![]() | ばっくなんばぁ>2002年6月掲載分 | ![]() | |
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<演奏会情報>●イシハラリリックアンサンブル演奏会
(2002年9月18日(水)19時開演/イシハラホール)●篠原美幸ソプラノ・リサイタル
(2002年10月5日(土)18時30分開演/イシハラホール)●玉井菜採ヴァイオリン・リサイタル
(2002年10月6日(日)15時開演/イシハラホール)<ひとりごと>
◆ということで、ウィーン・オペレッタ劇場の「サウンド・オブ・ミュージック」を見てきました。期待どおりの素敵な舞台でした。メラニー・ホリディさんのマリアは実にチャーミングで、彼女にこそぴったりの役だと実感することができました。また、子供達もウィーンの少年合唱団等に所属しているような実力の持ち主ばかりで、実に素晴らしかったです。妻と2人、存分に楽しむことのできた舞台でした。
◆そうそう、ミュージカル・ナンバーの部分は英語なのですが、途中の台詞は全てドイツ語だったんです。これがちょっと新鮮なふうに聴こえたのも面白かったです。
<話題>■【産経新聞/夕刊】ヴァイオリンとアコーディオンのユニット「TENGO」のことが紹介されています。「異色のおばちゃんユニット」と書かれていますが、そんな年齢など関係なしで面白そうなサウンドを聴かせてくれるみたいですね。アルバム「KISS OF FIRE」でデビューを果たし、来月5日には大阪のバナナホールでライブを開くそうで、俄然、注目を集めているようです。「こんな”おばさん”の元気な姿を見て、何かしら希望を持ってもらえたら」ということですが、元気を与えてくれるサウンドが楽しみですね。
<ひとりごと>
◆明日はウィーン・オペレッタ劇場の「サウンド・オブ・ミュージック」を見てきます。マリアの役を、あのメラニー・ホリディさんが演じるといいますから、これは見応えがありそうです。ということで、今、その予習も兼ねて、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラ盤を聴いています。マリアと言えば、やはりまずはこの映画でのジュリー・アンドリュースさんでしょう。彼女の声は、決して声楽家にひけを取らないくらいの素晴らしいものですね。改めて聴いてみて、その素晴らしさに感心しています。非常にハリがあり、また表情も豊かな歌唱はまさに天下一品なもの。う〜む、ますますホリディさんの歌うマリアが楽しみになってきました…
<演奏会情報>●野村幸代ピアノ・リサイタル
(2002年10月11日(金)19時15分開演/神戸新聞松方ホール )●”ジョルジュ・エネスコ”・ブカレスト・フィルハーモニー管弦楽団
(2002年10月22日(火)19時開演/神戸新聞松方ホール )<話題>
■W杯記念の3大テノールのコンサートが無事に行われたようですね。で、公演に先駆けて、パバロッティさんが3年後に引退することを表明されたようです。これまでにも何かと噂されることもあったようですが、遂に…ですか。あと3年、ファンにその美声を存分に聴かせてほしいものですね。
<ひとりごと>
◆パバロッティさんが引退されることで、いよいよ時代はポスト3大テノールの時代へと移っていくのでしょうね。何か寂しいような気もする今日この頃です。
<演奏会情報>●上塚憲一 ベートーヴェン・チェロ・ソナタ全曲演奏会
(2002年10月25日(金)18時30分開演/神戸新聞松方ホール )●天満敦子 渾身のバッハ第1夜
(2002年11月1日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール )●天満敦子 渾身のバッハ第2夜
(2002年11月15日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール )●迫昭嘉ピアノ・リサイタル
(2002年11月16日(土)18時開演/神戸新聞松方ホール )<ひとりごと>
◆昨日は、勝手にお休みをしまして、すみませんでした。(むっちゃ眠たかったんです…)
◆本屋で面白い本を見つけてしまいました。「宇宙戦艦ヤマト画報」、あの懐かしのアニメの絵が全てといっていいほど、満載されているのです。しかも作品ごとに。いやぁ、こんな本が出版されていたんですねぇ。かつて子供の頃に夢中になっただけに、つい買ってきてしまいました。いやほんまに、懐かしい。ということで、今、聴いているのは、羽田健太郎さんの交響曲「宇宙戦艦ヤマト」。大友直人さん指揮のN響による演奏、終楽章のドッペルコンチェルトでの徳永二男さんのヴァイオリンが高らかに歌いあげる第2主題がまた泣かせますなぁ。
