![]() | ばっくなんばぁ>2002年1月掲載分 | ![]() | |
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<話題>■【産経新聞/人】西本智美さんが紹介されています。言うまでもなく、ボリショイ交響楽団の首席指揮者に就任されたことがその内容です。その自らの楽団を率いての凱旋公演ツアーが、この秋、大阪から始まるようですね。楽しみです。
■【産経新聞/メディアニュース】小原孝さんが紹介されています。昨日、新しいアルバム「鍵盤詩集〜プレリュード」と「弾き語りフォーユー」の2枚をリリースされたとか。来月にはこの発売を記念してのリサイタルも開かれるようです。演奏会の情報はこちらで。(ちなみに、「月刊Piano」にもインタビュー記事は載ってます…)
■【産経新聞/アンテナ】青山音楽賞が決まったようです。音楽賞には、ピアノの村越知子さんや土居知子さん、それにソプラノの林田明子さんが決定とのことです。おめでとうございます。
<ひとりごと>
◆「ぶらあぼ」の中に、「”ぶらあぼ”のもうひとつの利用のしかた」という囲み記事が毎号、載っています。巻末のコンサート情報のページを利用して、自分の行った演奏会に印をつけるとかして保存しておいて、生涯の記録としよう、というのです。なるほど、確かにそういう使い道もあるだろうとは思います。でも、自分の行った演奏会なのだから、このような方法ではなくて、チラシやチケットの半券、プログラムパンフレット等をうまくファイリングして保存しておくことの方がずっといいのではないか、と思うのです。むしろ、「ぶらあぼ」のこの巻末ページが活きるのは、あの演奏会はいつだったっけ、と自分の行った行かないに関わらず、演奏会の情報を広く検索したいという時ではないでしょうか。そういう時にこれを時系列のインデックスとして利用すると、なかなか強力なデータベースになるのではないか、そう思えるんです。そう言えば、「音楽の友」の演奏会情報のページも、独立して別冊付録という形になっていますね。こういう利用法も意識しているのでしょうか…
<演奏会情報>●神尾真由子ヴァイオリンリサイタル
(2002年3月8日(金)19時開演/加古川ウェルネスパーク アラベスクホール●小山実稚恵ピアノリサイタル
(2002年4月7日(日)14時30分開演/加古川ウェルネスパーク アラベスクホール<ひとりごと>
◆上記の演奏会情報は、いずれも、"Hideyuki Nishida"様からメールで頂いたものです。情報のご提供、どうもありがとうございました。
◆CD屋で面白いチラシを見つけてきました。「J−クラシック・ガラ・コンサート サマー・フェスティバル2002」というものです。何でもこの夏、8月3日(土)に、東京の芸術激情に国内の人気アーティストが勢揃いして開く、夏の一大イベントのようです。その出演者がまた凄いです。司会には高嶋ちさ子&加羽沢美濃の2人(以下、同様に敬称略)、そして、及川浩治に近藤嘉宏、青柳晋、斎藤雅広、樋口あゆ子(以上ピアノ)、加藤知子、幸田聡子、小林美恵(以上ヴァイオリン)、高木綾子、萩原貴子(以上フルート)、古川展生(チェロ)、塩田美奈子(ソプラノ)、畑儀文(テノール)、竹松舞(ハープ)等の面々が続々と出てくるというのです。一度にこんなにも大勢の人気アーティストが終結するなんて、何と豪勢なものなんでしょう。今年は東京だけで昼夜の2回、公演をするようですが、さて、来年以後、関西でも同じようなこと、やらないもんですかねぇ…
<演奏会情報>●関西シティフィルハーモニー交響楽団オペラシリーズVol.3/蝶々夫人
(2002年2月10日(日)14時開演/グランキューブ大阪メインホール)●Live image
(2002年3月21日(祝・木)18時開演/神戸国際会館こくさいホール)●サントリー音楽財団コンサート〜新実徳英
(2002年3月22日(金)18時30分開演/いずみホール)<話題>
