■東塩釜・さざなみ篇■
仙石線の旅(2)
2000年 3月13日(月)

今年2回目の仙台出張ですが、今回は出張先でいやな事があったので
気分転換に美味しいお寿司を食べようと久しぶりに仙石線に飛び乗って
東塩釜まで繰り出してみました。^^;;)

道標
−みちしるべ−

駅名 発着時間 便名 コメント
東京駅 09:00 Maxやまびこ35/37号 8両+8両編成で35号は仙台止まり、37号は盛岡行きという変わった便です。
仙台駅 11:03 同上 盛岡行きと仙台止まりの編成の切り離し作業を眺めてから
早速、仙石線ホームにレッツゴー!(笑)
仙台駅 11:28 仙石線 仙石線ホームは3/11のダイヤ改正で
ピカピカの地下ホームに様変わりしておりました。
あおば通駅 11:29 仙石線 仙台市営地下鉄と直通の駅が出来て、利用客がたくさんいました。
お仕事 お昼ご飯を食べ、早めに訪問先に移動し、午後のお仕事に備えます。
仙台駅 17:14 仙石線 気分転換に仙石線に乗ろうと思ったら強風と雪で
一時運行を見合わせる等ダイヤが大幅に乱れておりました。
東塩釜駅 17:50? 仙石線 各駅停車の終着駅・東塩釜駅です。
東塩釜駅 18:52? 仙石線 上り・あおば通駅行きに乗り込み、仙台駅に戻ります。
仙台駅 19:30? 仙石線 寄り道もこれでおしまいです。^^;;)
仙台駅 20:10 やまびこ26号 速達便の東北新幹線で一気に南下します。
東京駅 21:52 同上 長い一日もおしまいです。まっすぐ自宅に帰りましょう。^^;;)

【 仙台駅にて 】 【 連結器を外します。 】 【 盛岡に向けて発車します。 】 【 少しずつカバーが出てきました。 】 【 特急みのりちゃんです。 】
Maxやまびこ35号(右)を切り離します 両車の連結器が静かに外れました。 連結部が露出したまま発車します 走行しつつ滑らかに
カバーが出てきます
Maxやまびこ37号ちゃん
またね!


食べる

  1. 美佐古寿司 藤倉店

    出張先で嫌な事があったので、気晴らしに仙石線に乗車してみようと帰り道、仙台駅に向かいました。
    仙石線に乗るのは、(
    松島訪問以来)実に5年ぶりという事もあって、どれほど変化したのか確かめたかったからです。
    ところが、この日の午後、折からの強風と雪でダイヤが大幅に乱れ、仙台駅で実に30分ほど足止めされてしまいました。
    やっとの事で、下り 石巻方面 東塩釜行きの各駅停車がきたので、早速乗り込み、小さな旅のはじまりです。

    2000年3月11日のダイヤ改正で、仙石線の一部が地下化されたのは、仙台篇でも触れましたが
    仙台駅→榴ヶ岡駅→宮城野原駅→陸前原ノ町駅、そして陸上自衛隊 仙台駐屯地に面した苦竹駅の近くまで
    地下路線に変わっているのを見て大変驚きました。
    そして苦竹駅までの旧来の地上路線のレールの撤去工事も進み、完全になくなるのは時間の問題といった状態で
    一抹の寂しさをおぼえましたが、ここから先は徐々に海が見えてきたので、少しずつ気分が晴れていきました。^^;;)
    たくさんの船舶とそれを支える造船所が見えてきた頃には今回の目的地・東塩釜駅に到着です。

    【 海が見えてきました。 】 【 ホームに降りると造船所が有ります。 】 【 改札口に向かいます。 】
    いよいよ塩釜港が見えてきました。 駅から夕焼けに染まる造船所が一望出来ます。 さあ、お寿司を目指してレッツゴー!(笑)