<ひとりごと>◆韓国も負けちゃいましたね、W杯。ちょっと悲しいので、更新はお休みします…(--;
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・仲道郁代&小林美恵 ソロとデュオの午後
・神戸フィルハーモニック第44回定期演奏会<演奏会情報>
●神戸市混声合唱団 秋の定期演奏会
(2002年9月1日(日)14時開演/神戸文化ホール・中ホール )●大阪センチュリー交響楽団第79回定期演奏会
(2002年9月13日(金)19時開演/シンフォニーホール )●川井郁子ヴァイオリン・コンサート
(2002年9月16日(休・月)16時開演/神戸国際会館こくさいホール )<ひとりごと>
◆ふと思い立って、佐藤眞さんのカンタータ「土の歌」を聴いています。全7楽章からなる曲で、その終曲が、中学校なども広く歌われている「大地讃頌」で知られる曲ですね。岩城宏之さん指揮の東京交響楽団&東京混声合唱団による演奏なのですが、久しぶりに聴くといいものですね。フルオーケストラのシンフォニックな構成も素敵ですし、その上に乗る合唱もまた、美しいハーモニーを聴かせています。普段、こういう合唱曲ってあまり聴かないし、また、この曲自体、どちらかというと割と知られた曲であるが故にかえって敬遠してしまう、ということもあります。が、こうして改めてじっくりと聴いてみると、大勢の人に愛されるだけの魅力を持った曲なのだということを感じさせてくれます。「♪〜母なる大地を あ〜 たたえよ大地を あ〜」のラストは実に感動的なもんですねぇ。
◆昨日も書いたように、ケーブルTVに入ったんですけど、インターネット接続はケーブルじゃなくて、未だにISDNです。うちのマンションで光ファイバーを導入するやらしないやら言うていたようなので、ちょっと待とうかなと。でも、いつに結論は出るんだろう…?
<演奏会情報>●歌でつづる名曲コンサート
(2002年8月31日(土)18時開演/ルナ・ホール )●佐藤裕美子ピアノリサイタル
(2002年9月8日(日)14時開演/神戸朝日ホール )●諏訪内晶子ヴァイオリンリサイタル
(2002年9月12日(木)19時開演/あすかホール )<ひとりごと>
◆今日は住吉川公園のクリーン作戦の日。私達のとこも当番でまわってきたので、行ってきました。朝早くから近所の人達総出でゴミを集めて、公園をきれいにしていく、いいもんですね。清流の道とも言うている公園ですからね、やはり皆の力できれいにしていかないと。何か、ええことしたぁ、と自己満足な1日なのでした。
◆そして、今日、ようやくに工事をしてもらって、私達の家でもケーブルTVが見られるようになりました。(ぱちぱち)開通してから、何故かアニメのチャンネルばかり見てましたが(^^;、他にもいろいろとチャンネルがあるようで、楽しめそうです。それに同時にBSデジタル放送も受信できるようにしてもらったので、ハイビジョン等での文字データを受信することもできたりするのです。大河ドラマなんかだったら、時代背景とかの解説を文字データで見ることができるわけです。よりTVが楽しくなるようで、ようやくにして時代に追い付いたという感じです。
◆で、「Mostly Classic」なんかに載っているTV等でのクラシック音楽の番組の予定表を見る楽しみというのも増えますね。来月だったら、WOWWOWでカラヤンのコレクションを放送したり、NHKのハイビジョンで今年の宮崎国際音楽祭でのコンサートを放送したりするようで、要チェックです。楽しみ楽しみ。
<話題>■チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、上原彩子さんが優勝されたそうですね。諏訪内晶子さん、佐藤美枝子さんに次いでの日本人として3人目の優勝者、かつピアノ部門では日本人初の優勝者ですね。また、ヴァイオリンの部門でも川久保賜紀さんが、中国のチェン・シさんと共に2位に入賞、優勝者がいないため、事実上のトップとなったとのこと。いやぁ、実に喜ばしいことですね。何はともあれ、おめでとうございます。
■また、今回のコンクールで上原さんが予選からずっと弾いていたというのが、ヤマハのピアノなんだそうです。スタインウェイが独占してきたコンクールを、前回に次いで、ヤマハが制したということで、こちらの方もまた、日本の力が認められたということのようです。嬉しいことですね。
<ひとりごと>
◆サイトウキネンのチケットは、結局、取れませんでした。電話、頑張って何度も粘ってかけたのに… うぅ、松本への道は遠いもんです。(しくしく)