■【産経新聞から】タカラヅカ出身で、東京芸大声楽科に進学し、プロシンガーに転身された三矢直生さんが、大阪の舞台に帰ってこられます。それも、初めてのオペレッタ出演で、です。来月3日のシンフォニカーさんの名曲コンサートがその公演です。「こうもり」でのオルロフスキー侯の役、何とも楽しみですね。(ちなみに私は行きます。)
■【月刊Piano2月号から】ピアニストのユンディ・リさんのカラー写真入りのインタビュー記事が載っています。”ピアノ界のキムタク”のお顔を拝見できるのが、ファンには嬉しいのでしょうね…
■【月刊Piano2月号から】竹松舞さんのインタビュー記事が載っています。医学の勉強と音楽との両立について、「どちらの世界も極めることに終わりはなくって、日々常に新しいものを吸収して、何度も何度もいくつものハードルを越えて行かなくてはならない。だから今までもこれからも、自分に限界をつくりたくはないんです」という彼女の言葉が印象的です。
<ひとりごと>
◆上の「月刊Piano」は、既に発売されてから1週間以上経っていますが、他に書くこともないので(おいおい)、書いておきました。私自身の備忘録的な意味合いもありますので、情報が遅いぞ、という突っ込みはなしにしてください。m(__)m
<話題>■【産経新聞/地球楽信から】読売日本交響楽団が創立40周年を迎え、その記念に、10月から11月にかけて、ワーグナーの大作「パジルファル」を上演するそうです。本場のバイロイトで活躍しているポール・エルミングをはじめ、ペトラ・ラング、クルト・モル、フランツ・グルントヘーバーなどの大物がずらりと勢揃いし、演出には高島勲、美術・装置にはヘニング・フォン・ギールケを起用し、まさに大物揃いの公演。「ゲルト・アルブレヒトを常任指揮者に迎えてからの快進撃ぶぎには手が付けられない」ようです。
■【産経新聞/地球楽信から】ザルツブルクで行われていた第8回国際モーツァルト・コンクールのピアノ部門で、菊池洋子さんが第1位を獲得したそうです。おめでとうございます。(ちなみに、群馬県のご出身だそうですね。)
<ひとりごと>
◆昨日のTV「情熱大陸」には、指揮者の西本智美さんが登場されていました。先頃、ボリショイ交響楽団の首席指揮者に就任されたばかりですが、そこに至る過程を追った内容でした。怪我をされたりしながらも、そうした苦難を乗り越えての首席指揮者就任。それでなくても、女性指揮者というだけで、どこか偏見の目で見られてしまうと思うのですが(松尾葉子さんという立派な前例があるにも関らず、まだまだ…なんですかねぇ)、それをものともせずに、その高い音楽性で楽団員をリードしていく彼女は、ほんと格好いいですし、素敵ですね。この番組を見て、彼女のファンも増えることでしょう。私も彼女のデビュー当時から注目はしているのですが、まだ、その演奏を聴く機会に恵まれずにいます。いつか、機会を見つけて、彼女の演奏、聴きに行かなきゃ。
◆昨日、伊丹へ行くのに、一旦、阪神で大阪へ出てから阪急で戻る、というコースを取ったのですが、その途中、梅田の三番街にあるぴあのプレイガイドへ寄ってみました。ここって、たくさんのチラシが整然と並べられているんですよね。たまに大阪へ来た時には寄るようにしているのですが、ほんと、神戸のプレイガイドでは目にしないような公演のチラシも置いてあったりして、いいです。神戸にもこれくらいのプレイガイドがあればいいのに…(かつては、せいでんのプレイガイドや今は亡き駸々堂書店内にあったぴあのプレイガイド等が、これに匹敵する規模だったのに…)
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・藤村匡人&長谷智子 リートデュオ・リサイタル
<演奏会情報>
●ムジカヴィーヴァ カルチャースペシャルVol.8
(2002年3月3日(日)13時30分開演/神戸文化ホール・中ホール)●ラヴリーコンサート オペラ「あまんじゃくとうりこ姫」
(2002年3月17日(日)14時30分/17時開演/神戸新聞松方ホール)●たのしい弦楽四重奏
(2002年3月17日(日)14時開演/西区民センター)●飛翔する音楽家たち−神戸30
(2002年3月29日(金)19時開演/神戸朝日ホール)<ひとりごと>
