感光基板の作り方 現在の感光基板では露光できません

このページを残しているのは、基板製作の流れをご理解いただくためです。現在は新感光基板になりましたので、その手順を参考にしてください。

現在の感光剤では、太陽光ではタイミングが取りにくくなりました。

基本は説明書の通りですが、出来るだけ少ない用品での製作です。こんな最低限のものでも基板は出来るのです。しかし作業は結構面倒で丸一日は覚悟しなければなりません。なお初めて基板を製作なさるかたにとっては失敗もあります。恐れずトライしてください。幸い感光基板の材料は安いので余裕を持って購入すれば安心です。小型のドリルや、容器などの雑材も必要です。まずは下の写真の流れを見てください。大まかな工程を理解いただけることと思います。ポイントはパターン図と感光基板を密着させることと、焼付け時間のテストを行い最適な時間を見つけることです。薬品を使うので正確に扱うことです。基板の材質は紙フェノール(べークライト)が加工しやすいですが、丈夫なガラスエポキシ基板では刃物の磨耗が激しく切断や穴あけで苦労します。通常のドリルでは10個も穴を開けるともう切れなくなります。

1額ににパターン図を貼りつける          
2 感光基板をテープで止める 裏の板も忘れず止める

3 太陽光で焼き付ける1分前後(テスト要す)

4 露光後くっきりパターンが出る。現像まで遮光

5 粉末現像材をお湯で溶く、分量は正確に

6 銅箔が完全に出たら完了すぐ水洗いする

7 現像完了もうここでは光に当てて良い

8 エッチング準備50℃くらいに湯せんする

9 大きな底の平らなバットでエッチング

10 良く水洗い後切断     

11 プラカッターで両面からスリットを入れ折る

12 折口をやすりで仕上げる  

13穴あけ前にきりのサイズを各種準備

14丁寧に穴をあけるきれいにあけるため木板をひく

15 スチールウールで感光膜を研磨してきれいに洗う

良く乾燥してから薄くフラックスを塗って完成です。
乾燥するまで手を触れないように指紋で腐食しますそうすると半田がのりにくくなります

新感光基板