◆その悔しさを紛らすために(?)、昼と夜と2本の演奏会に出かけてきました。昼間の神戸学院大学では仲道郁代さんと小林美恵さんのデュオコンサート。仲道さんご自身が学生の頃に作曲されたという作品の初演もあり、とっても素敵なものでした。夜は文化ホールで神戸フィルの定期。すっかり美空ひばり等の歌謡曲のイメージのついてしまっている幸田聡子さんを迎えての演奏は、なかなかお洒落なものでした。彼女のアンコールが、また「悲しい酒」で、会場中もしんみりとして、いやぁ、いいものです。やっぱり、日本人には演歌ですねぇ。
◆上に書いたチャイコフスキーコンクールに関連してですが、そう言えば、先日のW杯の予選リーグで日本vsロシア戦の際、ロシアが日本に敗れてモスクワでも暴動が起きて、同コンクールを見にきていた日本人も巻き込まれて怪我をしたとかいうことがあったのを思い出しました。サッカーで負けた後に、今度はまたピアノやヴァイオリンでも日本人にトップの座を取られてしまうこととなり、ロシアの人達の気持ちやいかに、と何か気になってしまうのは、私だけでしょうか…
◆そのサッカーもいよいよ大詰めになってきましたね。韓国も無事にベスト4入りを決めて、今、気になるのは、世界中が注目する決勝戦の行われる横浜で27日に行われる3大テノールのコンサート。パヴァロッティさんはドタキャンなどしないで、ちゃんと開催されるのかが、妙に気になる今日この頃です。(^^;
<演奏会情報>●マンドリンが奏でる「古典」の世界
(2002年7月12日(金)19時開演/兵庫県立美術館「芸術の館」・ミュージアムホール )●神戸国際フルートコンクール披露演奏会
(2002年7月24日(水)18時45分開演/神戸文化ホール・中ホール )●ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル
(2002年10月5日(土)14時開演/シンフォニーホール )<ひとりごと>
◆さて、明日はサイトウキネンのチケットの発売日。早く寝て、電話での攻勢に備えることとしましょう…
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・原田英代ピアノリサイタル
<話題>
■【産経新聞/夕刊】神戸で中国歌曲の普及活動を行っている張文乃さんが紹介されています。この9月に来日する中国フィルと競演するということで、指導している合唱団の練習にも力が入っているようですね。日中の音楽交流のかけ橋として、今後のご活躍にも期待したいですね。
<ひとりごと>
◆ダン・タイ・ソンさんの新しいアルバム「ショパン:ピアノ・ソナタ(全曲)」を買ってきました。彼の大ファンである妻のためであります。(^^; 「Mostly Classic」の中でも紹介されているのですが、この中で一番の注目は、普段あまり演奏される機会の多くない1番を、彼ならではの響きで味わい深く弾いていることでしょう。って、まだちゃんと聴いてないんですけどね。ショパン弾きの名手がさらに味わい深いショパンを弾いているということで、こんど、じっくりと聴いてみることにしましょう。
<話題>■指揮者の山本直純さんの訃報が。急性心不全のため、69歳で亡くなられたそうです。山本さんというと、大阪では何と言うても「1万人の第九」ですね。今はもう佐渡裕さんにその座を渡して久しいのですが、やはり「1万人…」というと山本さんというイメージは強くありますね。大阪城ホールをいっぱいにしての壮大な「第九」、もはや12月の風物詩ともなっているこのイベントを始められたという、その功績は大きいですね。心よりご冥福をお祈りいたします。
<ひとりごと>
◆上の山本直純さんのことに関連してもう少し。新聞記事には、TV番組「オーケストラがやって来た」で親しまれた、と書かれています。何とも懐かしい番組です。私も子供の頃、見ていました。思えば、あの頃って、NHKの「音楽の広場」、テレビ朝日の「題名のない音楽会」、そしてTBSの「オーケストラがやって来た」という3つの音楽番組があって、それぞれ、面白い企画を組むなどして私達に音楽の魅力というものを教えてくれていました。そのそれぞれの番組の司会をしていらっしゃった方がとうとう、3人全員、お亡くなりになってしまったのですね。芥川也寸志さん、黛敏郎さん、そして山本直純さん、今思えば、これらの番組を見ていなかったら、私もクラシック音楽をこうも好きにはならなかったのではないか、と思います。いろいろな音楽を教えてくれ、またそれらの魅力もたっぷりと味わわせてくれたこれらのご3方は、音楽をより幅広い層の皆さんに広めたということで共通点がありますな。そして、山本さんが最後に亡くなられてしまい、何か1つの時代が終わったような気もしてならないのでした。
