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安価で硬骨なPCサーバ(HP:ProLiant ML110)   (2007.7.16)

現在WEBサーバーには、PentiumV-500MHZの古いPCを使っていますが、監視カメラの制御やプリントサーバーにもなっており、やや能力不足なのは、否めません。そこで、WEBサーバとして常時稼働させておく、安価なサーバ機器はないかと探していたら、・・・、ありました!!!。HPのProliant ML110 G3というPCサーバで、インターネットの通販サイトから、新品なのに約2万円という超低価格で購入しました。
CPU:Celeron D 326、メモリ:512MB、HDD:80GB SATA 7200rpm というものです。OSは付いていません。もともとこのハードは、個人事業種やSOHO対象の為、家庭用PC向けのマルチメディア機能はついておらず、外観もスマートとは言えません。逆に大型ファンや、がっちりしたフレームなど、耐久性重視を伺えます。ただファンの音がやや大きいのが気になりました。でも、これで2万円はとても安いと思います。 なお、オンボードのグラフィックカードは非力なので、PCI Express接続のnVDIAのGeForce7300GSを加え、音声カードは付いていないので、USB接続のミニコンポに繋いで音を出しています。
  
 
日本版のカタログでは、サポートのOSは、Windows Server 2003 Standard Edition(32ビット、x64 Edition)、Small Business Server 2003 Standard Edition、Windows 2000 Sserver、Red Hat Enterprise Linux 4 ES(32および64ビット)、SuSe Linux 9(32および64ビット)となっていますが、中国向けサイトでは、WinndowsXPやWindows2000もサポート対象になっていました。
そこで、どのOSで動くか試してみようと思い、私が持っているOSのパッケージを、かたっぱしからインストールして見ました。時間は大分かかりましたが、結構楽しめました。
まず、Windows2000 Professinal、WindowsXP Professinal、WindowsXP Media Center Edition、WindowsXP Home EditionおよびWindowsXP Professinal x64 Editionを順番にインストールしましたら、すべて動きました。
WindowsVISTAも試してみました。インストールメディアがDVDで、付属のドライブがCD-ROMなので一旦諦めたのですが、試しに手持ちのDVDドライブを繋いだら、これが上手く認識され、問題なくインストー出来ました。また、マイクロソフトから先日届いたばかりのWindows2008 Server β3も動きました。メーカーの謳い文句では、Windows2008 Server β3は、セキュリティが強化されたサーバーOSということなので、大いに興味があり、使おうかと思いましたが、 残念ながら画面表示の動作がかなり重くて使い物にならなくて諦めました。Celeron D 326のCPUと、512MBのメモリーでは、Windows2008 Serverには不足のようです。
このHPのProLiant ML110 G3、64ビット対応のハードですから、64ビットOSのWindowsXP Professinal X64 Editionを入れて、主にサーバとして使うことにしました。

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