なんで鈍行の旅を選んだか ですって? もお〜読者様のいけずっ!(笑)
鉄道ネタ爆発の本篇をごゆるりと堪能して下さいませ。^^;)
尚、米沢篇同様、コミック「名物!たびてつ友の会」8巻(白泉社刊)と併せて読むと
より一層お楽しみ頂けるかと思いますのでお持ちの方はご参考にどうぞ!
(コミックとは、旅の順序が逆になってしまいましたが・・・)
駅名 | 発着時間 | 便名 | 列車番号 | コメント |
米沢駅前 | 10:00 | 送迎バス | − | 再度、宿の人に駅前まで送っていただきました。^^) |
米沢駅 | 13:11 | つばさ130号 | 130M | 友人は一足先に つばさちゃんで帰りました。 ここからが たびてつ本番です。(バキドカ) |
米沢駅 | 13:15 | 奥羽本線 | 436M | 単身で念願の峠駅に向かいます。(笑) |
峠駅 | 13:33 | 同上 | 同上 | 鉄道ファンの聖地 峠駅に遂に辿り着きました。^^) |
峠駅 | 16:44 | 各駅停車 | 442M | スイッチバック跡をたっぷりと堪能し、峠駅を後にします。さよなら。 |
福島駅 | 17:12 | 同上 | 同上 | 鉄路の勾配が緩やかになると共に奥羽本線の旅も終わりを告げます。 |
福島駅 | 17:23 | 東北本線 | 2146M | いつも出張で東北新幹線ばかり利用しているので 新鮮な印象を受けました。^^;) |
黒磯駅 | 19:18 | 同上 | 同上 | 疲労もピークに達し、しばし眠っておりました。^^;) 途中、カシオペアちゃんとすれ違った時にはびっくりしました。^^) |
黒磯駅 | 19:29 | 宇都宮線 | 2570M | 列車を乗り換え、更に東北本線を南下します。 |
久喜駅 | 21:23 | 同上 | 同上 | ここで後から来る快速列車に乗り換えます。 |
久喜駅 | 21:29 | 同上 | 3550M | 通勤快速に乗車しました。結構早いです。 |
上野駅 | 22:11 | 同上 | 同上 | 久しぶりに上野駅に降り立ちます。 さあ、横浜までいつもの電車で帰宅します。 |
明治時代のレールだそうです。(米沢駅にて) |
さあ、これから各駅停車の旅のはじまりです。 (奥羽本線在来線車内にて) |
乗り換え時間を利用して撮影しました。 (福島駅にて撮影) |
どこかで見た様な車両が元気良く走っています。 (福島駅にて撮影) |
米沢駅から在来線(436M)に乗り込み、一路、峠駅を目指します。
関根駅を越えた辺りから、緑深い山々が車窓に飛び込み、日本有数の急勾配のはじまりを静かに告げています。
大沢駅に停車した時に見慣れない駅舎の構造に戸惑いましたが、雪よけ(スノーシェッド)という北国独特の工夫だそうです。
ぼ〜っとしている間に念願の峠駅に到着したので、ドアの開閉ボタンを押してホームに降ります。
まず、驚いたのが駅舎内の涼しさです。雪よけの隙間から吹き込む風はまさに天然の冷房といった感じです。
何もかも新鮮に見えてしまうので、嬉しさの余りシャッターを押しまくった結果が下の画像です。(笑)
在来線(436M)にひとまず別れを告げます。 | これだけ在来線の本数が少ないと 降りる人はまずいません。^^;) |
つばさちゃんが頻繁に峠駅を通過していきます。 |
ふと冷静になって辺りを見渡すと上り線には2つのトンネルがあり、片方には線路がありません。
私はそれまで、山形新幹線 つばさちゃんが奥羽本線を通る様になって単に既存の線路の幅を広げただけだと思っていたのですが
ルートそのものも新たに引き直した事を初めて知りました。
左奥が旧上り線トンネル 真ん中の線路に先に有るのが現上り線トンネル 右手前が下りトンネルです。 |
米沢方向に向かって撮影しました。 左側が旧スイッチバック線跡です。 |
下り線側の壁面の駅標と看板に 世代交代を感じ取る事が出来ます。 |
下り線の方に目を向けると在来線から左側に逸れる形で旧スイッチバック線跡が見えるではないですか。
手荷物を持ち、ホームを降り、駅構内にある踏切を渡り、旧スイッチバック線跡の雪よけの下を歩きます。
旧スイッチバック線では 撤去工事が進められています。 |
旧スイッチバック線用雪よけです。 奥の青い雪よけが現在のものです。 |
なんと旧スイッチバック線の線路のうち片方(旧下り線?)は完璧に撤去され、歩道としてアスファルトが敷かれていました。
もう片方(旧上り線?)は、かろうじてレールが残っていましたが、撤去作業が続けられ、無くなるのも時間の問題でしょう。
同じ様な急勾配の路線で廃止され、観光施設(文化むら)として地方自治体などから手厚く保護されている
碓氷峠(旧 信越本線)との違いに愕然としてしまいました。(碓氷峠には純粋なスイッチバックは有りませんが。)
旧スイッチバック線の雪よけを出てすぐの所にある大きな敷地を持つお店です。
敷地内には日本庭園風で池には冷たい清水で岩魚を養殖しており店内で食べることも出来ます。
意外にメニューが豊富な事に驚きましたが、慌てず騒がず(笑)お約束の「力餅」をいただきました。(3個\380-)
お寿司やさんで使う木製の下駄の様な器に盛られてきましたが食べてみると、柔らかいお餅と甘さ控え目のこしあんで美味しいです。
もちろん持ち帰り用の力餅もあるのですが(12個入り\1,000-)、一人暮らしで食べきれないので断念しました。;_;)
ちなみにお持ち帰り様の力餅を6箱まとめ買いするとテレホンカードのプレゼントもあるみたいなので団体さんにお薦めです。^^)
(ちなみに上の峠駅の説明文中にあるEF71ちゃんの画像がそうです。1枚\1,000-で販売しています。他にも数種類有り。)
店内には在りし日の峠駅の写真や御主人の描いた絵画などがたくさん展示されているので
涼しい山風を頬に受けながらゆっくりとくつろいでみてはいかがでしょうか?
実は左に見える看板なのですが よく見ると”さよならスイッチバック”の看板を 上塗りしたものです。(笑) |
軒先の柱には 「駅に販売に行っている間は10分ほど店を閉めます。」 と書いてあります。 |
峠の力餅です。 |
旧スイッチバック線の雪よけを出てすぐの所にある売店付近に定期的に送迎バスがくる模様です。
当初は、ここの福島屋旅館さんに宿泊しようかと思っていたのですが、残念ながら予約でいっぱいの為、断念しました。
ただ送迎バスの本数が少ないので十分ご注意下さいね。(必要に応じて宿と交渉してみて下さい。)
滑川発 | 峠発 |
08:00 13:00 15:30 18:20 |
08:30 13:45 16:30 18:50 |
名称 | 福島屋旅館 |
住所 | 山形県米沢市大沢15 |
電話 | 0238−34−2250 |
宿泊料 | 大人\8,000-〜\10,000-(1泊2食付・税別) |
備考 | 1)峠駅までの送迎サービス有り(要予約) 2)駐車場有り(15台収容可能) 3)入浴のみの利用も可能です。(\400-) 4)露天風呂有り。 5)混浴/女性風呂/男女別内湯有り。 6)98年にリニューアル。 |