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Nゲージ:車両紹介(73):島原鉄道キハ2550気動車   (2015.6.19)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、島原鉄道キハ2550気動車です。 島原鉄道キハ2500形は老朽化したキハ20やキハ55などを置き換えるため、JR九州のキハ125などと同じく新潟鐵工所(現:新潟トランシス)の軽快気動車NDCをベースにして製造された気動車です。 なお三陸鉄道36-500形気動車も、新潟鐵工所の同じ軽快気動車です。 島原鉄道キハ2550気動車は、キハ2500形のブレーキ関連の保安度強化がされたもので、 運用上の区別はなく、島原鉄道全線で主力車両として活躍しています。

私は「豊穣の実り」を表す黄色地に裾部分には有明海を表す青のラインで「島原の子守唄」のイラストが描かれている島原鉄道キハ2550が好きで、 TOMYTECの鉄道コレクションのディスプレイモデルを買ってありました。 ただこれはNゲージの模型と言っても動力のないTOMYTECのディスプレイモデルなので、ケースに入れてしまっておきました。 そんな折、TOMYTECの「Nゲージ動力ユニットTM-23<18m級C>」という 部品を見つけたので、これを使って走らすことにしました。 購入して装着してみると、まさにピッタリと車体にはまりました。装着後はカーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 この動力ユニットは、TOMIXの従来からのスプリングウォームではなく、ウォームギアなので動作音はとても静か。 またフライホイールを装備しているので、ギクシャクせずにスイスイと走ります。 今まで買ったどの製品よりもよく走るように思います。トレーラーの牽引も問題なさそうなので、他の三陸鉄道の車両を連結して走らそうかと考えています。 ただ、車両重量が動力ユニットを含めても50gと軽く、レールとの粘着性に不安があったので、動力ユニットに手持ちのウェイトをガムテープで貼り付けて 車両重量を増やしました。この動力ユニットに限らず、最近のNゲージの動力車は軽くなる傾向にあります。省エネの為でしょうが、牽引力が低下するというデメリットもあるので、 むやみな軽量化は考え物です。


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