劇場☆新感線 
花の紅天狗

劇団☆新感線 2003春公演
SHINKANSEN GOES TO BROADWAY

花の紅天狗

(作=中島かずき/演出=いのうえひでのり)

公演記録

東京公演
期間 : 2003年4月 9日(水)〜4月27日(日)
会場 : ル テアトル銀座
福岡公演
期間 : 2003年5月 2(金)〜5月 3日(土・祝)
会場 : メルパルクホールFUKUOKA
大阪公演
期間 : 2003年5月17日(土)〜5月25日(日)
会場 : シアタードラマシティ
CAST
月影花之丞 : 木野花
赤巻紙茜 : 高橋由美子

桜小町カケル : 森奈みはる
殴屋多喜二 : 川原和久
上川端麗子 : 川崎悦子

藪雨史郎 : 粟根まこと
瀬戸際我志郎 : 逆木圭一郎
コーセー・オースチン : 右近健一

陰兵衛烏賊橋 : インディー高橋
磯原一尊 : 礒野慎吾
綾部彩美 : 保坂エマ

ハラショー川原 : 川原正嗣
前左田トール : 前田悟

花之丞一座 座員

葛貫直子、須永祥之、花井京乃助、二木奈緒

仰天一郎 : 池田成志

観劇記録
[あらすじ]
月影花之丞一座。
演劇界でも孤高の位置を占める劇団である。率いるは、”座長芝居の最終兵器”と呼ばれる月影花之丞(木野花)。
しかし、彼女の身体は恐るべき病魔に蝕まれていた。奔馬性爆心症<ハイテンションビッグバン>−。数年前に一度発作に襲われ、九死に一生を得たが、今度発作を起こせば死は確実と言われている。主治医、藪雨史郎(粟根まこと)が、彼女の胸にとりつけたカラータイマーが、彼女の命火のバロメーターなのだ。
そんな今、一座を支えるのは、花形役者・桜小町カケル(森奈みはる)。人気も技も上々の彼女だが、花之丞は不満だった。もう一つ、スケールに欠けるのだ。そのカケルと花之丞を日々支える役者兼裏方の古株、殴屋多喜二(河原和久)。
そんなある日、舞台稽古をみていた花之丞は、カケルに活をいれるため当て馬を連れてくる。そば屋の出前持ちの娘、彼女の名は、赤巻紙茜(高橋由美子)。本人も無自覚だったが驚くべき演劇運動神経の持ち主だった。茜に天性の資質を感じた花之丞は、一座に加えることに決める。突然のライバル出現に敵愾心を燃やすカケル。

カケルの意地悪や、花之丞が与える試練の数々に耐えきれず逃げ出してしまう茜に、花之丞は真意をあかす。
『紅天狗』。花之丞だけが上演権を持つ大衆演劇界に伝わる、幻の舞台。いつか、ふたたびこの作品を世に出すと誓った花之丞は茜という天賦の才を得て、動き始めたのだ。

しかし、そのためにはまだまだ数多くの試練を乗り越えなければならない。
そんな中、日本芸能界の征服を目指す悪徳傲慢プロデューサー、仰天一郎(池田成志)が動き出した。彼は、花之丞に復讐を誓う上川端麗子(川崎悦子)と手を組み、『紅天狗』の上演権を横取りすべく、妨害工作を始める。
茜とカケル、花之丞と麗子、そして天一郎。さまざまな運命が交錯する中、ついに『紅天狗』上演の時が来た。
奇人変人入り乱れ、今、最後のステージの幕が開く。

(以上、チラシより)

[観劇記録] & [感想]


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