第40回日本SF大会 SF2001レポートその3

 18:30、4コマ目の「SF作家と呼ばないで?トランスジャンル作家パネル」。向かって左から大森望(司会)、瀬名秀明、高野史緒、津原泰水、小林泰三(敬称略)。津原さんはやや遅れて登場。

大森「このパネルでは、SF作家と呼ばれたくない人を集めようと(笑)。池上永一なんかも声かけたんですけど、「SFはダメだよ!儲からない!編集に言われた!」とか言って来なかった(笑)。「しばらく修行してから」だそうです(笑)」

大森「瀬名さんはネットのSF決別宣言で、一躍渦中の人に(笑)」

瀬名「あれからメールがいくつかきたんですけど、SF作家からはほとんど来なかったですね。SF作家と呼ばれたくない系のひとからはたくさん来ました(笑)」

大森「よくぞ言ってくれたと?(笑)」

大森「高野さんはSFクズ論争にも参加してるんですよね」

高野「そうです。(左右を見て)このメンツの中では一番年季が入ってるかな?(笑)」

大森「津原さんは、この中では唯一SF作家としてデビューしてるのかな」

津原「エイリアンシリーズで」

大森「エイリアンといえば普通SFですよね(笑)。その後ホラーに転向したんですよね」

津原「いや、(ホラーの人たちは)入れてくれないみたい(笑)」

大森「小林さんは、今日はSF作家になりたい人代表ですから(笑)。こないだの新刊『AΩ』の帯はすごかったですよね。「超・ハード・SF・ホラー革命」!!(笑)」

大森「というわけで、今日はSF作家とのボーダーラインにいる人たちが集まったわけですが」

高野「自分自身もSFファンなんですけど、でもSFファンの人たちがなじむかな〜と」

瀬名「僕はネットのSFファンとの違和感があって。まずネットで、瀬名秀明の名前で検索してみたんですね。そしたらなんかボロクソに言われてて、それがどうやらSFファンに多くて、「これ何?」と。SFファンと今まで話す機会ってなかったんですよね。こういったコンベンションは、一般人の行くところでないと思ってた(会場笑)」

大森「津原さんは、作家では誰と仲いいの?」

津原「誰も!(笑)僕はSFファンの実体が見えないんですよ。でも今日来てみたら、思ったよりカンジいい(笑)。(会場に向かって)ねえ、皆、SFってホントに好き??(会場爆笑)僕なんか、どっちかっていうと小説そのものがキライ(会場爆笑)」

小林「僕は小説読んでて、宇宙のことが書いてあると3倍面白いという法則に気がついて(笑)。あ、自分はSF好きなんだなって。いつかホラー大賞とったら宇宙のほうに行こうと。編集者に、「好きなものを書いて下さい」って言われたから、SFのあらすじみたいなの作って持っていったら、「好きなものってのはこういう意味じゃない」って言われて(会場爆笑)」

瀬名「僕は今、宇宙開発モノのSF書いてます。ハルキ文庫で。あさってNASDAに取材に行くんですけど」

大森「誤解されてる気がするんだけど、ハードSFってのは、SFの代表でも主流でもないんですよ。でもなんかエラソウなカンジがするよね」

瀬名「ハードSFって、あまり読まれてないんですか?」

大森「ホーガンを入れる入れないで違うんですけど(笑)」

瀬名「あ、さっき聞きました(注:3コマ目の「瀬名秀明 SFとのセカンドコンタクト」のこと)。僕はSF作家と呼ばれたいという気はないんです。SFをとか、ミステリをとか思って書いたりはしないです。自分の小説を書こうと思って書いてます」

高野「瀬名さんは、SF作家と呼ばれるのは「ダメ!」(手で×を作る)な人なんでしょ?(笑)」

小林「僕は瀬名さんの書いたものは全てSFだと思ってます。ハードSF信号が出てた(会場笑)。あのね、小説ってのは、最初の何分の1か読んだところで、これがなんなのか明らかにしてないといけないんですよ。で、瀬名さんのは最初この信号が出てたからハードSFだと思ってみんな期待して読んでた。で、ラストで裏切られたわけですよ。これは読み手が原因なんですけどね(笑)」

