5月28日の発売日には、販売店には前日より長蛇の列ができたというiPad。全然買うつもりも無かったのですが、ふと家電量販店でいじってみたら結構おもしろい。値段もそう高くないので買う気になって、店員聞いたら、手に入るのは予約後1ヵ月以上、Soft Bankでは予約しても入荷の見通しなつかないとのこと。それなら無理に予約することはないと家に戻ってきてインターネットのApple Storeを見たら、約2週間で届くとのこと。それなら、ということで64GBのWi-Fiモデルを注文しました。約束通り、6月末に届きました。パソコンは、ずっとWindowsだったので、マッキントッシュを買ったのは、1995のPerforma588以来、15年振りです。iPadを雑誌やWebサイトなどで写真を見た印象では、もう少し小さく感じたのですが、実際に手に取ってみたら、大きさはほぼB5サイズで、丁度良い感じでした。ただ、重量は結構あり、かなりずっしりとしています。個人的には重さを半分ぐらいにしてほしいところです。

内蔵のリチウムイオンバッテリーは、USB経由の充電です。USB-AC充電器が付属しているので、家庭の電源コンセントから充電できますが、USBなので、パソコンのUSBポートにケーブルをつなげば充電できると思い、USBケーブルをパソコンにつないでみたのですが、「充電中ではありません」とiPadに表示されてしまいます。どうも、パソコンのUSBからでは電力供給量が足りず、iPadを充電することができないようです。また、私の携帯電話は、エネループポータブルソーラSSL-SBWL3ASで日中に充電した「SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー KBC-L3A」を使って夜中に充電しているので、この KBC-L3Aで充電できるかやってみたら、やはり「充電中ではありません」とiPadに表示されてしまいます。電力供給量が足りないのです。まだ試していませんが、iPadをスリープモードにしておけば、ゆっくり一晩かけて充電可能かもしれません。

　

まず、インターネットに繋ごうということで、自宅のLANへの接続から始めました。セキュリティの心配から、我が家では無線LANは使わず有線LANです。有線LAN上のWEBサーバやPCは、ルータを介してインターネットに繋がっています。ただ、ニンテンドーDSをインターネットに繋ぐため、BAFFALOのWCA-Gを使ってWi-Fiのゲーム機のみ接続できる無線LANアクセスポイントを設けてあります。 iPadも、Wi-Fi仕様ですから、この無線LANアクセスポイントに接続すれば、インターネットに繋げるはずです。そこで、iPadから、「設定」→Wi-Fi→「AOSS」と選択したら、WCA-Gに到達し、パスワードの入力を要求されたので、ネットワークに繋がっている別のPCから、WCA-GにWEBブラウザでアクセスして、WCA-Gの暗号化キーをメモし、これを入力したら、iPadは、あっさりとインターネットに繋がりました。

　

インターネットのサイトのWEBブラウザでの表示速度は、想像以上で、ブラウザの表示はストレス無くサクサクと動き、YouTubeの動画も、有線LANに繋がっている我が家の最速のデスクトップPCよりもスムーズに動きます。無線LANを付加した分ネットワークの負荷が増加して遅くなると思っていたのが、嬉しい誤算でした。自宅のデスクトップPCでのWEBブラウザの使用頻度は、他のアプリケーションよりはるかに多いので、これをiPadで置き換えることができそうな感じです。

　

ただ、何故か、POP3のメールが繋がらない。そこで、WEBメールを使ってみたら、これはあっさりと繋がりました。原因はわかりませんが・・・・。WEBメールはセキュリティ上の脆弱性の面で好ましくないと言われていますが、当面iPadでは、やむを得ず使うことにします。その他の亜プルリケーションの利用はこれからですが、結構使えそうです。

　

　

なお、本体ではありませんが、柔らかなビニールの純正のケースは、画面の蓋はしっかりして、iPadを持ち運ぶのに便利です。またビデオやスライドショーを見るときには立てて、オンスクリーンキーボードでタイプしたいときは寝かせて使えるスタンドとしても機能します。定価は3980円と少し高いですが、よく出来ていると思います。