリアルフローについて」「家電製品のフローについて」「鉛・カドミウムのフローについて」まとめてこいということで、研究室にある資料をあさって30ページほどのレジュメを必死になって作りました。まとめてみての感想ですが、元データが限られているので、結果自体が似通ってしまっている(画期的な進展が少ない)ことと、そもそも報告されている事例が少ないですね。ちょっと調べれば分かる程度の情報以上はなかなか踏み込めていないようです。

 終わった後、酒井助教授と今後の話をしました。とりあえず論文を書けと(^^;)。今までやってきた論文にならないようなことが山ほどあるのですが、それをまとめて作っていこうじゃないかということで話がまとまりました。研究生活6年目にしてようやく出口を見つけられそうです。必死ではげまされ(情けないですが)、ようやく不思議と書けそうな気になってきました。

 終わってから秋葉原でお買い物をして(この話は明日に続く)、事務所に帰ってきました。前回の子供向けのソフト作りの話の2回目の会議で、いろいろみんなで持ち寄ろうということになっています。私のほうからは、前回出ていたゲームウォッチレベルの「分別ゲーム」と、生き残りゲームの簡単な物を作成して持っていきました。ちっちゃな遊べるゲームならいろいろと作っていくことができそうですね。ほんとに環境の問題を認識してもらえるかは別ですが、結構インパクトあるものなので、これをきっかけに子供たちに考えてもらうということは十分可能かも知れません。Visual C++で作成したのですが、これはやっぱりゲーム向きではないですね。タイマーや、キー入力など、取り扱いするために非常に苦労しました。一度作ってしまえば、応用は利くのがVCのいいところなのですが、さすがに先が思いやられるので、今度からはVBで作りたいと思います。夏頃までには簡単なフリーのソフトがいくつかできあがるでしょう。

 東京の最後は、お約束の飲み屋です。東京の西口っていい赤提灯があるんですね。


●再び東京へ (98/03/08)

 明日、廃棄物情報研究会があるので、せっかくだというので東京に来ました。しかし、事務所に来ても、名古屋でエコリーグの全国運営会議が開かれているということで、みな出払っており、誰にも会わず寂しい一日でした。事務所の番をしていたのですが、日曜日はさすがに問い合わせもないですね。

 昨秋に結婚をした中学の同級生に会いにでかけてきました。相手の人は、ダイオキシンで有名な(?)埼玉の所沢の中学で社会科を教えているそうです。環境教育の話にもなりましたが、大きな学校ではクラスごとに足並みを揃えることを最優先に考えてしまうので、外に出たり、違った取り組みをすることがなかなかできないそうです。ちょっと外へ出て授業をしたりすることは環境教育の基本なんですけれど、そんなことをすると、子供の間で噂になって(これは楽しかった、ずるいという前向きな話らしいですけれど)、なぜうちのクラスではやらないのかと先生に圧力がかかって、時には親が口出しをしてきて収拾がつかなくなるそうです。

 結局、稲梓中学(下田)はよかったなという話で盛り上がったのですが、確かに農作業をしたり、正月前には地元のおじいさん・おばあさんたちを呼んで、男子はお飾り作り、女子はおせち作りと交流もあったし、遠足は塩むすびだけの天城縦走(踊り子が通った道を40kmほど歩く)ものだし、農作業クラブなどがあって山によく入ったし・・・・。考えてみたら面白いことばかりでした。田舎で、ずっと1クラスだったからできたんでしょうね。

 同級生で、地元で教師をしているやつもいるのですが、やはり自分勝手にはなかなかできないと嘆いていました。とにかく忙しいと。子供に接する商売しているのなら、子供にならって、子供のペースでやったらいいんでしょうけれどもね。


●CASAの集まり (98/03/07)

