MY 300 BEST MELODIC PUNK BANDS
CDやLPといった現物所有している音源の中から世間的評価や歴史的価値等は考慮せずに好きな順に作品を紹介しています。なお、マニアではないので文章の正確さに難がある点とPUNKとはいえないバンドも含まれている点はご容赦願います。ちなみに拘っているところですがこれはレビューサイトであってレビューブログではありません!
- MY BEST MELODIC 001〜020
- MY BEST MELODIC 021〜040
- MY BEST MELODIC 041〜060
- MY BEST MELODIC 061〜080
- MY BEST MELODIC 081〜100
- MY BEST MELODIC 101〜120
- MY BEST MELODIC 121〜140
- MY BEST MELODIC 141〜160
- MY BEST MELODIC 161〜180
- MY BEST MELODIC 181〜200
- MY BEST MELODIC 201〜220
- MY BEST MELODIC 221〜240
- MY BEST MELODIC 241〜260
- MY BEST MELODIC 261〜280
- MY BEST MELODIC 281〜300
おまけレビュー
BESTに漏れた作品や初期PUNKなんかを紹介しています。まさに蛇足ってやつです。ジャケ写真で感じてください
- 愛すべきその他のMELODIC A〜C
- 愛すべきその他のMELODIC D〜F
- 愛すべきその他のMELODIC G〜L
- 愛すべきその他のMELODIC M〜R
- 愛すべきその他のMELODIC S〜Z
- 番外編PART1(思い入れ一品編、オーディオ編)
- 番外編PART2(PUNK & Oi編)
- 番外編PART3(POSTPUNK & HARDCORE編)
- 番外編PART4(GARAGE & SKA PUNK等編)
- 番外編PART5(その他編)
追加・更新
BLUEBEARD “BLUEBEARD”
東京産のbluebeardによる2001年リリースの唯一のアルバムである本作は、自分の限られた語彙とセンスの中でどう記載しても陳腐な文章になってしまいそうで、レビューに取り上げるのをずっと躊躇しておりました。でも、当Webサイトの開設20周年という節目にどうしても触れておきたいと思いアップ。このアルバムに広がる音は、幻想的で美しい響きを持っていて、私にとっては西洋の宗教音楽に似た神聖さすら感じられる瞬間があり、ゆったりとしたテンポの中に潜む緻密な展開によって、気がつけば最後の一曲まで心を預けてしまっています。ヒリヒリと胸を刺すような緊張感とそっと寄り添ってくれるような癒しが同居する音の中で、自分自身の内面の心の揺らぎを楽しめるのもこの作品の魅力で、特に天から舞い降りてきたような、繊細でいて壮麗なギターの響きは、最後まで心地よく優しく包み込んでくれます。新緑の季節、鴨川の芝生に仰向けに寝転がって、青空の下でゆっくり流れる白い雲を眺めながらこれを聴けばさぞ気持ち良いだろうなぁって音です。ジャンル的にはエモ中のエモなのでしょうけど、私のようなメロディック好きをも受け入れてくれる音が、そこにはあります。(2025年4月23日更新90位)
WHAT GOES UP "LAWS OF GRAVITY"
最初、WHAT GOES
UPによるこの作品を聴いたときはLEEWAYに比べ単調な楽曲だなぁと感じたのですが、宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」の漫画版の1〜7巻を久しぶりに読み直ししたときに10回ほどリピートして聴いていたら各曲の個性が分かりはじめてきて、仕舞いにはなぜこれを単調だと思ったのかが信じられなくなり、実は凄い名盤じゃないかと思い至った次第です。LEEWAYは可愛らしさも含んだ美しさが魅力ですが、こちらの方はより凛とした格好良さが増していると思います。それは優しさに包まれた透明感のある女性ボーカルに時折ゴリゴリのダミ声の男性ボーカルとの絶妙に絡んでくる展開が功を奏している気がします。蛇足になりますが私の場合、あまりにナウシカを読みながらリピートしていたため、サントラ盤のような扱いとなってなぜかレコードを聴くとナウシカの映像が頭に浮かぶという演者も全く想定していない変な現象が起きてしまっています。ちなみにお気に入りの曲は2曲目の"Unfit"と10曲目の"My
Friend"です(他も良い曲ですよ)。2023年にWaterslide
Recordsからリリース。(2024年12月7日更新201位)
WRONG LIFE "EARLY WORKINGS OF AN IDEA"
2020年と2021年にリリースされたシングル曲に、未発表曲を2曲加えて編まれたWRONG
LIFEによる編集盤。2022年にLast Exit
Musicからリリースされました。フロントマンは元MURDERBURGERSのボーカル&ギターということで、当然ながらその後期作品の雰囲気を色濃く感じます。3回目に聴いたとき、曲の展開や空気感からMEGA
CITY
FOURに似ているなと思ったのですが、すでにWaterslideさんのレビューにそう書かれていました(もしかしたら、無意識に記憶の片隅に残っていただけかもしれません)。どの曲も丁寧に作り込まれており、聴けば聴くほど心に染みるメロディが溢れています。UKらしい名状しがたい不安感を抱えて鬱屈した気持ちを抱えつつも、それでも前を向いて歩こうとする希望と意志が詰まった楽曲たちは、聴くたびに胸に迫ってきます。なお、2023年にリリースされた1stアルバムも素晴らしい仕上がりです。(2024年8月10日更新150位)
THE PROMISE RING "VERY EMERGENCY"
1999年にJade Treeからリリースされたミルウォーキー産のTHE PROMISE
RINGによる3rdアルバムは我がWebサイトにてっきり紹介したつもりでいた作品(もしかしたらミスで大昔に消してしまったのかも…)でありまして、この度やっと載せることができました。これまでの作品に比べスピードを抑えるとともに洗練されたメロディに磨きがかかり万人受けする親しみやすさが強化されてます。これまでの混沌とした荒削りなエモ具合が好きなコアなエモファンはともかく、エモに疎い私にはこの3rdが最も分かりやすくてお気に入り。パンクっぽさは抑え気味でパワーポップさが感じられるような軽快で爽やかな仕上がりになってます。甘酸っぱくて泣ける9曲目"Arms
and
Danger"など各曲に意味を持たせるために一生懸命印象に残るフレーズを織り込んだ傑作となっております。それにしても8曲目"Skips
a Beat (Over You)"から前述の9曲目、10曲目"All of My
Everythings"に至るまでの曲展開の流れは神懸かってますね。なお、本作はJ.
Robbins師匠との共同プロデュースだそう。(2024年4月20日更新181位)
一代記 パンクへの道!
私が如何にして、ABBAに始まり、そして哀愁メロディックパンクの雄であるFIFTEENに至ったか?ま〜他人のことなんかどうでもいいとは思いますが、興味がある方はどうぞ
厳選リンク集
私が大好きなWEBページです。絶対お薦めです。もう少し充実させるつもりですが、ほどほどにしておきます
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