    駅の改札口を出ると、夕日の朱に染まった雲の固まりが、中トロのにぎりに見えてきました。(笑)

    そう、今回はガイドブックが絶賛していたお寿司やさんが目当てだったのです。

    しかしながら、このガイドブックは地図や道順について全くといっていいほど情報が有りません。
    わずかな紹介記事とお店の名前「美佐古寿司」さんを頼りに、途中、お土産やさんで、牡蛎の塩辛を買い
    お店の人に聞き込みをしつつ(笑)やっとの事で今回の目的地を見つける事が出来ました。

    【 店舗入口 】 【 板前さんです。 】
    住宅街の中
    クリーニングやさんの向かいにお店があります。
    右が宍戸さんです。

    暖簾をくぐり、カウンターに腰掛け、早速メニューを見て上にぎりを注文する時に

    「この時期、この土地ならではのネタを握ってもらえませんか?」

    と少しワガママを言い、板前さんの作業を眺めておりました。
    鮮やかな手さばきで、あっという間にたくさんの握りが出てきたので、目はキラキラ、心ウキウキ、足が5cmほど宙に浮きました!(笑)

    まずは、ブドウエビの握りから頂きましたが、程良い甘さが口の中いっぱいに広がり、思わず言葉を失ってしまいました。
    続いて北寄貝、”生”の味わいを失わない程度に軽く茹でてあり、板前さんの職人技に感動してしまいました。エクセレント!(笑)
    更に白身のお魚の美味しさに頷きつつ、生のマグロの赤身、そして本命の生の中トロの新鮮な味に思わず目を閉じてウットリ! ^^;;)
    その後怒濤の勢いで、かっぱ巻き(2つ)、鉄火巻き(2つ)、卵焼き、ウニを食べ終わりましたが、未だ腹六分だったので
    単品で、赤貝のひもの軍艦巻き(1カン)、身の厚い子持ちシャコのにぎり(1カン)、あなごのにぎり(1カン)を追加注文してしまいました。

    やっと、満腹になりましたが(食べすぎかな?)、余りのお寿司の美味しさにお酒を注文するのを忘れておりました。(笑)

    「お酒は、どこでも飲めますから(笑)」

    物静かに優しい面もちで板前こと宍戸さんのみじかい言葉に、お寿司に対する自信のほどがうかがえます。
    楽しい一時を過ごす事が出来ましたが、帰りの電車の時刻がせまっていたので、後ろ髪をひかれる思いでお店を後にし
    いやな事を塩釜港にたたき込み(笑)、東北新幹線の待つ、仙台駅に一目散に向かい、長い一日に幕を下ろしました。

    余談ですが、にぎりに付いてきたお吸い物ですが、ブドウエビの頭を火で香ばしくあぶったものが入っておりましたが
    カラの中の濃厚な(脳)ミソは、熱が通り過ぎず、風味を損なうことなく、とても美味しかったです。

    【 地図です。 】
    地図です。(お店で頂いた名刺のウラに印刷されていました。)

    住所〒985-0004
    塩釜市藤倉2丁目2番12号
    電話022−365−5173
    営業時間11:00〜20:30くらい(火曜日定休)
    ※上記営業時間中、休憩時間などは有りません。
     (通しでの営業です。)
    備考 にぎり特上\3,000-/上\2,300-/中\1,500-/並\1,000-他
    アクセス JR仙石線・東塩釜駅下車
    駅前西口駐輪場から仙台方面歩いて5分強くらいです。

  2. 牡蛎の塩辛

    美佐古寿司さんに向かう途中に購入したものです。
    名産の牡蛎をおよそ2年ほど発酵、熟成させたもので、とろろや大根下ろしに和えて食べると美味しいそうです。

    製造元(株)十字屋
    住所宮城県塩釜市藤倉3-5-14
    価格\1,050-(税込み)
    内容量110g

宜しければ 松島篇仙台篇 もご覧下さいね。

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