◆伊丹アイフォニックホールへ、伊丹シティフィルハーモニーの演奏を聴きに行ってきました。プロとアマ混成のオケですが、なかなか気合の入った素敵な演奏を聴かせてくれました。詳しい感想は、また後日に、ということで。
◆ということで、この週末の3日間、連続して演奏会に行ってきました。なかなか充実した週末ですな…(^^; 1月はとりあえず、これで予定の演奏会は全て終わり。月に5回、ですか。結構、いいペースですね。さて、これから1年間でどれだけの数の演奏会に行けるか、楽しみです。
<ひとりごと>◆尼崎のアルカイックホールへ行ってきました。ニュー・オペラシアター神戸の公演、「ドン・ジョヴァンニ」と観てきたのです。いやぁ、素晴らしい舞台でした。阪哲朗さんの指揮で、岩田達宗さんの演出、ソリスト陣も井原秀人さんを筆頭に、特別出演の浜田理恵さん、雁木悟さんや吉田早夜華さん、期待の若手の老田裕子さん等々、実に豪勢なメンバーによる公演でした。特に印象的なのは、昨年夏のカレッジオペラの「ドン・ジョヴァンニ」にも同じくドンナ・アンナ役で出演していた老田さんの歌唱ですね。半年前にも歌ってはるから余裕があったのか、どこか貫禄すら感じることのできるような、実に堂々としたものでした。いやぁ、素敵な公演でした。
◆オペラを観た後は、友人達との新年会で、帰りも遅かったので、簡単に。
<ひとりごと>◆ということで、うはらホールへ、藤村匡人さんと長谷智子さんのデュオ・リサイタルを聴きに行ってきました。「冬の旅」全曲というプログラムの演奏会、いやぁ、なかなか中身の濃いものでした。藤村さんも関西で精力的にご活躍されているバリトン歌手ですよね。その実力もなかなかのもので、たっぷりと聴かせてくれるシューベルトでした。詳しい感想はまた後日、アップします。
◆それにしても、今日は会場には、藤村さんが出演されるということで、神戸市混声合唱団の皆さん(藤村さんは同合唱団のメンバー)や、神戸在住の声楽家の皆さんなど、多くのアーティストの方が見えていらしてました。会場の方だけでも、ごっつい豪勢な顔ぶれというのが、何とも…(^^;
◆ところで、「冬の旅」と言えば、つい、フィッシャー=ディスカウさんを思い出してしまいますね。何年か前にもディスカウさんがシューベルトの曲を教えるという番組がNHKで放送されていたような… でも、私が愛聴しているのは、バスのクルト・モルさんの演奏のライブ録音。これもまた10年くらい前にFMで放送されたのをエアチェックしたものなんですが、なかなか渋くて素敵なんです。バリトンのキーよりも3音ほど下げて歌っているみたいですが、このキーで、バスのどっしりとしたふくよかな響きで歌われる「冬の旅」は、ほんと、哀愁を帯びていて、どんどん気分が沈み込んでいくようです。ピアノがバスの響きの上にかぶってくるように響いてくるような感じがするのが、やや難点ではありますが…
◆明日は、尼崎アルカイックホールへ。昨年夏に続いての「ドン・ジョヴァンニ」、贔屓のアーティストの方も多く出演されるので、楽しみです。わくわく。
◆というわけで、今日は短かめに。
<演奏会情報>●ナイト・ウィズ・キャバレッツ
(2002年2月9日(土)19時開演/ジーベックホール)●バレンタインコンサート
(2002年2月9日(土)18時30分開演/ホール・オブ・ホールズ六甲)●足立輝代 日本の心をうたう
(2002年3月2日(土)16時開演/神戸新聞松方ホール)●スプリングコンサート
(2002年3月30日(土)18時30分開演/ホール・オブ・ホールズ六甲)<ひとりごと>
◆大丸の中のチケットぴあのプレイガイドへ定例のチラシ収集へ。いつも思うのですが、どうして、こう、チラシの整理がきちんとできていないのでしょう? 既に終った公演のチラシが平気でラックに入っているのには、正直、呆れてしまいます。東京混声合唱団の演奏会だって、先週でしょう。そんなチラシが、どうして、1週間も経っているのに、置かれているの? その辺の無神経さには、がっかりとしてしまいます。更に、もう1つ、何故、「ぶらぁぼ」の最新号が、発行日を過ぎても、店頭に並んでいないの? 演連と協同して、ぴあが自分とこで出している冊子でしょう。それが、発行から5日経っても、プレイガイド店頭に並んでいない、これって問題じゃないですか。これで、案外とヤマハとかに置いてあったりするんですよね。(今月は確認してませんが。)全く、一体どうなっているんでしょう…