高野「瀬名さんがなんやかんや言われるのは、単に売れたからじゃないの?(笑)」

津原「ルックスもいいしね〜。オレも嫌いだもん(笑)。売れるし、ルックスもいいなんて!(会場笑)」

小林「みんな誤解してるけど、ホラーも売れないよ!ホラーもSFも売れない!」

大森「いや、SFが売れない時代は終ったんですよ。今はどのジャンルも平等に売れないんで。でも、SFは1万人くらいには確実に売れるんですよ。公明党みたいなもん(笑)。SFには、ジャンルで読む熱心なファンがいるから手堅く売れる」

瀬名「例のアンケートでわかったんですが、編集者は「SFは売れない」っていう迷信を信じてますね」

大森「福井晴敏の、幻冬舎文庫の新刊のターンエーガンダムには驚いたね!一見時代小説みたいな装丁で」

小林「それは売り方として間違ってる。だってターンエーガンダムファンは、気がつかないでしょう」

大森「幻冬舎文庫に、福井ファンはいないと編集者が思ったのでは(笑)」

小林「じゃあなぜ出したのかな?」

津原「新刊の数合わせじゃないの?」

大森「叙述トリックみたいですよね。あの表紙、武士かと思ってよくよく見ると、ヘルメットかぶってんのね(笑)「うっ、書いてある〜!」みたいな(笑)。まあ幻冬舎はSF嫌いみたいだし。1コマ目の「SFミステリ」のことで森博嗣が言ってたんですけど、宇宙よりは未来のほうが害が少ないと思ってるらしい(笑)」

大森「小林さんは、ハードSFを騙して売る男ですよね(笑)。飛行機事故の話とか言って(笑)。SFが売れる解決方法には2とおりあって、小林さんが10万部売れるか、瀬名さんが「私はSF作家です」と名乗るか(笑)」

瀬名「(津原さんと小林さんに)SFとホラーで、ジャンルの違いによる反響の違いってのはありました?」

津原「誰か(自分の小説)読んでんですかね〜??(会場爆笑)例えばね、僕の小説なんてのは、本好きで、友達少ないけど別に全然平気みたいな、クラスにひとりくらいいそうなちょっと変わった女の子じゃないかと思うんですよ。そういうタイプがオレのファンだろう、と(笑)」

大森「40人にひとりね。40人に1冊売れればすごいんじゃ(笑)」

小林「そもそもSF大会なんてのに来ない人が、普通のSFファンですよね。この人たちをターゲットにすると、1000人にしか売れない(笑)」

大森「SF大会に来る人が、SFを読んでるとは限らないですよ。映像の人とかもいるし」

津原「僕はいまだに「男だったんですか!」って言われる。『ペニス』なんて小説書いてから(注:この後、ちょっといろいろピーな話に(笑)岩井志麻子の話とか。これはオフレコにしときましょう^^ってここが一番面白かったんだけど)」

津原「商業ペースでSFをやってく場合、今はジリ貧を越えて、固定層しか読まないんでしょ。ジャンルがなくなっちゃうってのは、SFを愛してる者としてはどうよ?と思うね。なんか、自分の好きな本だけあればいいみたいなマイワールド的な意見がネットで流れちゃってたりするけど」

小林「読者ってのはマニアックで、自分のマイワールドさえあればいいと思っちゃってる人はいるね。僕は、SFってジャンルが売れるという思い込みさえあれば、たくさん出るようになると思う。ここんとこ、ホラーブームだったじゃない?昔だったら絶対にボツになってたと思うネタが、今は企画通るんですよ。まさにブームのおかげで」

大森「倉阪さんのなんて、フツー自費出版だよね(笑)」

小林「だからSFブームを起こしましょうよ!」

大森「編集者とかに、勘違いさせるのね(笑)」

津原「要するに「空気」なんですよ!夢のあるところには人は集まるんですよ。「SFはイケる!時代を動かしてる!」みたいな誤解をさせるのが今必要なんですよ!」

大森「ここ2,3年、SF界にはちょっと変化があって、SFもいろいろ出せるようになりましたよ」

小林「確かに幻冬舎以外は、出版社もSFに関して、ずいぶん柔軟になりましたね」

高野「私、自分の名前をやっぱりネットで検索したんですけど、2ちゃんねるでひっかかって、「ノベルスで再デビュー」みたいに書かれてて、そういう見方なの〜?と思った」

津原「2ちゃんねるの発言を間に受けることはないよ(ぼそっ)」

小林「僕、2ちゃんねるに小林スレッドがあって楽しみに読んでるんだけど、成長しないんだよね。もっとどんどん成長して欲しいな〜。悪口言われたい。褒められたりすると、かえってヤダ」