<演奏会情報>●鈴木慶江 ファースト・リサイタル
(2002年9月4日(木)19時開演/いずみホール )●華麗なるアルゼンチン・タンゴ フランシスコ・カナロ楽団
(2002年10月16日(水)14時/19時開演/シンフォニーホール )●チェコフィルハーモニー室内管弦楽団
(2002年10月23日(水)19時開演/シンフォニーホール )●ザ・シンフォニー特選コンサートVol.4 大友直人の神秘
(2002年11月4日(休・月)15時開演/シンフォニーホール )●ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ/魔笛
(2002年12月6日(金)18時30分開演/フェスティバルホール )<ひとりごと>
◆W杯、残念でしたね。でも、4年後へ向けての目標もできたんじゃないかしらん。(専門家じゃないから分からないけど。)そしたら、我々も応援でドイツへ行けますしね。でもって、ついでに本場ドイツのオペラ劇場めぐりもしてまおうと。(^^; う〜む、と勝手に夢はふくらむのでした…
<演奏会情報>●大阪フィル・ポップス・コンサート
(2002年10月6日(日)15時開演/シンフォニーホール )●ウィントン・マルサリス&リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラ
(2002年10月11日(金)19時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆「Mostly Classic」の7月号が届きました。特集記事は「ミュンヘン、オペラ真っ盛り」というもの。ミュンヘンのオペラということで、ミュンヘン市内の地図やこの秋からのラインアップなどを紹介するというもの。もちろん、夏のオペラ・フェスティバルのことも載っています。こんな記事を読むと、行きたくなってしまいますな。折しもサッカーのW杯に夢中な今日この頃、妻曰く「じゃ、4年後に行こう!」「え、何で4年後なん?」「サッカーも一緒に見れるやん!」…ま、そうなんですけどね。(^^; う〜む、ちょっとだけ真剣に考えようかな。(不明)
◆同じく「Mostly Classic」ですが、インタビュー記事「IN TOKYO OUT」では、ゲルハルト・ボッセさんが登場しています。神戸市室内合奏団の音楽監督として私達にも馴染みのボッセさんですが、こんなふうに大きく取り上げられていると、何か嬉しいものですね。保存しておこう。
<演奏会情報>●ファミリーコンサート 音楽の玉手箱
(2002年8月25日(日)14時30分開演/アラベスクホール)●北浦洋子ヴァイオリンリサイタル
(2002年9月14日(土)18時開演/神戸新聞松方ホール)●高嶋ちさ子&加羽沢美濃カジュアルクラシックス
(2002年9月23日(祝・月)15時開演/アラベスクホール)●小原孝・佐山雅弘 ピアノデュオ
(2002年9月26日(木)19時開演/神戸新聞松方ホール)<話題>
■【産経新聞/地球楽信】先月から来日公演を行っていたボローニャ歌劇場のことが曹かれています。豪勢な顔ぶれによる公演は、大成功であったと言えるのでしょう。評論家の皆さんの熱っぽい言葉がその感動を如実に伝えているようです。そう言えば、小泉首相もこの公演を見に行っていらっしゃいましたね。まさに「感動した!」のでしょうね…(でも、その翌日にはW杯の日本vsロシア戦を観戦してはったような。いいですねぇ…)
■【産経新聞/立ち話】京都出身のヴァイオリニスト、玉井菜採さんのインタビュー記事が。この春からは東京芸大の講師もされるようになったとか。演奏活動もさらに活発に行ってはるようで、今後の活躍がますます楽しみです。
■【産経新聞/立ち話】ピアニストのラン・ランさんの記事が。中国を代表する若手ピアニストですね。夢は同じ瀋陽出身の小澤征爾さんと共演することだとか。デビューアルバムも小澤さんゆかりのタングルウッド音楽祭のライブ盤でしたしね。きっとその夢はいつかかなうことだろうと、将来が楽しみです。
<ひとりごと>