 COP3も終わってだらけてしまいがちの研究会ですが、世の中はちゃんと動いているようで、気を抜いてはいけないようです。省エネルギー法の改正が迫っており、それに対して市民が意見を出せるようになっているようです。そこで、緊急にCASAの研究会としても、骨子をまとめて出そうということになっています。やってほしいことはたくさんあるのですが、それ以上に法律がたくさんあってどうもやりきれないと言ったのが正直な感想です。環境庁あたりがちゃんとまとめてくれたら嬉しいのですが。

 前回行った、暖房調査も報告してきました。レポートの内容をWWWにも載せておきましたので、また見てください。またCASAのホームページでも、昨年作った報告書の概要版(買ったら1000円するやつ)を掲載しているそうです。本はかもがわブックレットから出す予定なのですが、まだ全然書けていませんね。4月末までには草稿を書くといっているのですが、はやく本腰を入れないと・・・・。ご期待ください。


●アイドリングストップ (98/03/04)

 本当は、3月1日の話なんですけれども、アイドリングストップしているバスに始めて乗りました。律儀な運転手で、ちゃんと信号ごとにエンジンを止めるんですよね。よくアイドリングストップをしようという話は聞いていましたが、乗ってみるとかなりインパクトありますね。

 停まっているときのあの静寂はなかなか奇妙なものです。ちょっと居心地悪ささえ感じてしまうのですが、それだけ慣れていないということなんでしょうね。やればできるんだと感心してしまいました。京都市バスのお話です。


●下田へ帰省2日目 (98/03/03)

 今日は海岸巡りです。本当は貝を捕りにでかけたのですが、甥や姪がいっしょなので、どうしても海遊びになってしまいました(^^;)。田子(とうじ)のサンドスキー場(=砂浜なんですが砂が岸壁に吹き上げて高さ20mくらいの急な斜面ができているところ)から、弓が浜の海水浴場、南伊豆に移って石廊崎の近くの海岸と、あちこちを巡ってきました。夏場は海水浴客でにぎやかなのですが、人がいないこうした季節が一番いいですね。めちゃくちゃきれいです。

 帰ってきてから、同級生の親が亡くなったというので通夜にでかけてきました。もうそんな歳なんですね。そこで別の同級生に久しぶりに会ったので、話をしてきました。地元で消防署に4年ほどつとめているということ。田舎で暮らせていいなと言ったら、「だまされた」と言っていました。消防署って、24時間勤務で、その後2日間休みなんですね。普通の生活と違うから、友達と遊びに行くこともできないということ。火事の時にはちゃんとマスクもつけて完全防備でやるのだけれど、新築の家などは、それでもめちゃくちゃ臭いがきつくて、大変だということを言っていました。まあ臭いくらいならいいのでしょうが、ダイオキシンなどかなりやばいガスが大量に出ているのではなでしょうかね。酒は飲むし、生活は不規則だし、おまけに変なガスは吸い込むはで、長生きできないだろうな、と話をしていました。

 いつもどうにかして田舎に帰ってきて暮らせられないかと考えていたのですが、ちょっと考えさせられましたね。帰ってきても、夜遅くまで眠れない生活スタイルは変わりませんし、田舎に帰ってきても、もしかしたら生活になじめないかもしれませんね。会社を作ってでも帰りたいとは思っているのですが・・・。できたら大学に籍を置きながら、田舎で生活ができたら一番いいんですけれどもね。・・・夢のまた夢。ちゃんと研究やらなきゃ。


●川とふきのとう (98/03/02)

 東京にいったついでに気楽に帰省ができるというのが学生のいいところでしょうか。休みがあって無きに等しく、自分で宣言したらその日はお休みです。(だから研究が進まないんですね)。

 朝(といっても昼といっしょですが)の食卓にふきのとうのみそ和えが出てきて、もうそんな季節なのかとびっくりしてしまいました。京都の町中はどうしてもビルだらけで、こうした季節がまったく感じられないんですよね。稲が毎日変化していくのを眺めながら学校に通っていたこともあり、なかなか町中は落ち着かないです。自宅は裏がすぐ山なので、ちょっと散歩にでかけてきました。もうすっかりふきのとうは開ききっており、ウグイスは鳴いており、もう桜も散り始めているじゃないですか(河津桜といって早咲きのものですけれど)。ちょっと谷間になっているところの日溜まりは、本当に暖かかったですね。ついつい昼寝をしたくなってしまいました。