津原「フツーは自分の名前のスレッドなんか、ないほうがいいのっ!!(笑)」

小林「これはSFじゃないってのは、2つ意味があると思うの。ひとつはSFを肯定的に思ってて、で、「これはSFじゃないからつまらない」、というもの。これは本当は「これはダメなSFだ」って言わないといけないんだけど。もうひとつはSFを否定的に見てて、「これは(すごく出来がよくて)もはやSFを越えている」、ってもの(会場爆笑)」

大森「この「これはSFじゃない」ってセリフを言われた人は、いつまでも覚えてるみたいですね」

瀬名「この言葉の破壊力はすさまじいですよ」

小林「「SFとしてダメ」だったらオッケーなんですよ」

大森「高千穂遥が「ガンダムはSFではない」と昔言って、今もなんですけど、これはガンダム製作現場にSFを作ろうとしてる人がいなかったとかで、これはもう一般人の関与するところじゃないんですよ。でもこの「ガンダムはSFではない」って言葉だけが一人歩きしちゃって。誰がどう見ても、あれはSFなんですけど」

高野「ジャンルのいいとこってのは、例えばSFだったら、こういうSF大会みたいなのがあるとこですよね。他にはないですよね、ミステリや時代小説には(笑)。こういうのがあるのって、すごくいいと思う」

津原「時代小説大会って、あったら行ってみたい〜!(会場笑)」

大森(高野さんだったかな?)「コスプレとかすごそう〜(会場爆笑)」

瀬名「それはSF大会に来て、いい思いをしてるからでは?」

高野「というより、一般参加者として楽しい〜!」

瀬名「一般作家でSF書いてて、でもSF界からハネられた人ってたぶんすごく多いと思うんですよ。昔も今も。でも、そういう作家を取り込もうという努力はしなかったんでしょうか?」

津原「SFの構造改革が必要かも」

大森「しつけですよね」

瀬名「(どなたかの「SFじゃない」とか言われても全然平気〜、という意見を受けてびっくりしたように)SF作家は何言われても、気にしないんですね!!作家のほうで、SFファンダムに遠慮してる人はいるらしいですよ。あとは編集者の戦略でSFは出せないとか」

津原「SFには、コミューンの幻想があると思うのね。これはミステリや時代小説にはないと思う」

小林「あのさ、ヤングアダルトっていうジャンルには、なんの意味があるの?たとえばCDにはそういうくくりってないでしょ?中学・高校あたりって、一番本が読まれる時期で、一番売れるわけでしょ。その一番売れるヤングアダルトのレーベルにSFが入ってるのはなんかなあ〜」

津原「10〜20年前は、問題は活字離れだったんだよね。で、それを引き止めるためにマンガっぽい小説を、という流れがあって。あのさ、経済的な流れがなければ、才能ってのはあっても世に出られないんだよね。人にはいろんな才能があるんだけど、たとえば活字を扱うのが向いてる人の、大学出たあとの就職先ってなかったの。で、ヤングアダルト小説作家というのが時代の流れであって、それがあったから就職できた人ってのはホントにいたの。緊急手段だったんだよ」

小林「それを大人になっても読みつづけてる人がいるってのが問題だよな。若い人向け、じゃなくて、もうヤングアダルトというジャンルになっちゃってる」

津原「んじゃ、そろそろ廃止しましょうか?(会場爆笑)」

小林「ヤングアダルト書いてる人が、SF書けばいいんだよ」

津原「僕の経験から言うと、作家が少女レーベルからSFに行くのをはねつけてるのは確実にいる。それは確実にSFファンですよ」

高野「昔、YMOとかが出た頃は、電子音楽とか言われて珍しがられて、もてはやされた。でも、今はそういうの使うのって、当たり前ですよね。今はSF設定っぽいの使うのって当たり前になっちゃって」

小林「「これはSFじゃない」って言ってる人に、「じゃあ何がSF?」って聞くと、具体的に出てくるのはひとつかふたつしかないんですよね。(大森さんに)例えば、小松(左京)さんがSFを定義してたの?」

