尚、コミック「名物!たびてつ友の会」8巻(白泉社刊)と併せて読むと
より一層お楽しみ頂けるかと思いますのでお持ちの方はご参考にどうぞ!^^)
駅名 | 発着時間 | 便名 | 列車番号 | コメント |
東京駅 | 22:30 | 東北急行 | − | 意表を突いて、今回は長距離バスを利用してみました。(トイレ無し・^^;) |
米沢駅前 | 翌 6:00 | 同上 | − | 朝早く着いたので駅も未だ開いていません。^^;) |
米沢駅前 | 翌15:30 | 送迎バス | − | 市内観光を終え、本日泊まる宿の人に迎えに来ていただきました。^^;) |
8月 5日(木)
駅名 | 発着時間 | 便名 | 列車番号 | コメント |
米沢駅前 | 10:00 | 送迎バス | − | 再度、宿の人に駅前まで送っていただきました。^^) |
米沢駅 | 13:11 | つばさ130号 | 130M | 友人は一足先に つばさちゃんで帰りました。 ここからが たびてつ本番です。(バキドカ) |
米沢駅 | 13:15 | 各駅停車 | 436M | 単身で念願の峠駅に向かいます。(笑) |
東北急行の長距離夜行バスです。 (東京駅にて撮影) |
まるで鉄道員(ぽっぽや)に出てきそうなキハ52ちゃんです。 (米沢駅にて撮影) |
400系のつばさ130号です。 友人はこれで先に帰りましたが 私が乗車したのは、その隣の在来線です。(笑) |
名称 | ジェイアール東日本レンタリース(株)米沢営業所 |
料金 | 2時間\500-/4時間\1000-/1日\1500- 但し19:00まで返却する事。 |
電話 | 0238−22−8161 |
明治41年7月〜43年7月にかけて建設された旧制 米沢高等工業學校 本館です。
その後、昭和19年4月に米沢工業専門学校、昭和24年5月山形大学工学部と幾多の変遷を経て現在に至っています。
ルネッサンス様式を基調とした美しい校舎は昭和30〜40年代まで実際に学生達に利用されましたが
昭和48年に重要文化財に指定され、昭和55年頃に大規模な修復作業を行いました。
事前に申し込めば、管理人立ち会いの元で校舎内部も見学可能です。(月に2〜3件の申し込みが有るそうです。)
現代の価値に換算して総工費60億円を要したと言われる建築物の美術的な価値もさる事ながら
内部に展示されている数々の実験器具(今では製造メーカーですら保管されていないものも有ります。)や
第2次世界大戦末期に試作された局地戦闘機「秋水」の液体ジェットエンジンの設計図面など近代科学の発達を示す貴重な学術的資料
更には、学徒動員時に配布された召集令状(=”赤紙”)や各種学内資料に記載された
「物資不足の為、本年(=昭和18年)を以て(学内資料の発行を)廃止とす。」などから見受けられる近代日本の悲しい歴史
作家・吉本ばななさんの実父(科学者だったらしいです。あせ)や各界の著名人を輩出した輝かしい歴史など
あらゆる側面から近代日本を浮き彫りにできるものがたくさん詰まっています。
これだけ貴重なものを無料で見ることができるので時間に余裕がある方は是非ご覧になって下さい。お薦めです。^ー^)
ちなみに敷地内の石碑に感銘を受けたので、ちょっとだけ引用します。
青春
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。{中略}
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる{以下略}
・・・たまには、旅先で何か想いに耽るというのもいいかも知れませんね? ^^;)
優雅で美しい建築様式です。^^) | 昭和40年代まで使用されていた1F理化教室です。 | 2F会議室には当時と同じ椅子や机が再現されています。 |
第2次世界大戦末期に設計された 局地戦闘機「秋水」の 液体ロケットエンジンKR-10の図面です。 |