◆その足で、Virgin MegaStoreにも寄ってきました。小澤さんのニューイヤーコンサートのCDが出ているのを確認しながら、他にも何か面白そうなものは、と見ていると… フィンランドの聖歌集というのが目に入りました。しかも、オーケストラ版です。BISから出ているもので、オケ用に編曲された聖歌を収めたものだとか。う〜む、欲しいぞ、と思いながら、とりあえず唾だけつけてきたのでした。
◆明日はうはらホールへ行ってきます。楽しみ楽しみ。
<更新情報>・”りんく”のページで、一部リンク切れのものを削除、又追加をしました。
<ひとりごと>
◆この2月に来日するピッツバーグ交響楽団、このチケットを買おうと思っていたところ、D席とかC席は既に売り切れていたのですね。それ以上は、値もかなり高くなるので、ちと辛いな…とちょっと諦めかけていたんです。ところが、ふと、Yahoo!のオークションなどを見てみたら、このC席のチケットが出品されているじゃないですか。思わず、入札してしまいました。で、難なく落札。今日、無事にそのチケットが届きました。う〜む、感無量ってところです。外来オケの演奏を聴くのも、久しくないことですし、しかも、ピッツバーグ響と言えば、4年前の来日時には、私、大阪公演と姫路公演との2公演、聴きに行っているのですね。前回は、ミッシャ・マイスキーさんとギドン・クレーメルさんとの競演で、ブラームスのドッペル・コンチェルトをやったり、或いはクレーメルさんのソロでシベリウスのコンチェルトをやり、また、メインがベト5或いはマラ5だったのですね。(その時の演奏会の感想については、こちらを参照→ 姫路公演/ 大阪公演)
あれから4年… 当時はまだ独身で演奏会行きたい放題(?)だった私も、今は結婚して所帯持ちの身。思えば、いろんなことがありました。同様に、指揮のヤンソンスさんや、ピッツバーグ響自体にもいろんなことがあったことでしょう。この4年の歳月を経て、このオーケストラがどう変わったか、ちゃんとは聴き取れないかもしれませんが、しっかり聴いてこようと思います。来月の21日が楽しみです。(わくわく)
◆ということで、今日は短かめに。
<演奏会情報>●日本テレマン協会第336回マンスリーコンサート
(2002年2月14日(木)19時開演/大阪倶楽部4階ホール)<ひとりごと>
◆今日の「徹子の部屋」のゲストは村治佳織さんだったのですね。知らなかって、仕事の帰りにタワーレコードに寄ったら、売場に貼り紙がしてあるのを見つけたんです。ん? 22日放送予定、って今日やんけ! う〜む、ビデオの予約をしておけばよかったぁぁ〜と後悔しても既に時遅し。どんな放送だったんだろう?と思うと、見逃したことがとっても残念なのでありました…(しゅん)
◆上の演奏会情報は、昨日の産経新聞の夕刊に掲載されていたものです。1790年代に製作されたというそのハープは、独特の音色を奏でるのだそうです。さぞや、モーツァルトの時代の貴族のサロンとかの雰囲気たっぷりの演奏会になるのだろうな、と思います。ちなみに、バレンタインの日ですね。2人で出かけて、貴族気分に浸ってみるのも面白いかもしれませんんね。
◆ところで、最近、やたらとハープ(又は琴)を目にするような気がしています。上記のもそうですが、それ以外にも、最近売り出し中の上松美香さん、新しいアルバムを出された竹松舞さん、それに、「千と千尋の神隠し」でブレイクした木村弓さん等々… そのぽろんと響く優しい音色が、安らぎ感を与えてくれるのでしょうね。”癒し”系とか言うて、人気が出るのも分かる気がします。(何度も言いますけれども、この言葉は個人的には嫌いです…)この人気はいつまで続くのでしょう…
◆そう言えば、竹松さんの新アルバム「コンチェルト・セレナータ」、三宮のタワーレコードにはまだ置いてませんでした。…発売からもう3日経つのに、どうなっているのでしょう?
