モスクワのレストラン(その他)


評価は、味・雰囲気・値段をあわせて考え、そのお金を出して行く価値があるかどうかを中心に×☆☆☆の5段階でおこなってます。
目安としては、
☆☆☆・・・是非試してほしい店
☆☆・・・おすすめの店
・・・値段相応の店
・・・食欲を満たしたい時に
×・・・誘われても遠慮します

値段は、前菜、メインあわせて2〜3品、それにお茶を注文し、お腹いっぱいになるくらいの場合の目安です。ルーブル(ロシア通貨)は不安定なので、訪問時の価格を円換算で表示しました。
Краб Хаус(クラブ ハウス)

「蟹の家」ということでシーフード主体のレストラン。現代的な水族館風の内装で、ウエーターは水兵さんの服装。サービスはカジュアルながらくつろげるもの。普通のメニューはサラダが7−30ドル、スープが5−10ドル、パスタ・パエリアが30−36ドル、魚介類のメイン12−35ドル、デザート3−20ドルと高めの設定だが、お値打ちメニューという「逃げ場」もあり、蟹肉入りオリビエサラダ3ドル、いかリングフライタルタルソースかけ、ムール貝の蒸し煮が各10ドル。さらにお得なのがランチで、13種類(サラダ、スープ、メイン、デザート)の中から2皿選択+飲み物で10ドル。地中海風サラダ、ロブスターのクリームスープ、牛にカルパッチョはおいしかった。「アメリカ風魚介&ステーキハウス」的な味付けだけど、値段にみあってる。英語のメニューもある。ちょっとおまけすれば二つ星。(99年7月、8月)
☆☆雰囲気・サービス値段☆☆
Ulitsa Tverskaia 6、12-(翌朝)5時、無休、292−5359、292−5360、fax.292−3688。2600円〜。地下鉄アホートヌィリャッドからトヴェールスカーヤ通りへ。駅から3分。
Trinidad(トリニダード)

カリブ料理をうたっていて、シェフはキューバ人。キューバ風のソースを使った料理がメニューに並んでいる。けど、実際はほとんど味付けがなく、ロシア人むけにピリット味を弱めているかのよう。サラダやスープはそこそこだが、メインはちょっと遠慮したくなる料理がいくつかあった。特に鶏の焼き具合は小学生でもこうはならないというほどの火の入れすぎで固かただった。ランチはスープ、メイン、飲み物で600円。店内は過剰な装飾がなく気持ちのよい雰囲気だし、サービスの人(マダガスカル人)がとてもよいので残念。(99年5月)

サービスのよさを思い出し、昼に再訪。ランチは悪くない。(99年6月,10月)

雰囲気・サービス☆☆値段
Prospekt Vernadskogo,9/10、12-23時、無休、938-2765。1300円〜。地下鉄ウニヴェルシテートのプラットホーム真ん中で降りて、地下鉄の建物を中心にサーカスと反対側にある建物(屋上に大きく"МОСТРАНСАГЕНСТВО"の看板あり)の一階左はし。駅から1分。

Прага(プラーガ)

アルバート通りの入り口にある大きなレストラン。建物は20世紀初頭のモスクワの写真にすでに写っているほど由緒あるもの。89-91年の滞在中にしばしば通った。97年8月にユダヤ系資本を導入して新装再オープン。はっきりいって以前も今も味より雰囲気の店。「皇帝の間(ヨーロッパ料理)」「クレムリンの間(ロシア料理)」「アルバート」「円柱の間」などいくつかの部屋に分かれている。これだけの内装の店は日本ではありえないと断言できるほど、どれも貴族的な豪華な内装を凝らしている。が、新ロシア人趣味的でもある。ほかに、東洋料理、ブラジル料理がある(私たちが食べたのはロシア料理。)。1品の量が多いので、前菜1皿、メイン1皿、デザートにお茶で十分。フランス産良年銘醸ワインも飲める。ハムを使った前菜(にこごりゼリー寄せ、とか)はおいしい。メインはオーソドックスにビーフストロガーノフあるいはキエフ風カツレツか。お金は料理に対してでなく、場所代と思えば高くはないかも。(98年9月)
雰囲気・サービス☆☆値段☆☆
Ulitsa Arbat 2. 地下鉄アレクサンドロフスキーサードまたはアルバーツカヤで降り、アルバート通りの方へ徒歩4分。290-6171、12〜23時、7000円〜、ワイン5000円〜。予約料金1人300円。

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