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旧型(20型)プリウス、お疲れ様       (2010.10.6)

6年弱の間、元気に走ってくれた我が家の20型プリウス。このたび、新型(30型)に替えました。走行距離は8万3千キロ強。東京・大阪間を83回往復した勘定です。まだ不具合もなく快調ですから、2年後のプラグインハイブリッドのプリウスを待とうかとも思っていました。 一方、買ってから6年が経過し、ハイテクの塊であるハイブリッドカーの耐久性に一抹の不安を抱いていました。 メーカーは寿命は半永久的と言っているものの、長年コンピュータシステムの仕事に携わってきた私には、経験上、走行用バッテリーの予兆無きダウン、突然の制御用コンピューターの半導体破壊といった、精密な電子部品の劣化がそろそろ始まっても不思議ではない時期に来ている思ったので、買い替えることにしました。
 
20型プリウスに初めて乗ったのは、2004年12月。「環境に優しい」ということで買ったのですが、何より嬉しかったのは燃費のよさ。同じ量のガソリンで、それまでの車(日産ローレル)に比べ、3倍以上走ったのには感激でした。それに本当に使いやすく疲れない。今まで8台ほどの車を乗り継いできて、これほど「ドライブが楽しい」と思った車はありません。「ドライブが気持ちよくて、しかも、世界一地球に優しい」、トヨタはそんなクルマを目指して、プリウスを作ったそうですが、その通りの車のように思います。 右後車輪のパンクが一度ありましたが、故障などの不具合は一度も無く、消耗品交換以外の有償修理はゼロ。次の車も必然的にプリウスになりました。
 
以下は、6年間の20型プリウスの総決算です。
 
(1)走行距離8万3千3百キロ
 
(2)平均燃費:23キロ/L
 
(3)主な消耗品の交換は次の通り
   補機バッテリー交換:1回、5万キロの時
   タイヤ(4本共)交換:2回、3万キロと6万キロの時
   エンジンオイル交換:12回、ほぼ半年の点検毎
   ミッションオイル交換:1回、6万キロの時
   ワイパーブレード(前後)交換:2回
   車体のポリマーコーティング:3回、納車時・3万キロ・6万キロの時
   前面ガラス撥水コーティング:3回、納車時・3万キロ・6万キロの時
 
(5)不具合の修理:右後輪のパンク1回。それ以外なし。
 
(6)良かった点
   ・燃費の良さ → 平均23キロ/リッター
   ・低速走行時の車内の静かさ
   ・運転が楽 → 長時間運転でも疲れない。
   ・始動時エンジンが回らないので、ガソリンの匂いがしない。
 
(7)改善して欲しかった点
   ・後方視界が不良。雨の日はしずくが流れず、リアワイパー常時稼動。
   ・高速(90キロ以上)走行時に車内の騒音が大きくなる。
   ・低速走行時に音がせず、歩行者が気が付かない。
   ・冬、エアコンをかけた時、車内の暖房に時間がかかる 。
   ・インテリジェント・パーキングアシストは、いまいち使い辛かった。
 





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