医療機器のクラス分類(平成17年4月1日から)
クラス分類とは、人体に対するリスクに対応した安全対策を講ずるため、国際分類等を踏まえた分類
クラス1:人体に対するリスクが極めて低いもの。
クラス2:人体に対するリスクが低いもの。
クラス3:人体に対するリスクが中程度のもの。
クラス4:人体に対するリスクが高いもの。
分 類 | 手続き | 例 |
● 一般医療機器 (リスク分類:クラス1のもの) |
届出は不要 | メスやピンセットなどの鋼製小物類、救急絆創膏、ガーゼ、X線フィルム、副木、歯科用ワックスなど。 |
● 管理医療機器 (リスク分類:クラス2のもの) |
届出が必要 | 家庭用電気治療器、家庭用マッサージ器、補聴器、電子血圧計、電子体温計、コンドームなど。 |
● 高度管理医療機器 (リスク分類:クラス3及び4のもの) |
許可が必要 | コンタクトレンズ、輸液ポンプ、人工心肺装置、人工呼吸器、除細動器、縫合糸、人工骨、人工関節、歯科用インプラント材、電気手術器、レーザー手術装置など。 |
● 特定保守管理医療機器 (上記クラス分類には関わらず、保守点検、修理その他の管理に専門的な知識・技術を必要とするもの) |
許可が必要 | 血糖測定器、X線撮影装置、シンチレーションカメラ、超音波画像診断装置、MR装置、CT装置、心電計、ベッドサイドモニタなど。 |