<演奏会情報>●大阪フィルハーモニー交響楽団第12回神戸定期演奏会
(2002年3月10日(日)15時開演/神戸文化ホール・大ホール)●大阪フィルハーモニー交響楽団第356回定期演奏会
(2002年3月14日(木)19時開演/フェスティバルホール)<話題>
■【産経新聞/地球楽信から】今月11日、パヴァロッティが英国ロイヤル・オペラ(コヴェントガーデン劇場)の舞台に7年ぶりに復帰されたそうです。公演の前日に母親が急逝され、その悲しみを乗り越えての熱唱だったとか。「この公演は母親に捧げた」とパヴァロッティ自身、語られたそうです。記事は、「二十世紀の奇跡といわれた名歌手にまた一つ、新しい伝説が加わった」と結んでいます。
■【産経新聞/地球楽信から】ドイツの名門オーケストラ、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督に、リッカルド・シャイーさんが就任することになったそうです。現在はブロムシュテットさんが務めていらっしゃるのですが、その後任として、2005年から登場されるとのことです。
■【産経新聞/神戸版から】ピアニストの天宮遥さんの紹介記事。この4月からは「音楽は癒しである」という考えをさらに深めるために、神戸大学発達科学部音楽科に入学されるそうですね。音楽棟のピアノの個室に忍び込んで行けば、天宮さんに会える…などと思ってしまうのは、私だけ?(学生の時はよく遊びに行ってたものです。^^;)
それはともかく、彼女の今後の音楽活動にも注目ですね。
■【産経新聞/なにわコラムから】今月13日の大フィルの恒例の新春コンサート。本来ならば、朝比奈隆さんがここで指揮をしているはずだったのですが、マエストロに代わって指揮をしたのが、下野竜也さん。指揮研究員ということで、朝比奈先生の元で研鑽を積まれた方ですね。「確かな「朝比奈継承」を聴いた」と記事では書かれています。さぞや素敵な演奏だったのでしょうね…
■同記事中、朝比奈隆さんのご子息の千足さんが語ったマエストロ最期の模様というものが書かれています。ちょっと引用。
---------<ここから引用>---------
「僕の手をさぐって、ぎゅっと握るんです。その力といったら。おやじ、何をしたい」と問うても返ってこない。あれは起き上がろうとしていたんです。いま一度指揮台へ、の執念だったろうという。
---------<ここまで引用>---------まさに音楽一筋のご生涯だったのですね。そして、マエストロの音楽は今もなお、多くの人々の心の中に息づいているのだと信じたいと思います。
<ひとりごと>
◆と、残業で帰りが遅かったので、新聞記事ネタでお茶を濁しておこうとしているのでした…
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・神戸フィルハーモニック ニューイヤーコンサート
<演奏会情報>
●モナコ公国モンテカルロ・バレエ/シンデレラ
(2002年3月2日(土)18時30分開演/神戸文化ホール・大ホール)●ラフマニノフ〜入門から真髄まで!
(2002年3月9日(土)16時開演/いずみホール)●和太鼓松村組
(2002年3月9日(土)19時/10日(日)14時開演/新神戸オリエンタル劇場)●三森尚子オルガンリサイタル
(2002年3月9日(土)16時30分開演/神戸松蔭女子学院大学チャペル)<ひとりごと>
◆上のとおり、神戸フィルのニューイヤーコンサートに行ってきました。超満員御礼という状態で、立ち見も出るほどの大盛況でした。いやはや、一体どうしてまた、こんなに? という感じです。オケのメンバーのみならず、スタッフさんもびっくり、でしょう。主催者には神戸元町のライオンズクラブさんが入っていて、毎年熱心に集客をしているようですが、今年は期待以上の成果をあげたというところなのでしょう。演奏はともかく、熱気むんむんの会場でした。
◆ところで、神戸フィルと言えば、指揮は朝比奈千足さん。昨年末にお父上の朝比奈隆さんが亡くなられたばかりです。そのご心中を察しますに、心からお悔やみ申し上げないではいられません。思うに、今回、元気のいい曲ばかりが並んでいたのは、ある意味では千足先生ご自身がご自分を元気づけようとして、演奏しているのでは、とも見えます。そういうところが、多くの人の共感を呼んで、演奏会全体を盛り上げていたのかもしれませんね…
<ひとりごと>◆yonezawaさんという方からメールをいただきました。この15日にシンフォニーホールで行われた、京都大学交響楽団の定期に行ってこられたというのです。以下、メールからの引用です。
---------<ここから引用>---------
15日、シンフォニーホールで金聖響指揮、京大交響楽団の
マーラー6番、聴いてきました。「感動した!」の一言です。
CDでは、なかなかあじわえない、ど迫力!大人数の交響楽団の意気込み、
特に、聖響氏のうねるような、しなやかな、踊るような(?)素晴らしさに
圧倒されました!