◆天保山のアイマックシアターで、「美女と野獣」を見てきました。通常の映画館の10倍もの大きさを誇るアイマックシアターのスクリーンに合うように、ラージ・スクリーン・フォーマット版として再現されたもので、しかも、映画版ではカットされていた名曲、「Human Again」も盛り込まれているというもの。いやぁ、実に素敵な作品でした。映画での「美女と野獣」も、かつてレンタルビデオで見たことはあったのですが、やはり、これだけ巨大なスクリーン上で、しかも立体的な映像で見せられると、その鮮明なまでの美しさに感動しないではいられないですね。新しく追加されたという「Human Again」も実に自然な感じで、従来からの映像の中に入り込んでいて、何の違和感もなかったです。それに、楽しいですね、この曲。ブロードウェーでのミュージカル版では歌われていたらしいですが、その中でも人気の曲だというのもうなずけます。野獣の召使達が、人間に戻れる日を待ち詫びて、野獣とベルとの恋を見守りながら、お城の中を奇麗にしようと掃除して回るという内容。こういう、いわば脇役達の歌う曲で楽しいのというと、「リトル・マーメイド」の「Under the Sea」なんかもそうですが、こういうのこそミュージカル・ナンバーとして人気を集めるのが、何とも面白いものです。
<演奏会情報>●カルロス・ラサリ楽団
(2002年7月5日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール)●フルートとチェロの調べ
(2002年7月8日(月)19時開演/神戸新聞松方ホール・ホワイエ)●美しきヴァイオリンの調べ
(2002年7月16日(火)14時開演/神戸新聞松方ホール)<ひとりごと>
◆松方ホールで原田英代さんのピアノリサイタルを聴いてきました。いやぁ、なかなかにすごい演奏会でした。あのエネルギッシュな演奏は、まさに彼女ならではなのでしょうね。十分に満ち足りた演奏会だったのでした。
◆松方ホールに行く前に、神戸のソフマップに寄ってしまいました。新しいeMacも発売され出しているのですね。iMacにiBook、PowerMacG4にPowerBookG4、そしてeMacですか… いやぁ、目に毒なものを見てしまったものです。未だにPowerPCG3以前のノーマルのPowerBook2400を使っている自分が何とも意地らしく思えてしまうのでした。(^^;
◆また、Palmのm500とm505も昨年の発売時に比べると格段と値下げしているのに愕然としてしまいました。今なら実に手頃な価格で買うことができるのですね。いやはや、何ともすごいものです。(Zaurusももっと値下げしてくれぇ。)
<演奏会情報>●ロジェ・ワーグナー合唱団
(2002年10月27日(日)14時開演/シンフォニーホール)●スタニスラフ・ブーニン ピアノ・リサイタル
(2002年11月16日(土)17時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆まずは、日本と韓国、それぞれW杯の決勝トーナメント進出を決めて、おめでとうございます!
◆ということで、来週の月曜日には神戸でベルギーvsブラジルの試合が行われることになったのですね。これらの国のサポーターの方達やその他サッカーファンの皆さんで、また街中があふれかえるのでしょうな。何やら街が活気づいているようで、こっちも嬉しいような今日この頃です。
<演奏会情報>●トーマス・シュメークナー パイプオルガンリサイタル
(2002年10月19日(土)17時開演/京都コンサートホール・大ホール)●漆原啓子&漆原朝子 ヴァイオリン・デュオリサイタル
(2002年11月9日(土)18時開演/青山音楽記念館(バロックザール))●エーテボリ交響楽団
(2002年11月24日(日)14時開演/シンフォニーホール)<ひとりごと>
◆昨日は突然に更新を休みまして、すみませんでした。
◆暑さのせいもあるのでしょうが、やや疲れ気味な今日この頃です。ということで、更新も簡単に。
<更新情報>・”りんく”に兵庫県立芸術文化センターさんを追加しました。
<ひとりごと>
◆島村楽器で、新しいアコーディオンのカタログをもらってきました。ホーナー社のものですが、見てるだけで楽しくなってきます。そう言えば、最近はアコーディオンに触る機会もほとんどなくなってしまっていますね… マンションの中で音を出すのも躊躇われるのですが、近場に住吉川公園もあることだし、公園デビューしてみようかな、と思う今日この頃です。(でも、梅雨入りして、雨だとできないぞ…)
<演奏会情報>●タブラトゥーラ
(2002年7月17日(水)19時30分開演/パタパタ・デ・ラ・サルサ(帝国ホテル大阪B1F))●朝比奈隆メモリアルコンサート
(2002年7月21日(日)15時30分開演/神戸国際会館こくさいホール)●あなたに贈るコンサート
(2002年8月4日(日)14時開演/西区民センター・大ホール)<ひとりごと>
◆BBCのMusic Magazineの6月号がタワーレコードにまだ残っていたので、買ってきました。今月号の付録CDは、スクリャービンの2番交響曲。初めて聴いたのですが、すっごく盛り上がるいい曲ですね。聴いていて、思わず興奮してしまいます。スクリャービンというと、どうもピアノ曲のイメージしかなかったのですが、こういう曲も書いていたのですね。思わぬ発見に、おぉと思うのでした。
