■東京・都電 荒川線篇■


1997年 5月 2日(土)
2000年 6月10日(土)

ついつい後回しにしていた都電 荒川線を乗車すべく夕方から都内に出かけました。
生憎の強風と霧雨でしたが、都電に乗れる嬉しさに比べればなんてことは有りません。(笑)

宜しければ、コミック名物!たびてつ友の会」(白泉社刊)の9巻、会報71「東京下町散歩」(P174-P198)
併せてお読み頂けると、より一層楽しめるかも知れません。^^;;)


道標
−みちしるべ−

以下の時間は、大体の時間です。またJRの様に便名も無いみたいなので乗った車両を記述しますが、ご容赦願います。
(大型時刻表で探してみたのですが、特に記述無し。)

駅名 発着時間 便名 コメント
日暮里駅 17:08 各駅停車 ここから京成電鉄でスタートです。
ホームでのアナウンスが(各駅停車なのに)英語と日本語だったので驚きました。
町屋駅 17:13 各駅停車 高架線から見下ろすと荒川線の線路が見えて感激です。^^*)
町屋駅前 17:25 都電(7500型) 遂に都電 初・体・験です。フィルムを買い込んで早速激写します。(笑)
三ノ輪橋 17:30 都電(7500型) とりあえず近い方の終点に向かいました。(乗車時間 約5分)^^)
三ノ輪橋の商店街を歩きます。路地裏には下町情緒が漂っています。美味しいお店は無いかな?^^)
三ノ輪橋 18:20 都電(7500型) 美味しいつまみでお腹いっぱいです。
体力十分になったところで再び都電に乗車します。^^)
王子駅前 18:45 都電(7500型) 乗った電車が途中の王子駅前で終わりなので
急いで早稲田行に乗り換えました。ふ〜^^;;)
飛鳥山 18:50 都電(7500型) 王子駅前から飛鳥山までちょっとだけ一般自動車道を走りました。^^)
ウレシイ〜っ!
雑司ヶ谷 19:10 都電(7500型) この辺から坂道が多く見通しの悪い所は運転手が立って運転していました。
鬼子母神前 19:15 都電(7500型) 雑司ヶ谷からここ鬼子母神にかけてかつて手塚治虫先生が
お住まいだった並木ハウスが有ったらしいのですが今回は素通りです。
早稲田 19:20 都電(7500型) 遂に完全乗車達成です。やった〜 ~~\^O^)
早稲田 19:40 都電(7500型) 都バス早稲田営業所でパンフレットを入手しました。
飛鳥山 20:10 都電(7500型) 静態展示の6000形車両に出会うべく途中下車しました。待っててね〜。
王子駅 20:30 都電(7500型) 飛鳥山から王子駅前まで徒歩です。
王子に着いた後も街を歩き噂の飲み屋949も発見しました。(笑)


食べる

  1. ヒ・ミ・ツ(三ノ輪橋付近)

    このお店にホームページ掲載の許可がおりなかったのでヒントだけ下記にご紹介します。
    不親切で申し訳ないのですが、気力の有る方、探してみて下さい。(本当はヒントもまずいかも?TVの取材等も一切お断りだそうです。)

    【 三ノ輪商店街です。 】 【 新駅建設構想が有るみたいです。 】
    三ノ輪商店街です。
    (本文とは関係ありません。)
    一口\1,000-の募金を募って新駅建設を構想しているそうです。

    ヒント

    1. 営業時間 16:00〜21:00(定休日 月曜日)
    2. 三ノ輪橋徒歩5分くらい
    3. おつまみ一品200〜600円
      (レバ刺し\300-/鉄板モツ焼き\350-/焼きそば\600-)
    4. 親父さん、女将さん、お姉さん三人の家族(?)経営


乗る

  1. 東京都交通局 都電 荒川線<00年06月10日加筆>

    東京都唯一の路面電車ですが、残念ながら路線の殆どは専用軌道を走っており、かつての面影は殆ど残っていない模様です。

    今回は、郷愁を求めて、ただ1両残されている6000形ちゃん(通称・一球さん)に乗車して来ました。^^)
    昭和24年7月30日に製造された、この車両は、現役を退いていますが、イベントや貸し切り車両として今でもたまに走ることが有ります。
    早速、乗り込むと、車内には運転手さんと前後の扉を開閉する係員さん2名と車掌さん1名の4名体制で運行されていました。
    車内を見渡すと降車用ボタンは無く、乗客が車掌さんに降りる停留所を告げ、降車します。
    またエアコンが無いため、窓を全開にしていましたが、軒先から焼き魚の香りや、取り壊し中の家のほこり
    サンシャインシティ等の高層建築物など、さまざまな景色が飛び込んできて、タイムマシンに乗っている様な錯覚をおぼえました。

