飲む
☆1)インドは飲み物の話に困らない国です。まず最初に質問です。インド旅行の必需品って何だと思います? それは水なんです。ミネラルウォーターです。普通の水は、危なくて飲めない。だから。ミネラルウォーターが重要なんです。インドはミネラルウォーターがどこでも売っているので、手に入れるのは簡単。でも気をつけないといけないのは、そのふたの部分です。ふたのプラスチックの封が破れているときは要注意。中身はそこら辺の川の水の可能性があります。飲むとほぼ確実に下痢になってしまいます。

後、レストランでも要注意。「水」と頼むと”水”が出てきます。「ミネラルウォーター プリーズ」と頼む必要があります。封が敗れていないペットボトルが出てきたら正解です。安心して飲むことができます。

☆2)次はビールのお話です。インドのビールはちょっと甘いのです。独特の味なので、抵抗がある人もいると思います。かくいう私もちょっと苦手でした。甘いのは多分、ビールの色付けにカラメルを使用しているからだと思います。でも、インドのビールの本質は中身ではなく、外身にあります。ビールビンが「ぬるぬる」しているのです。ラベルの糊が思いっきり「はみ出している」のです。触ると、たまらなく気持ち悪かったです。

☆3)コーラ、7up、ファンタ。インドで飲めるジュース3種類です。たいていの店でこの3種類のジュースが売られていました。缶のジュースは良いのですが、瓶のものはヤバイです。たいてい王冠が錆びています。ちょっと恐かったです。

☆4)インドで一番おいしかった飲み物は「チャイ」でした。寝台列車で夜を明かした次の日の朝、スイスの父娘と飲んだチャイの味は格別でした。チャイはインドのポピュラードリンクで、牛乳と紅茶の葉とハーブからできています。体が温まり、口の中が爽やかになります。



☆1)インドといえばインド象! ということで、象に乗ってきました。ターバンを頭に巻いてインド人のつもりになって、一頭の象に4人がかりで乗ってきました。象使いの人も乗っていたので合計5人で象に乗って山登りをしました。さすが象です。5人のっても平然としてました。

さて、象の乗り方なのですが、階段を上った象乗り場で象に乗ります。象の背中には、席がしつらえてあり、その席に座ります。象使いはフックを使って象を操っていました。また、象の耳にはピアス穴のように穴が空けられており、象使いは、この穴に紐を通して手綱にしていました。もちろん下りるときにも、専用の象乗り場から下りました。

☆2)また、旅行中マハラジャを見にいった時、非常に美しくに飾られた象がいました。みんなで喜んで触りまくりました。象の皮って硬いイメージがあったのですが、非常に柔らかくてぶにょぶにょしていました。さて、この象なのですが、当のマハラジャが出てくる直前、いきなりおもむろに男性の象徴をなが〜く伸ばし始めたのです。その長さは、象の腰から、地面すれすれのところまで、太さは私の足くらいありました。そして、凄い勢いで長い時間小のものと大のものを・・。外人もびっくりして「Oh〜!」とか言っていました。私たちもあっけに取られてしまいました。マハラジャが出てきた後も、みんな象の方を向いていました。



☆1)インドと言えば、「牛」のことを語らずには通れないでしょう。牛はインドでは神様の乗り物として神聖視されており、ヒンズー教の人たちは牛の肉は一切口にしません。この神聖視は凄く、私たちの常識とは違っており、「牛が通っているから」という理由で電車が止まるのです。もちろん車よりも牛が優先されます。車の横を牛が歩き去るなど日常茶飯事でした。

☆2)このように、インドでは牛の権力は圧倒的なのですが、これは大量の牛糞を発生させる原因になっています。とにかくインドの道は牛糞が多いです。三歩歩くと牛糞を踏むといった感じです。乾いている牛糞は良い牛糞ですが、まだ乾いていない牛糞は悪い牛糞です。特に、裏路地のいつも濡れているような場所では、「牛糞のぬかるみ」が多くて大変でした。ただ、牛糞と人糞が微妙に混じり合っていると予想できるところも多々ありましたが。


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