味覚障害を起こしやすい薬剤

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味覚障害を起こしやすい薬剤

薬剤分類 薬剤名
利尿剤 チアジド系利尿剤、ラシックス(フロセミド)、アルダクトンA(スピロノラクトン)
降圧剤 カプトリル(カプトプリル)、アルドメット(メチルドパ)
抗パーキンソン病薬 ドパールなど(レボドパ)
鎮吐剤 プリンペラン(メトロクロプミド)
抗生剤 アクロマイシンV(テトラサイクリン)、リンコシン(塩酸リンコマイシン)
抗結核薬 エサンブトールなど(塩酸エタンブトール)、イソニアジド、ニッパスカルシウム(パラアミノサリチル酸カルシウム)
抗ガン剤 5−FU(フルオロウラシル)
肝疾患治療薬 チオラ(チオプロニン)、タチオン(グルタチオン)
抗リウマチ薬 メタルカプターゼ(ペニシラミン)
抗甲状腺薬 メルカゾール(チアマゾール)
糖尿病薬 ビグアナイド系薬剤

味覚障害を起こす原因

  • 舌そのものに異常がある場合
  • 風邪をひいて嗅覚が鈍っているケース
  • 亜鉛不足
  • 薬剤性

   などが考えられるが、亜鉛不足が一番の原因となることが多いといわれている。

薬剤で味覚障害を起こす原因

 薬剤が亜鉛とキレートを形成し亜鉛の排泄を促進することで、二次的亜鉛不足の状態が生じると考えられています。 その他薬剤が味蕾を直接障害したり、味覚神経伝導路や味覚中枢の情報処理機能を障害することが原因と考えられますが、多くの薬剤において味覚障害の発生機序は不明です。 また、唾液は食物等から味覚成分を溶かし出す役目を果たしており、薬剤の副作用で唾液の分泌量が減少すると味を感じにくくなったり、唾液不足による舌炎のため、味蕾がダメージを受けることも考えられます。

亜鉛の多い食品

 緑茶、抹茶、カキ(牡蠣)、小魚、ココア、ごま、アーモンド、海草、玄米、そば、黄粉、卵黄、麩、椎茸などがあります。
 亜鉛療法の治療法は発症までの時間に大きく影響され、 発症6ヶ月以内であれば有効率は75%ですが、1年以上では50%程度に低下するというデータもあります 。