    最後は、荒川車庫に帰ってきましたが、ポイント切り替えで引き込み線に移り、一般車道を越えて、車庫に戻って来ました。^^)
    ここには掲載していませんが、車庫内部の整備工場に入り、パンタグラフをおろしましたが、なんと紐を引いて手動で作業をしていました。
    更にピット(地下の溝)から点検員が台車などの検査を行い、トラバーサ(移動橋)で敷地の奥に格納され、一日が終わったのでした。
    ちなみにパンフレットを見ると有料で好きな車両を選んで貸し切りにできるそうなので、いつか実現させようかなと
    野望を燃やしつつ、この地を去りました。またね!一球さん! ^^)

    貸しきり料金をはじめ、各種割引切符情報は、お得きっぷ情報をご覧下さいね。

    ■歴史■
    明治44年 8月1日 東京鉄道株式会社を買収し、
    東京市電気局を開業
    明治44年 8月20日 王子電気軌道株式会社開業
    昭和17年 2月1日 陸上交通調整により王子電気軌道(他)が
    東京市電気局に統合
    昭和18年7月1日 都政施行の為、東京都交通局に改称
    昭和42年12月10日 第一次都電撤去
    昭和47年11月12日 27系統/32系統以外の路線の撤去完了
    昭和49年10月 1日 路線名を”荒川線”に改称
    昭和53年 4月 1日 全車ワンマン運転化
    ローレル賞受賞(月日不明)
    昭和59年 3月 車両の冷房化を開始
    昭和61年 4月10日 運行管理システム導入
    平成 2年 5月 2日 8500形運行開始
    平成 9年 5月29日 全停留所段差解消工事完了
    平成 9年10月14日 三ノ輪橋停留所が関東の駅百選に認定

    ■データ■

    車両6000形(一球さん)1両(イベント専用)
    7000形23両/7500形13両/8500形5両
    運賃大人160円/子供80円(区間均一)

    【 6000形ちゃん外観 】 【 運転席 】 【 製造票?です。 】 【 6000形ちゃんの車内です。 】
    6000形ちゃんです。
    (荒川車庫)
    本日はご乗車
    有り難うございまーす。
    昭和24年7月30日製造だそうです。 郷愁いっぱいの車内です。

    【 荒川車庫に入ります。 】 【 大きくカーブします。 】 【 目の前に迫ります。 】 【 お疲れさま。^^) 】
    引き込み線に入ります。 車道を越えて車庫に向かいます。 あぶないですよ〜ご注意下さい。 到着です。お疲れさま。^^)

    【 7000形ちゃん外観 】 【 都電ちゃん外観 】 【 運転席全景 】 【 車内の風景 】 【 8500形ちゃんです。 】
    7000形ちゃんです。 7500形ちゃんです。 7500形ちゃん
    運転席です。
    7500形ちゃん車内です。 最新型の8500形ちゃんです。


見る

  1. とげぬき地蔵<00年06月10日加筆>

    都営・荒川線 庚申塚停留所/JR巣鴨駅を下車して徒歩5分くらいのところにあります。
    高岩寺と言われてご存じない方でも「とげぬき地蔵」さんのお寺といえば有名ですよね。^^)
    境内に安置されているお地蔵様の前には年輩の方をはじめ、たくさんの人が列をなしお地蔵様を磨くのを順番待ちしておりました。
    また周囲には大きな商店街や、古奈やさん(うどんやさん)が有りますが、急に体調が悪くなったので早々に切り上げてしまいました。
    ・・・やはり境内で売られている「幸福だんご(しあわせだんご)」(\100-)を買わなかったのがいけなかったのでしょうか?(笑)

    【 高岩寺門前です。 】 【 とげぬき地蔵さんです。 】
    高岩寺です。 おじいちゃん&おばあちゃんの
    アイドルです。

    住所東京都豊島区巣鴨3−35−2
    電話03−3917−8221

  2. 飛鳥山公園

    都内有数の花見の名所で、起源は古く江戸時代まで遡るそうです。
    今回は、6000形(6080)とD51 853が静態展示されているとの情報を聞き、
    立ち寄ってみると、綺麗に化粧直しされた6000形が闇の中に静かに眠っていました。

    【 一休さん外観 】

    住所東京都北区王子1−1−3
    電話03−3910−8882


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