◆同誌にちょっと興味深い記事が載っています。「The Age of Perfection」というタイトルのもので、BBCの「Young Musicians of the Year」の催しに合わせての記事です。音楽家にとっての完璧な年とは?という内容ですね。って、まだじっくりと読んでないので、これから辞書片手に読んでいこうと思います。
<更新情報>・”らいぶらりぃ”に次の公演の感想をアップしました。
→・関西学生混声合唱連盟第33回定期演奏会
<演奏会情報>
●仲道郁代&仲道祐子ピアノデュオリサイタル
(2002年9月28日(土)18時開演/青山音楽記念館(バロックザール))●田中修二ピアノリサイタル
(2002年10月9日(水)19時開演/神戸新聞松方ホール)●金洪才/田尻洋一/関西フィル伊丹公演
(2002年10月20日(日)14時開演/いたみホール)●松山バレエ団
(2002年11月28日(木)19時開演/フェスティバルホール)<話題>
■【産経新聞/地球楽信】この秋、東京の初台の東京オペラ・シティを会場に、「アジア・オーケストラ・ウィーク」なる催しが開かれるとか。バンコク交響楽団、フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団、クィーンズランド管弦楽団、中国国家交響楽団、プチョン・フィルハーモニック管弦楽団、オールジャパン・シンフォニーオーケストラといった、アジア・オセアニア地域のオーケストラが集まり、9月25日から10月1日まで、1日1オーケストラずつ演奏会を開いていくというもの。何とも豪勢なものですね。アジア諸国に人達と音楽という共通語を使って文化交流をすることができるという、とても素敵な催しだと思います。神戸なんかも海外にたくさん姉妹都市があるんだから、そういうところのオーケストラとこんなイベントがあってもいいのかもしれませんね。(お金がたくさんかかりそうですが…)
<ひとりごと>
◆今日は日本vsロシア戦。これから一生懸命応援するので、早めに更新、です。
<演奏会情報>●ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル
(2002年10月16日(水)19時開演/いずみホール)●ジェシー・ノーマン ソプラノリサイタル
(2002年11月23日(祝・土)18時開演/アルカイックホール)<ひとりごと>
◆ワールドカップで燃える今日この頃ではありますが、今日は甲子園へ野球の阪神vs広島戦を見に行ってきました。いや、我が家は本来は横浜のファンなんですけどね、今年はちょっとあまりにも成績がひどいようなので、代わりにと言っては何ですが、阪神も応援してみようかなと。(^^; 久しぶりの甲子園で、ライト側の外野席に陣取って頑張って応援してましたが、結果は負け。何だって8回の表に6点も取られんねん、もっとしゃきっとせ〜と言いたくもなりますわな。それにしても、阪神ファンの熱い思いというのは、ワールドカップ人気をも吹き飛ばすような勢いがありますね。さすが、関西ではワールドカップよりも阪神、と言われるだけのことはありますなぁ…
<演奏会情報>●シェークスピアの響き
(2002年7月15日(月)19時/伊丹アイフォニックホール)●増本竜士&田淵萌ジョイントリサイタル
(2002年7月26日(金)18時30分/神戸朝日ホール)<ひとりごと>
◆一昨日に書いた、朝比奈隆さんの追悼コンサートについて、です。一昨日にあのような文章を書いたあと、兵庫県文化協会さんに対して、どうなっているの?という問い合わせのメールを書かせていただきました。本日、それに対するお返事をいただきました。とても丁寧な態度で、今回の不手際について早いうちに手を打っていかれる、とのお言葉をいただくことができたのは、私にしましても、ちょっと嬉しかったです。せっかくいろいろと多くの公演を手掛けていらっしゃるのですから、それらのPR等の一環として、Webサイトももっと有効に使われるようになればいいな、と思います。今後に期待しましょう。
◆その文化協会さんが、来月3日に、”「芸術文化センター(仮称)」と「付属交響楽団」に駈ける夢と期待”というテーマで、舞台芸術シンポジウムを開催されるようですね。ちょっと興味津々なのですが…(平日の昼間なんだな、これが…)
<演奏会情報>●サマー・オペラ 新モーツァルト・シリーズIV/魔笛
(2002年7月13日(土)18時/14日(日)14時開演/ザ・カレッジ・オペラハウス)●フィオレンツァ・コッソット リサイタル
(2002年7月20日(祝・土)14時開演/いずみホール)●日本テレマン協会第148回定期演奏会