もう一度、いや、もっと聴きたい。
---------<ここまで引用>---------短い言葉の中に、感動がぎゅっと詰まっているようですね。何でも、クワイア席で聴かれたそうなので、余計に感動も深かったことでしょう。素敵な演奏を聴かれて、何ともうらやましい限りです。yonezawaさん、メールをありがとうございました。
それにしましても、聖響さんは素敵な指揮者になられましたね。今や、最も人気のある若手指揮者の1人と言うてもいいでしょう。今後の活躍も楽しみです。
◆今、書店で販売されている「カンパネラ」の表紙は、ハープの竹松舞さん。高校生の時にデビューされて後、今は順天堂大学の医学部に通っていらっしゃるという、ちょっと異色のハーピストですね。最近には新しいアルバム「コンチェルト・セレナータ」も出されて、好評のようですね。「Mostly Classic」の「盤耳純聴」でも、同じく高校生の時にデビューされたギタリストの村治佳織さんの名前も一緒にあげて、お2人とも成人を迎えるようになって、周囲の期待以上に大器に育ったというようなことが書かれていました。ほんと、そうですね。周りに流されることなく、自分のやりたいこと、或はするべきことをきちんと見据えて、道を歩んでいくことって、なかなかできないことでしょう。それをきちんと実践されているのには、感心します。新しいアルバム、買ってみようかな。(ちなみに今、これを書きながら聴いているのは彼女の2枚目のアルバム「妖精伝説」です。)
◆そう言えば、村治タ織さんのDVD「コントラステス」も、とうに買ってはいるものの、なかなか見る時間が取れないでいます。そろそろ、見ないと。(^^;
◆ということで、今日の更新は簡単に。
<演奏会情報>●安楽みゆきソプラノリサイタル
(2002年2月24日(日)14時30分開演/神戸新聞松方ホール)●タンゴ〜新たなる出発
(2002年2月24日(日)14時開演/神戸文化ホール・大ホール)
<話題>
■今年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサート、小澤さんが指揮をして大好評だったわけですが、このCDが地元オーストリアでは7日から発売されているのですね。発売から6日間で何と、4万枚もの売り上げを記録し、ヒットチャートでもポップスを押し退けてトップに踊り出る勢いだとか。オーストリアにおける小澤人気の凄まじさを見るような気もします。こうなると、ますます、この秋からの活躍に期待がかかりますね。オーストリアの人達もさぞや待ち遠しく思っているのではないでしょうか。さて、日本ではいよいよ明日からこのCDが発売されます。日本での売り上げはいかに、気になるところです。
<ひとりごと>
◆大阪シンフォニカー交響楽団から、名曲コンサートの案内のハガキが届きました。と言うても、私はもう、昨年の夏に大きなパンフレットをいただいて、チケットも購入済みです。今さら…という気はします。でも、こういうのを送ってくるということ自体、オーケストラのこの演奏会にかける意気込みというものが感じられて、いいですね。今年も5回、フェスティバルホールへ通おうと思います。ところで、ハガキには、5回のセット券購入の人にもれなく記念ステッカープレゼント、って書いてあるのですが、もう買っているという人には当たらないのかしらん…?
◆シンフォニーホールから「シンフォニア」の2月号が届きました。もう初夏の演奏会の案内が出ているのですね。この辺の演奏会情報はいずれ、こちらのページにもアップしていこうと思います。
◆ところで、「シンフォニア」の表紙を飾っているのは、ヴァイオリンの諏訪内さん。中面の「グランドホワイエ」の欄では、朝岡聡さんが、彼女の魅力について書かれています。そんな彼女の演奏会が、 2月4日のベレゾフスキーさんとのデュオリサイタル。もちろん、私も行きます。久しぶりに彼女の演奏を生で聴けるのが楽しみです。わくわく。
<演奏会情報>●二本のフルートによる夕べ
(2002年2月22日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール)●山中祐起子マリンバリサイタル
(2002年2月23日(土)18時開演/神戸新聞松方ホール)
<話題>
■2月10日に仲道郁代さんと祐子さんの姉妹がデュオコンサートをされるという紹介記事が産経新聞夕刊に載っていました。「「あうんの呼吸」による演奏と家庭的な雰囲気が楽しめるコンサートになりそうだ。」とのことで、楽しみです。演奏会の情報はこちらへ。(ちなみに、私はチケットを買いました。)
<ひとりごと>