召集令状、通称”赤紙”です。 |
住所 | 山形県米沢市城南4-3-16 |
電話 | 0238−26−3009(みさわさん) |
先↑の知恵熱と夏の灼熱ですっかりノドが乾いてしまったので、お酒を呑んでパワーを充電する事に決めました。(笑)
ここ酒造資料館は、かつて東北最大の酒蔵として使われていた建物の一部を昭和59年に修復し
古(いにしえ)の酒屋の風景の展示コーナーなど多数の資料を一般に公開しています。
個人的に気に入ったのが、日本各地古今東西の陶器(ぐい呑み、片口)などが所狭しと展示されているのです。
あの北大路魯山人作の器までコレクションに加えられているでは、あ〜りませんか! とっても欲しかったです。^^)
おちゃけの試飲(無料)は、入口を入ってすぐの所と、奥の即売場の2カ所で楽しめます。ヒック ^ー^*)
住所 | 山形県米沢市大町二−三−二二 (柳町上通り) |
電話 | 0238−21−6601 |
入場料 | 一般\310-/中・高生\210-/小学生\150- |
開館時間 | 9:00〜16:30 |
街外れの杉が生い茂る林の中を奥に進むと、上杉家当主の墓所になっています。
(地元の人によると「二十年前くらいは、昼間でも真っ暗になるほど、多くの杉が生えていた。」そうです。)
上杉謙信の墓所を中心に、左側が偶数代の当主(二代 景勝/四代 綱勝/六代 吉憲/八代 宗房/十代 鷹山/世子 顕孝/十二代 斉定)
右側が奇数代の当主(三代 定勝/五代 綱憲/七代 宗憲/九代 重定/十一代 治広)の墓所という
整然とした配列は見る者の心を強く打ちます。 ※上杉謙信は、米沢藩主ではありません。
蝉時雨や杉のざわめきに耳を傾け、初夏の空気を胸いっぱい吸ってみてはいかがでしょうか? ^^)
残念ながら積年の風雪による廟屋の痛みが激しく、我々が訪れた時には景勝公の廟屋の修復作業が行われておりました。
末永く残して欲しいものですね。^^;)
蝉が鳴く杉木立の中を奥に進みます。 | 上杉謙信公のお墓です。 | 上杉家藩主代々のお墓です。 |
住所 | 山形県米沢市御廟1丁目5番〜30 |
電話 | 0238−23−3115 |
入場料 | 大人\200-/大学・高校生\150-/小・中学生\100- |
開館時間 | 9:00〜17:00 |
米沢城址を利用してつくられた公園で市民の憩いの場であると共に観光名所の拠点でもあります。
以下↓の上杉博物館までの施設は、全てこの敷地内に位置しています。
時間に余裕の無い場合は、ここを起点に観光されると良いかと思います。^^)
公園入口です。 | お堀には、蓮の花が色鮮やかに咲き乱れています。 |
入園料 | 無料 |
住所 | 山形県米沢市丸の内1-4-13 |
電話 | 0238−22−5111(米沢市商工観光課) |
上杉景勝(上杉家二代目当主)が、越後から米沢藩に移封されるにあたり
初代当主 謙信公の亡骸を米沢城内に祠堂を造ってまつった事に端を発しています。
その後、明治時代に上杉鷹山公と併せて祀る様になり、上杉神社と呼ばれる様になりました。
残念ながら、大正8年 米沢市大火により、当時の神殿はことごとく焼失し、大正12年に再建され、現在に至ります。
私は、ここで ご縁があります様にと 5円をお賽銭として奉じました。御利益があるといいな♪(笑・実話)
入園料 | 無料 |
住所 | 山形県米沢市丸の内1-4-13 |
電話 | 0238−22−3189(上杉神社社務所) |
大正12年の上杉神社の再建に伴い、上杉謙信、景勝、鷹山、そして直江兼続公の遺品・遺墨を中心に収蔵、展示しています。
刀剣類、甲冑類(直江兼続の”愛”の字の飾りの入った兜など)、武具、陶器、唐から献上された(?)衣服など
重要文化財クラスの逸品が目を引きます。^^)
稽照殿 外観です。 |
入館料 | \400- |
開館時間 | 9:00〜16:00 |