(2002年10月6日(日)15時開演/いずみホール)●キース・ジャレット ソロ・ピアノコンサート
(2002年10月27日(日)18時開演/フェスティバルホール)<話題>
■新日本フィルの音楽監督に、来年9月からクリスチャン・アルミンクさんが就任することになったそうです。長らくこのポストが空席になっていただけに、ファンにとってもほっとしたところではないでしょうか。アルミンクさんは、今年の秋からはスイスのルツェルン歌劇場の音楽監督とルツェルン交響楽団の首席指揮者を兼任されるそうで、今まさに活躍中の方のようですね。日本でも素敵な演奏を聴かせてくれることを期待したいものです。
■アメリカの最古のオーケストラであったサンノゼ交響楽団が、運営の行き詰まりにより活動を停止すると発表したようです。サンノゼと言えば、全米でも11番目に入る大都市なのだそうで、同交響楽団の活動停止により、オーケストラのない最大の都市になってしまうのだとか。市民からは、オーケストラのない都市になってしまうことを恥ずかしいという声もあがっているようで、何とか、復活できたら、と思います。
<ひとりごと>
◆「Mostly Classic」に載っていた、原田英代さんのピアノリサイタルへの招待募集に応募してみたのですが、本日、無事に当選したとのハガキが返ってきました。ちょっと気になる演奏会であっただけに、切符代を浮かすことができたのは、嬉しいですね。楽しみです。
<演奏会情報>●イランの詩と音楽
(2002年7月19日(金)19時開演/神戸新聞松方ホール)<話題>
■【産経新聞/夕刊】来月の21日、神戸国際会館こくさいホールで、朝比奈隆さんを偲んでの追悼コンサートが開かれるそうです。…ってことだったら、上の演奏会情報に書けばいいのですが、こちらに書いているのには、理由があります。…今日の5日の夕刊に掲載されているのですよ。しかし、記事の最後には、「チケットは五日午前十時から発売する。問い合わせは兵庫県芸術文化協会チケットオフィス…」と書いてあるのです。もう発売始まってるやん、って一瞬、目を疑ってしまいました。新聞社側が記事を掲載させるのが遅れたのか、主催者側が記事の掲載依頼をするのが遅れたのか、その辺りのことは知りませんが、このタイミングというのは、何とも変ですね。私も夜帰ってきてから、この記事を目にしたので、問い合わせも何もできてないのですが、一体、何なのでしょう…
<ひとりごと>
◆上の続きでもう少し書きます。気になったので、主催者である兵庫県文化協会さんのホームページを見てみました。すると、こちらには、何らそういう情報は掲載されていないじゃないですか。しかも、その中の1つのコンテンツである「兵庫県芸術文化センター」のページには、公演予定としてこの演奏会をあげておきながら、詳細についてはもう少しお待ち下さい、という態度。新聞社に対しての情報提供はしておきながら、自分とこの情報発信網に対しては、何ら手を打たずですか。そんな話しはないでしょう。公演情報を公にするということは、新聞等のメディアに対してするものもあるでしょうし、自らWebサイトで発信することもあるでしょう。そして、ネットワークの進んだ現代においては、それらの両方の手をつくさないと、ほんまに情報を公開したということにはならないのではないでしょうか。県文化協会さんのページが更新されないと、この公演情報自体、信じていいのかどうか、ちょっと分からないですね。(って、実際、信じているんですけど。)どうも、こういうちぐはぐなことをされると、困ってしまいますなぁ…
◆今日は神戸のウィング・スタジアムでW杯のチュニジアvsロシア戦。三宮の辺りも、朝から会場に向かうサポーター達の姿がちらほらと見受けられ、また、仕事帰りの時間には、ちょうど試合が終わって帰ってきたというサポーター達の姿が多数。試合の熱気というものが、興奮覚めやらぬ状態の彼らからも伝わってくるようでした。そう言えば、昨日の昼間なども、チュニジアの民族衣装を着て太鼓を叩き、笛を吹きながら通りを練り歩く一団が。チュニジアの人達も神戸までわざわざやって来はったんだぁ、と思うと、何かすごいなと感心してしまいますね。神戸での次の試合は明後日。また盛り上がることでしょう。
<演奏会情報>●合唱団ボイスフィールド定期演奏会
(2002年8月25日(日)14時開演/芦屋ルナ・ホール)●東京混声合唱団
(2002年8月26日(月)19時開演/いずみホール)<ひとりごと>
◆今頃知ったのですが、関西芸術文化協会の出されている「関西音楽新聞」が、この6月号で600号になったのですね。創刊から48年、何とも長い歴史です。この伝統を更に未来へとつなげていき、関西の音楽振興の役をずっと担っていってほしいものですね。