津原「SF領域みたいなのが狭まってるのは事実だと思う」

大森「例えば厳密にはこれはSFには属しないけど、SFファンが読むべき小説、みたいのを僕は紹介してますね。『ペニス』とか」

津原「(会場に)買って下さい!!!」

大森「我孫子さんが前に言ってた「何でもミステリと呼ぶな!」みたいなのが、SFにもあったんですよ、1時期」

(会場から)「じゃあ、濃度で決めるってのはどうですか?「SF濃度10」とか(笑)」

津原「お酒みたいに(笑)。SFはもっと外側にアプローチしていかないと。もっとレッテルを外に貼っていく!」

大森「SF小説は嫌われるけど、SF映画は嫌われてないんだよね」

小林「出版業界以外は、SFを嫌ってないですよ」

瀬名「SF作家になると、SF評論家しか評論してくれなくなって、僕はそれが怖い」

(会場から)「読者としては、SFとしてどうかとか言うより、まず「小説として」面白くないとダメだと思う」

津原「今時、小説読んでるってこと自体がすごい(珍しい)よね。しかもSF読んでるなんてすごいよ!!(笑)」

大森「瀬名さんのSFセミナーでの提唱があまり騒がれなかったのは、ああいった話はかつてさんざんやったからもういいよ、みたいな疲れがちょっとSF界にあったんですよ。でも瀬名さんが素晴らしいのは、あのデータを持ってきて検証したところ。でも今はまだクズ論争の疲れをひきずってて(笑)。今、やっと小春日和になってきたとこに言われちゃったから、ちょっと対応しかねてるってカンジですかね」

瀬名「ここに来ないSF作家をどう思いますか?」

津原「SFはもっと拡散したほうがいいと思うね!」

大森「SFの状況は、ずいぶんよくなったんですよ。ちょっと前までは、SF大会といっても、来てるのがSF作家より漫画家や映像系のひとばっかりだったことありましたから。今はずいぶんSF作家の数増えましたよ。そもそも、ここに来たらもうSF作家なんですよ、瀬名さんも(笑)」

津原「背中にレーベルべったり!みたいな(笑)。レーベル貼られて帰っていくわけですね(笑)」

瀬名「僕はとにかく自分の小説を書いていこうと。今、SF小説を書こうとすると筆が止まっちゃうんで」

大森「さっき、山田正紀もそう言ってましたね」

高野「私は帯にSFと書かれたことが一度もないんですよ。SFと書くな、と編集者に言われたりして」

小林「僕なんかそんなこと言われたら、はっきり「イヤ」って言う(笑)」

瀬名「じゃあ、編集者を教育していけばいいわけですね!」

津原「そうだ!SFとしてドラえもんを評価してあげれば、瀬名さん喜んでSFに帰ってくるよ〜!!(会場爆笑)って、なんでオレが瀬名さんをこんなに一生懸命売らなきゃいけないんだ!?(会場さらに爆笑)ただでさえ売れてるのに〜」

 

 すでに1週間たってるからうろ覚えのところや抜けてるところも多々あるかと思いますが、だいたいこんなカンジの企画でした。何より、津原さんがこんなキャラだとは全然知らなかったので、面白かった〜!!(笑)20:00、終了。


 ホテルでチェックインしてから、風野満美さんたちと夕食。22:00にまたSF広場に戻る。ここから深夜企画。あ、いちいち書かないけど、とにかくいつでもどこでも、ここぞという人を捕まえては名刺交換しまくってました(笑)。

 22:30、「古書オークション」。でも、今回は私の収穫はゼロ。あまりたいしたものは出なかったカンジ。日本SFの文庫なんかが多く、のサイン本も少し出てたかな。ここで特筆すべきことは、ダイジマンの活躍くらいなものでしょう。昔のSF大会のパンフを、日下三蔵さんと競り合ってたのが今回のオークションの華でございました。いや、すごかった(笑)。しかもダイジマン勝ってたもんなあ。あっぱれ。しかし、今日泊亜蘭の記事がちょっとあるってだけで、あそこまで強気で競る日下さんてさすが(笑)。23:30、終了。

 このあと、ちょっと会場をふらふら。のむのむさんにくっついて、塩澤編集長のお話を聞いたり(ドキドキ)。うちの新刊速報をご覧下さってるそうで、ありがとうございます〜。