◆今日はあの震災から丸7年の日。各地でいろいろな式典などが行われていました。その中の一つ、三宮の東遊園地での「1・17のつどい」に、私も仕事が終わってから寄ってきました。竹筒の中にろうそくの火を灯して、また、献花をして、とやっていると、あの日のことがまざまざと思い出されてきます。この行事も毎年行われていますが、ほんと、ずっと続けていってほしいものです。記憶を風化させないためにも…
◆昨年も書いたのですが、ろうそくの火って、ほんと温かいですね。今日もろうそくの火に囲まれながら、祈りを捧げていたら、何か不思議と心の中にその温もりが伝わってくるような気がしました。そして、それが私に生きよとでも言うているような感じもするのです。私も親しくしていた友人を亡くしました。そのような犠牲者の方の分までも、私達がしっかりと生きていかないといけないな、と改めて思ったのでした。
<演奏会情報>●ロン=ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート
(2002年2月20日(水)19時開演/シンフォニーホール)<話題>
■大阪出身の指揮者、西本智実さんが、15日までに、ロシア国立ボリショイ交響楽団の首席指揮者に、日本人として初めて、就任されたそうです。おめでとうございます。
■15日、旧NHK神戸放送局跡地で神戸を拠点とするミュージシャンが出演する「震災から生まれた歌コンサート」が開かれたそうです。その中には、ロックバンド、「クウェーサー」も出演していたそうです。このリーダーというのが、神戸市の職員の森田さんだとか。「震災をきっかけに生まれた神戸のパワーが再び熱くよみがえれば」と話していらっしゃるそうですが、ほんと、そうですね。これからも、お仕事と演奏活動と、ますます励まれますよう、応援したいと思います。
■毎年ですが、この時期になると、阪神・淡路大震災絡みの報道が、新聞・TVともに多くなります。そんな中、気になる記事が一つ。以下に引用。
■「十七日で活動を終えるのは、被災地の文化復興を支援してきた「アート・エイド・神戸実行委員会」。自宅や作品などを失った芸術家に緊急見舞金を贈る一方で、避難所での演奏活動に取り組んだ。寄付金などが年々減少していたのが現状で、島田誠事務局長は「芸術家支援という目的は達成した。震災という理由だけでは資金が集まらなくなっている」と話す。」(産経新聞1月16日夕刊)
■「アート・エイド・神戸」もその活動を終えてしまうのですね。思えば、震災直後から、芸術家達の支援を目的にして、いち早く立ち上がったのが、元海文堂書店社長の島田さん達でした。その活動があったればこそ、神戸の芸術活動は廃れることなく、今日にまで復興してきているのですね。あれから7年、いろいろなことがあったことと思います。長い間、お疲れさまでした。
<ひとりごと>
◆上記、演奏会情報の、ロン=ティボー・ガラコンサートですが、主催者はこれまでは三和銀行でしたが、今年からはUFJ銀行なのですね。チラシにもしっかり、”UFJ”の文字が並んでいます。世の流れを感じますなぁ。
◆ということで、明日は震災7周年の日。私も東遊園地でろうそくに火を灯してきたいと思います。
<演奏会情報>●オーパス・ワン
(2002年2月5日(火)19時開演/いずみホール)●第33回KOBEフレッシュコンサート
(2002年2月17日(日)14時開演/東灘区民センター・うはらホール)●第10回西宮市新人演奏会〜萌える音楽家たち
(2002年2月17日(日)14時開演/西宮市フレンテホール)<ひとりごと>
◆「ぶらあぼ」の1月号を見ていて、気付いたのですが、この2月にヒリアード・アンサンブルが来日するのですね。そういえば、昨年のタリス・スコラーズの演奏会の時のプログラムに、アレグロミュージックさんの主催公演予定としてあがっていたっけなぁ、と思い出したのですが、よくよく、「ぶらあぼ」の記事を読んでみると、東京公演だけなのですね。…悲しいです。記事にも書いてあるように、アルバム「オフィチウム」はとっても素晴らしいものでしたよね。私も発売から割と早い段階で買って、何度も聴いたのですが、その不思議な音空間の広がりは何とも言えない美しさと安らかさに満ちています。こんな演奏を生で体験できる、またとない機会だというのに、東京での公演だけとは… いつか、大阪でもやらないかなぁ。
◆そのヒリアードアンサンブルの新しいアルバムが出ていますね。「モリムール」というのがそのタイトル。バッハのシャコンヌをベースにして、クリストフ・ポッペンさんのヴァイオリンとの競演という、またまた異例のもの。輸入盤はちょっと前から出ていましたが、最近になって国内盤も出るようになったみたいですね。三宮のHMVで見たら、国内盤が2,700円なのに対して、輸入盤は20%オフになって、2,000円ちょっと。これは結構、お買得かもしれません。欲しい…としばし、手に取って見ていましたが、結局は買わずに帰ってきたのでした。(しくしく)それにしても、ヒリアードの演奏を聴きたいものです。と、これを書いているBGMは、もちろん、彼らの「オフィチウム」なのでした。