住所 | 〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-4-13 |
電話 | 0238−22−3189(上杉神社社務所) |
上杉博物館は、今年(1999年)5月6日から平成13年秋まで新館建設中の為、休止しています。ご注意下さいね。^^;)
特に有名な観光名所ではありませんが、境内が立派な日本庭園になっています。
下の写真は、本来は池の部分ですが、水が無くなっているのが残念ですね。
小野川温泉付近の とあるお寺に即身物が安置されているそうです。(未確認情報)
日本全国に安置されている約14の即身物のうち、約8つが、山形県にあるそうです。
(その理由は、即身物になる荒行が出羽山を中心に行われていたからとの事。)
酒造資料館を出て、おなかが空いたので、お昼ご飯を食べるべく、ここを目指しました。(笑)
秋田の赤杉を使い大正時代に建てられたという大きな館を利用した米沢牛料理の老舗です。
エビスビールで乾いたノドを潤しながら(←また呑むんかい!・笑)ランチの米沢牛づくし(\3,500-・税別)を選びましたが
やわらかくてサッパリとした牛刺し、牛肉のステーキ、牛肉シュウマイ、ご飯、吸い物という構成でどれも美味しかったです。^^)
仕上げに ベニバナメロン(?)のシャーベット(\700-くらい?)を単品で頂きましたが、夕張メロンの様な甘さでした。
営業時間 | 昼の部 11:00〜14:00(ラストオーダー) 夜の部 17:00〜20:00(ラストオーダー) |
定休日 | 不定休 |
住所 | 山形県米沢市門東町1-3-46 |
電話 | 0238−23−1128 |
url | http://www.yoshitei.co.jp/ |
「名物!たびてつ友の会」で紹介されている「桂町さっぽろ食堂」と同じ店かどうかわかりませんが、2日目のお昼をここでとりました。^^;)
<01年05月09日加筆>
スイッチバックが有ったことで有名な峠駅で販売している「峠の力餅」が、ここ米沢駅前でも入手出来ます。
尚、賞味期限が製造日当日のみなので、帰る時に購入するのがポイントです。
詳しくは、駅弁コーナーをご覧下さいね。
詳しくは、駅弁コーナーをご覧下さいね。
詳しくは、駅弁コーナーをご覧下さいね。
レンタサイクルで市内を散策中、善立寺付近の味噌やさんを見かけたので購入しました。
大豆、米、食塩だけで造ったお味噌です。(1kg \383-・税込)
米沢駅構内のKIOSK(売店)で購入しました。(\525-・税込)
私は、夏季限定という「冷やし中華そば」(\700-)を頂きましたが、麺は自家製の細いコシのある縮れ麺で、スープにお酢の酸味は無く
普通のラーメンのつゆを冷やした様なもの(ちょっとごま油が入っています。)でサッパリとして美味しかったです。
これとは別にメニューには「雪ん子中華そば」(\600-)というものが有りましたが違いはよく分かりません。
(メニューの説明には、「冷たいラーメンです。」と書いて有りましたが。)
地元の常連さんをはじめ、ほとんどのお客さんが、「冷やし系」を注文されているのには驚きました。^^)
「お堀端 さっぽろ」さんですが、「桂町さっぽろ食堂」さんをはじめとする「さっぽろ系」の総本山だそうです。
さっぽろさんの看板です。
蕎麦やさん兼ラーメンやさんといった趣です。
冷やし中華そば(\700-)です。
営業時間 11:00〜19:00 定休日 水曜日 住所 〒992-0052山形県米沢市丸の内1丁目7番9号 電話 0238−23−1128 url http://www.e-yone.co.jp/user/00000657/main.html
JR米沢駅前の郵便局やスーパーキムラ駅前店がある通りを2〜3分ほど進んだ所に支店が有ります。^^)
尚、新きねや弁当部の駅弁は、米沢駅改札から構内に入り、すぐ左手に販売所が有ります。
