●足寄(ふるさと銀河線)
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小利別から乗った快速「銀河」は足寄に着く。銀河線を代表する街のひとつだ。面積1,400平方qは香川県に匹敵する広さを持つが人口は1万人を切っており、果てしなく広い高原が広がる印象がある。ここで途中下車する。
足寄駅でまず驚くのが、教会のような立派な塔をもった駅だ。この塔、千春「ありが塔」という。足寄はソークソング全盛期、一世を風靡した松山千春の出身地。この塔は、それにちなんでか、それとも千春が寄贈したのかどちらかだろう。この駅舎の中にミュージアムがあり、千春のレコードジャケットや、愛用していたギターなどが飾られていた。希望すれば映像も見ることが出来る。この日は私より少し上の世代の夫婦が興奮しながら眺めていた。
列車の時間が近づいてから、ミュージアムの存在や、塔に登れる事に気がついた。ダッシュで塔に登ったら息切れはするし、デジカメの1台を落として操作不能にしてしまった。したがって、「ありが塔」の外観画像は紹介できない。
失礼な事を承知で書くが、松山千春の家は特別な家ではなく。ごく普通の家だった。写真を撮る事を躊躇していると、車で来た観光客が「写真を撮っていいか」と家から出てきた人に声をかけていた。千春のお母様の姿も拝見する事が出来て、ファンだったら大喜びするのだろうなぁ・・・と思った次第。
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