◆ところで、彼らのこれらのアルバムについて、”ヒーリング系”という言葉が、その評価に使われているみたいですね。個人的にこの言葉、好きじゃないので、そういうふうに言われるのはどうかと思うのですが… その辺のことは、またの機会に。
大変長らくお待たせいたしました。2か月近くお休みをしておりましたが、本日より、再オープンいたします。どうぞ、今後もよろしくお願いいたします。<更新情報>
・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・長谷川陽子&ミカ・ヴァエユリュネン デュオの午後
・村田隆子ヴァイオリンリサイタル
・神戸フロイデ合唱団第34回公演
・天宮遥ピアノリサイタル
・神戸大学混声合唱団アポロン第39回定期演奏会
・ザルツブルク・モーツァルテウム弦楽四重奏団
<演奏会情報>
●ファミリーコンサートVol.6
(2002年1月20日(日)14時開演/東灘区民センター・うはらホール)●神戸市室内合奏団定期演奏会
(2002年1月23日(水)19時開演/神戸文化ホール・中ホール)●川井郁子 ヴァイオリン・コンサート
(2002年1月24日(水)19時開演/伊丹アイフォニックホール)●ボリス・ベレゾフスキー ピアノ・リサイタル
(2002年1月27日(日)14時開演/川西市みつなかホール)●PLAY! TRIPLE PIANO CONCERT
(2002年1月27日(日)15時開演/いたみホール・大ホール)●室内楽の愉しみ〜コレギウム・ムジクム・テレマン ニューイヤーコンサート
(2002年1月27日(日)14時30分開演/アラベスクホール)●アンサンブル・神戸 特別演奏会
(2002年2月2日(土)16時開演/神戸新聞松方ホール)●西村由紀江コンサートツアー2002
(2002年2月8日(金)19時開演/9日(土)18時開演/フェニックスホール)●あなたに贈るコンサート
(2002年2月9日(土)14時開演/灘区民ホール・マリーホール)●古川展生&稲本響クラシックライブ
(2002年2月16日(土)18時30分開演/大阪府門真市ルミエールホール)<ひとりごと>
◆ということで、何とか復活しました。休み中は、何かとご迷惑をおかけしまして、すみませんでした。休ませていただいていた間にも、更新を休まずに続けろ、という内容のメールをいくつか頂戴いたしました。それらを読んでみて、改めてこのページの意義とかいうものを自分でも見直すことができたように思います。これからも、少しでも皆さまのお役に立てるようなページを作っていけるよう、努力してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたしますね。
◆再開にあたり、”らいぶらりぃ”のページの仕様をちょっと変更しました。今までは、”らいぶらりぃ”のトップのページに当年の月別インデクスがあったのですが、それをやめまして、トップのページから各年ごとのインデクスに飛んで、そこから各月別のインデクスへ、というようにしました。辿っていくのに、ちょっと手間がかかるようになりますが、ご容赦くださいませ。
◆前から分かっていたのですが、”らいぶらりぃ”の過去の記録のページで、演奏会の感想のページから戻るのリンクボタンを押すと、”らいぶらりぃ”のトップページに戻ってしまうという問題点がありました。2001年の分は解決をしていますが、2000年以前の分は、まだ手付かずの状態です。(何せ、数が多いので…)おいおいと修正をしていきますので、ご容赦ください。
◆日記のページなのですが、廃止することにしました。代わりに、日記(のようなもの)をここに書くことにしました。いきなり駄文が目に入るのはいやだ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、リンクを辿っていくよりは、この方が読みやすいかと思いますので、ご理解くださいませ。
◆なお、過去の日記のページは、今月末までに削除しようと思います。
◆その他、新たに書きたいコンテンツもあるのですが、それらはいずれ、発表することにします。
<ひとりごと>◆更新のお休みはもう少し続けさせていただきますが、とりあえず、年も明けましたので、一言、新年のお喜びを申し上げます。
◆昨年末には、大きな事件がありましたね。いろいろと書きたいことはあるのですが、その辺のことは、正式に再開してから書こうと思います。
◆その正式な再開は、1月13日(日)〜14日(祝)の頃を考えております。いましばらくお待ちくださいね。>皆さま