 明けて2日目、19日。深夜2:00という時間に、「ネット系SF者オフ会」スタート。こーんな時間じゃ、まあ10人くらい集まればいいほうかなあ、まあ車座になってまったりとお話でも、と思った私が甘かった!気がついてみれば、きゃ〜、20人以上は確実にいらっしゃる!皆様、ありがとうございます〜。

 きちんとご挨拶&お礼すべきでしたのに、会場がにぎやかだったのに加えてマイクがなかったため、声が通らず、たいした采配もできずに申し訳ありませんでした、というか私は何もしなかったよな(笑)。ダイジマンと向井さんがサクサクと司会をしてくれて助かりました。いや、ホント、私ああいう人の前に出てしゃべるのって苦手なんです〜(恥)。お初にお目にかかる方もたくさんいて、「わー、あなたがあの!名前は存じてます〜」みたいな方も。うれしゅうございました。

 ざっと自己紹介のあと、用意してたお題の、「SF大会の思い出」。初参加のSF大会がいつだったか、どういう思い出があるかをそれぞれ年代順に語っていただきました。黒板にDAICON3,TOKON8,などとSF大会の名前を順にざっと書いてもらい(向井さんのネクタイは役にたったね^^)、「ここから参加した人〜?」と尋ねて、手をあげた人にその大会の思い出を話してもらうという寸法。

 えーと、通りすがりの方をつかまえてお聞きしたらDAICON3とおっしゃってたのが最も古い参加記録でした。u-ki総統の、DAINA☆CON・EXの話に爆笑。名古屋だったんですが、「なにしろ食事に全部エビがついてきた」とか(笑)。矢野徹氏と話があって、未成年なのに「飲め!」といわれて酒を酌み交わしたとか(笑)。

 i-CONから参加した方が3人ほど。時刊新聞のスタッフの女性で、この方、同じく時刊新聞で知り合った男性と、なんとあのやねこんで結婚式を挙げた方だそうな!(会場からどよめき)通りすがりの塩澤編集長もここから参加で、「イヤでした。仕事で参加したので」には皆大ウケ。

 その場では92年のHAMACONから参加、という方が一番多かったです。会場の周りがが工事中だったとか、参加者同士で思い出を語り合って「そーそー」などと盛り上がってました。のむのむさんはここで初参加でスタッフをなさったとか。エライなあ。

 あと傑作だったのがRYUCONの思い出(笑)。暗黒星雲賞が「沖縄ツーリスト」だったそうで、通りすがりの青いアロハを着てる方を捕獲して、暗い思い出を聞き出したり。はまなこんは、テレビの「お宝探偵団」が入って、全国放映されたそうです。思い出は「ウナギと4号戦車」だとか。よくわかんないけど(笑)。

 ダイジマンはあきこんから参加。CAPRICON1から参加が加藤さん、タカアキラ ウさん、私。タカアキラさんが初参加でスタッフをやった方の話をされて、みんなで「えらいっ!」と叫んだり。私は、「SFなんてなーんも知らないアタシなんかが行ってもいいのか?楽しめるのか?」とかなりびくびくもので参加したのですが、ふたを開けてみたらめちゃくちゃ楽しくて(笑)、現在に至るわけでございます。このときは仕事の都合で一日しか参加できず、クヤシイ思いをしたなあ。会場はロボットみたいだったねえ。

 やねこんから参加は十夜さん。Zero−CONから参加が向井さん、湯川さんなど。本上力丸さん(なんと高校生!)の、「初めて行ってみたら、会場で後ろから肩を叩かれて、振り向いたら学校の先生だった」というのには全員爆笑!!今回のSF2001から参加がらじさん。

 なんだか妙に盛り上がって、楽しゅうございました。あの場にいらした方も、楽しんでくださったのならうれしいのですが。しかし、そちらに気を取られて、予告してた田中啓文の歌詞に曲をつけたものをお聞かせするのをすっかり忘れておりました。後日アップしますので。すみません〜。あ、湯川さん、最中(もなか)の差し入れをありがとうございました。おいしかったよ〜。3:30、お開き。その後も、周りの参加者と名刺交換&おしゃべり。あやかし屋さんとか、眞明さんなどと。

 その後、ホテルに帰って爆睡。の前に、帰り際、会場に向かって走る堺三保氏と遭遇なるも、お忙しそうで名刺はいただけず残念。

(以下、まだ続きます。何か間違いやツッコミなどありましたら、メールか掲示板でご連絡くださいませ)01.8.29 安田ママ

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