 ふきのとうも、子供の頃は「あんなに苦くてどこがおいしいんだろう」と疑問に思った物ですが、あのほろ苦さがいいんですよね。さくさくの天ぷらにして、辛口の酒をきゅっと流しこみたいですね。いいですねえ、山に近いとこんなことがちょっとした思いつきでできてしまうんですよね。さすがに親がいるところではあまり酒を飲み過ぎないようにしていますが・・・。将来暇になって田舎に戻ってきたら、必ずやろっと。

 妹の子供が今、3歳(長男)と1歳(長女)です。正月に戻って以来であまり時間が経っていなかったので、ちゃんと覚えてくれていました。ちょっと恥ずかしがっていましたけれど、いっしょに遊んでもらいました(私が遊んでもらった、です。当然ながら)。プラスチックのおもちゃがたくさんあり、親も遠慮なく買い与えているので、ちょっとうんざりしているのですが、カボチャの種でおままごとのごはんにしていたのには驚きました。ちゃんと手作りのおもちゃも作ってやっているんですね。

 地元の川は全体で稲生沢川というのですが、実は流れが曲がった部分などにちゃんと名前がついているんですよね。子供の頃、夏休みには毎日泳ぎに行った場所は「ながどり」と呼ばれており、他には「橋の下」とか「赤渕」とか「まるぶち」などという場所もあります。小学校のころはみんな自分たちの家の近くのこうした場所で泳いでいたんですよね。生活に密着している場所というのはちゃんと名前がついているものなんですよね。今でも田舎では生活の一部になっています。非常に幼い頃(多分3歳頃でしょう)に、親に連れられて遊びに行ったことを覚えています。今度は甥っ子と姪っ子を連れてその「ながどり」へ遊びにでかけてきました。石を水の中に投げて楽しめるんです。もう少し大きくなったらまた別の楽しみ方が出てくるのでしょう。大人になってもつりをしたり、カニを取ったりするいい漁場にもなります。何年経っても変わらずに、いい遊び場ですね。近くに縄文時代の遺跡もあるのですが、多分そんな昔からこんなふうに楽しんでいたんでしょうね。


●グリーンコンシューマーガイド全国版 (98/03/01)

 このあいだ東京へ行って来たばかりですが、急に用事で東京へでかけることになりました。環境関係のNGOの間でグリーンコンシューマー(環境のことを考えた生活者)という言葉は、かなり受け入れられるようになってきました。その一般向けの本を作ろうということで、全国から担当の人が集まってきて会議をするというものです。前回は94年に全国の4つの団体で、全国版の買い物ガイドを作成したのですが、今回は4年ぶりの改訂ということになります。

 東京のバルディーズ研究会の桜木さんなど、非常におしさしぶりの人がきてました。今回は秋田、仙台、九州、高知など本当に全国から集まってきており、なかなか広がりがでてきたことを感じさせます。女の方が多いのは仕方ないところかもしれませんが、よく顔を合わせているメンバーらしく、和やかな雰囲気でした。

 詳しい内容は企業秘密ということで・・・(^^;)。まあ前回よりはるかに読み物としても楽しいものになりそうです。前回はどうしても内容が重たく、小売店にちょっと遠慮した面もありましたが、今回は遠慮なく評価を下していくようです。10万部販売をめざしているということですが、まあ前回発行した時以降の世の中の流れを見ていると、あながち理想でもない数字だと思います。消費者の多くがこれを手にするようになれば、おのずとスーパーも黙ってはいれらないでしょうね。どこまで一般に普及するかがポイントかもしれません。


お問い合わせ、感想などありましたら鈴木(ysuzuki@mti.biglobe.ne.jp)まで。お気軽にどうぞ。

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