<ひとりごと>◆というわけで、関混連の定期に行ってきました。合同ステージは、斉田先生の指揮で、三善晃さんの「木とともに 人とともに」という曲。”生きる”ということがテーマの曲ですね。なかなか、心のこもった(ようにも見えなくもなかった…)演奏で、素敵なものでした。でも、それ以上に素晴らしかったのは、アンコールの曲。何という曲なのかは分からないのですが、宗教曲、お祈りの曲なのですね。全員がステージいっぱいにばらばらになって、手を体の前で組んでお祈りのポーズを取りながらの演奏。これって明らかに、あの9月11日の惨劇を振り返っての鎮魂、或いは平和への祈り、そうした思いを込めてのものでしょう。まさに感動的な演奏でした。
◆そういう、いい演奏であったのに、会場の方では、ちょっと不愉快なことが。合同のステージで、斉田先生の腕が降りた途端に、会場から”ブラービ! ブラービ!”というかけ声が。まぁ、確かにそれなりに素敵な演奏だったから、声をあげるのは分かります。が、静かに終わる曲であったのに、その余韻を味わう間もなく間髪入れずに声をあげて、しかもそれをしつこいくらいに何度も何度も繰り返していくのは、どうでしょう。そこまでごっついいい演奏だったか?と逆にしらけてしまいます。少なくとも、私の席の周りは完全にしらけていました。全く、もうちょっと周りも見て、やってほしいものですね。おかげで、曲の余韻を味わいながら、その内容について考えるということができずに終わってしまいました。全く… 仕方のない話ですねぇ。
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<演奏会情報>
●ベルリン交響楽団
(2002年10月20日(日)14時開演/シンフォニーホール)●マリー=クレール・アラン バッハ・リサイタル
(2002年10月25日(金)19時開演/シンフォニーホール)<話題>
■【産経新聞/地球楽信】先月19日、ベルリンのコンツェルトハウスで、巨匠クルト・ザンデルリンクさんの引退コンサートが開かれたとの話題が掲載されています。チェリビダッケやヴァント、朝比奈隆などの巨匠が亡くなった今、また1人の巨匠が静かに舞台から降りられたというわけです。記事の中で、音楽評論家の許光俊さんが言うには「また一人、素晴らしい音楽を演奏する巨匠がいなくなったという寂しさも感じましたね」とのことですが、ほんとそうでしょう。この日の引退コンサートも感動的なものであったらしく、余計に残念さが募りますね。記事の大見出しの「巨匠はどこにいる」という文字が何か空しく見えてしまいます…
■【産経新聞/地球楽信】フィンランドのヘルシンキ歌劇場の常任指揮者に、中国のタン・ムーハイさんが就任されることになったそうです。アジア人として初めてのことだそうで、その快挙を祝したいと思います。そう言えば、同じくフィンランドのクオピオ交響楽団にも日本人の佐藤俊太郎さんが首席客演指揮者に就任していましたなぁ。フィンランドにもアジア人が続々と進出している、ということでしょうか…
■【産経新聞】マイケル・ティルソン・トーマスさん率いるサンフランシスコ交響楽団が自主レーベルの「SFSメディア」でマーラーの交響曲全集の録音を開始、その第一弾である「6番」がリリースされたそうです。しかも、この録音、あの昨年の9月11日の翌日、12日からの4日間に渡って行われたのだそうです。「彼らがどういった感情で演奏に臨んだかは、容易に想像がつくだろう。このような条件下で、この曲が演奏されたのは、初めてのことだ」という言葉のとおり、その演奏にかける彼らの想いがいかばかりのものであったか、推して量るべしというものですね。そう言えば、ティルソン・トーマスさんは、あの阪神淡路大震災の時にも、いち早くかけつけて来られて、チャリティコンサートなどをしてくれていましたね。あの時と同じく、「音楽で安らぎを」という彼の優しい思いがその演奏にはこめられているのでしょう、きっと。聴いてみたいものです。
<ひとりごと>
◆上に書いた、ザンデルリンクさんに絡んで… 今、彼の指揮によるシベリウスの全集のうちから、5番を聴いています。堂々とたっぷりした演奏がとてもいいですね。こうして聴いていると、その引退が改めて惜しまれてなりませんね…
◆明日は、関西学生混声合唱連盟の第33回定期演奏会。私達の後輩達(と言うてももちろん、もうとっくに知らない世代ばかり…)も出ることですし、今年も行ってこようと思っています。何より、合同の指揮が、私もかつてお世話になった斉田先生であることが、魅力ですね。三善作品を取り上げるようですが、これを斉田先生がどう仕上げてくれるのか、楽しみです。