ちなみに 新きねや弁当部の駅弁は、米沢駅構内でも買えますが、駅を出てすぐ目の前に店舗が有り、ここでも購入できます。
尚、松川弁当部の駅弁は、米沢駅改札から構内に入り、すぐ右手に販売所が有ります。
普通味噌(1kg\450-・税込)の他に各種味噌(や醤油)が有りますが、量り売りで入手出来るのが嬉しいですね。^^)
(こちらのお味噌、後日、うちの実家から”美味しい”と大絶賛を受けました。^^)
米沢駅前のスーパー キムラ駅前店で購入しました。(笑)
製造者 株式会社 平山孫兵衛商店 住所 山形県米沢市大町2-2-22 電話 0238−24−2222
パッケージの表記を見ると”香味牛肉(モモ肉)スライス”とありますが、食べて見ると生タイプのサラミといった感じです。
製造者 株式会社 米澤紀伊國屋 住所 山形県米沢市丸の内1-6-2 電話 0238−23−2260
初日は、朝イチから市内を駆けめぐり、とても汗をかいたので、観光を早々に切り上げることにしました。
旅館の人に米沢駅まで迎えに来て頂き、宿に向かう途中、いろいろとお話を伺いました。
ゆう | 「山形新幹線が出来てから、お客さんは増えましたか?」 | 宿の人 | 「(首都圏から)あまりに早く米沢に着いてしまうので、旅の終着点という趣が無くなったのか 日帰り旅行される人が多く、お客様は減りましたねえ。」 |
宿の人 | 「米沢市内も郊外にバイパスが出来てから、そちらが栄える様になって 昔からの中心街がさびれ閉店を余儀なくされるお店が増えましたねえ。」 |
この後もいろいろと米沢の移り変わりを伺いながら、景色はだんだんと山や森が増えて来ました。
便利になる一方で何かが顧みられる事が無くなる、理屈では分かるし、どうしようもないのですが
どこか割り切れない気持ちがこみ上げてくるのは私だけでしょうか?
車に揺られること約30分で今日の宿である やな川屋旅館 に着きました。
部屋に荷物を置いて、早速、温泉にゆっくりと浸かるべくエレベータに乗り最上階である5階に向かいます。
実は、ビルの屋上が男女別の露天風呂になっているのです。(2階にも大浴場が有りますが・・・)
宿の周囲は、見渡す限り山なので辺り一面が緑に包まれており、夜空を見上げれば、夏の大三角形などの星座が瞬いています。^^)
すっかりお気楽極楽モードでお風呂から上がると、お次の楽しみは夕食です。(笑)
ご飯やお吸い物をはじめ、お刺身、天ぷら(天つゆの代わりに抹茶塩で頂きます。)、鯉のうま煮など約10品目の料理の他に
デザートまで付いてます。限られた予算と材料の中で丁寧に調理されていたので、いたく感激しました。
あとで宿の人に伺ったら「夏場はいい食材がなんにもなくてねえ。大した料理がだせなくて・・・」と控え目なコメントでした。^^;)
(ちなみに春・5月前後は山菜、秋・9月頃は、キノコがすぐ近くで採れるので、その時期の料理がお薦めとのこと。)
ビールでほろ酔い気分に浸りながら、米沢の夜は更けてゆくのでした。(笑)
住所 | 山形県米沢市小野川町2486番地 |
電話 | 0238−32−2211 |
宿泊料 | 大人\8,500-(2食付、旧館・税別) |
備考 | 1)米沢駅までの無料送迎サービス有り(要予約) 2)駐車場有り(50台収容可能) 3)入浴のみの利用も可能です。(\300-) |
やな川屋旅館さんのすぐ目の前にある とても小さな公衆浴場です。
湯治客だけでなく、地元のおじいちゃん&おばあちゃんも利用している憩いの場でも有ります。
実は、我々が宿泊した時にフジテレ○が取材をしていましたが、後日(8/9)朝の番組(とくダネ)で放送されていました。
外来の人は、入浴券を目の前の「つるや商店」や「山川屋商店」でお買い求めの上、入浴して下さいね。^^)
(それと入浴時間を過ぎると自動ロックされてしまうのでご注意下さいね。)
入浴料 | ¥200− |
入浴時間 | 7:00〜21:00(外来者) |