ロシア国立図書館の地下食堂。ソ連料理。
ロシアの国会図書館にあたる通称レーニン図書館の食堂。ソ連時代には1ルーブルで前菜、スープ、メインを食べられたが、最近はインフレで日本の大学生協より高く500円強。ただメニューは比較的多いし、ちゃんとした食事をとれる。私のおすすめはグリャーシと付け合わせにマカロニ。プローフ(ピラフ)もおいしい。簡単なアンケートを書けば誰でも入館証(写真付き100ルーブル=300円)をつくってもらえるので、旅行者もお試しにいいかも。食べたものはこちら(2014年4月)。
味○雰囲気・サービス○値段○
ulitsa Vozdvizhenka 3/5。 10:00-18:00、ほぼ無休。500円〜。地下鉄ビブリオテーカ・イーメニ・レーニナのホーム中程から上がる改札をおりてすぐ。
地下鉄スポルチーヴナヤ近くのカフェレストラン。ロシア料理。
前菜が600円〜、スープが500円〜、メインが900円〜、デザートが600円〜。日本より少々高めという感じだけど、料理はしっかりしているので、前菜+メインあるいはスープ+メインでお腹一杯になる。おすすめはボルシチ(約400円)、ジャルコエ・パ・ダマーシュネム(約800円)。後者は肉と野菜の煮込み。パンは白パン黒パン3枚ずつのセットで60円。飲み物はヴォトカが50ミリリットル300円〜。ウエイターさんは感じがいいし、英語のメニューもある。一人客でも大丈夫(2013年9月)。2014年4月再訪。
味☆雰囲気・サービス☆値段☆
ulitsa Dovatora 13/2。 10:00-23:00、無休。1500円〜。地下鉄スポルチーヴナヤの後ろ(アホートヌィ・リャド)寄りの改札でおりて右へ。一つ目の交差点を渡り左折してすぐ。駅から2分。
ロシアホテルに泊まるひとには近い。基本的にロシア料理。
サラダバー(16−24時のみ)250ルーブル(1000円)につられて劇場帰りに入る。スープ・サラダが400−800円、メインが800−2000円。
味、雰囲気、サーヴィスとも普通。日本的には値段が高い。モスクワでは標準的かも。
(2003年10月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆
ulitsa varvarka 14。 11:00-24:00、無休。1500円〜。地下鉄キタイ・ゴロドをおりて、ロシアホテル方向出口を出てすぐ。
中央からは少し離れたところにある。モスクワ舞踊学校(ボリショイバレエ学校)近くのなんということもないカフェ。
基本的にロシア料理。
サラダ・スタリッチナヤ(ポテト、鶏肉などのマヨネーズあえ)400円、チョウザメ1200円、シャシリク800円、ペリメニ600円、ケーキ300円、ビール200-400円。
標準的な味の料理。ふつうのカフェとしてはおいしい。デザートだけを食べにきている人もいた。サーヴィスは愛想のいいお姉さん。
でも考えてみれば前菜、メイン、デザートと食べて2000円するのは高いなあ。(2003年10月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆
Komsomol'skii prospekt 25/1。 11:00-23:00、無休。1500円〜。地下鉄フルンゼンスカヤをおりて、地下道でコンサモーリスキー・プロスペクトを横断してすぐ。
ホテル「メトロポール」のレストラン。正面玄関入って左。レストラン専用の入り口もある。
基本的にロシア料理とヨーロッパ料理をうたっている。
ボリショイバレエがはねたあと、どこへ行こうかと迷って近場なのでふらりとはいる。メトロポールなのでびっくりするほど高いかもしれないと思いつつ、入り口でメニューをみるとそれほどでもない。
サラダ1600円、メイン2000円、デザート1200円というところ。ペリメニ(水餃子)は800円。
選んだサラダは「ロシアの魂」(2000円)。ロシアでお客に招かれると生野菜やマリネ、マヨネーズかけのサラダなど前菜攻勢に驚かされるが、それが一皿に収まっており、ヴォトカも1杯ついている。おすすめ。飲み物はロシア産スパークリングやグルジアの赤が揃っており、ボトル4000円くらい。
金曜の夜なのにがらがら。店員さんたちは帰ろうとしてたところじゃないかと思うけど、私たちがはいるとちゃんとピアノの生演奏をしてくれた。
ロシア的ずるがしこそうなところのある給仕人で少し心配だったが、食べ終わって勘定書きを眺めていると突然「値引きしよましょうか?」ときた。理由をきくと「最後のお客さんだから。」
世界的にも一流のホテルレストランではじめての体験。お金を払ったあと「おつりはいる?」と聞いてきたのもロシア的。一応もらってチップを400円渡すと喜ばれた。(2003年10月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆☆
Teatral'naia ploshchd' 1/4。 12:00-23:00、無休、927-6062。4000円〜。地下鉄アホートヌィ・リャッド/テアトラーリナイヤ・プロシャチ/プロシャチレヴォリューツィイ、どこからも近い。
プーシキン生誕200周年を記念してつくられた店の1階(ロシア料理)。2階はフランス料理がメインらしい。いずれにせよ、まずは地下のクロークへ行き、階段またはエスカレータで上る。内装がシックで、帝政期の代表的な百科事典「ブロックハウス・エフロン」は本物が飾られていたり、古時計やオルゴールが部屋にうまく溶け込んでおり、日本ではとても真似のできないようなもの。プーシキンの時代とはいわないが、19世紀後半の雰囲気がうまく醸し出されている。椅子、テーブルはレトロながら居心地のよいものだし、カトラリーも重みがある。サービス陣はしっかりと訓練されたプロ。ただし来て欲しい時にテーブルの担当者が気がつかない一方で暇につったってる者もいる。料理はほどほどに手の込んだもの。キャラメル・トルトは上品な甘さだし、クレープ.シュゼットは最後の仕上げが見もの。内装、料理、サービスとも西側の水準だが、ビジネスマン、観光客、暇をもてあまし談笑に忙しい駐在員夫人、と客は外国人ばかり。あるいはすわったまま携帯電話でうるさい会話をする新ロシア人。総合では☆☆レベルだけど、そうした減点が重なり、結局は星ひとつ。日本語メニューもあるので旅行者には便利。12時〜16時のランチは前菜・スープ・メインで12ドル。(2000年2月)
クリントンが2000年6月にモスクワに来た時ここに行ったと新聞にでてました。
2003年10月再訪。雰囲気は以前とかわらないし、サービス担当はここはロシアか?と思うほど愛想がよい。一人で行っても大丈夫。
だけど肝心の料理とワインはハテナ。かなりの大味だし、チキンは火のいれすぎで食べるのが困難。ワインは一昔前の日本のようにバカ高。
換気が悪く、煙草を吸う客がそばにいると最悪。室内はかなり暗い。プーシキンの時代の雰囲気の再現とのことで古本が店内のいたるところにあるが、置いてある必然性を感じない。
値段は日本より2-3割高というところ。冷たい前菜10$、暖かい前菜6-8$、スープ7−10$、ペリメニ10$、メイン料理(魚)20$、メイン(肉)13-30$。
ペリメニ(水餃子)は9,5$だが、ルスコエ・ビストロと変わりない味。ビーフストロガーノフ(12,5$)も大衆食堂と同じ。
味や値段にこだわらないなら行っても悪くない。
味○雰囲気・サービス☆値段☆☆
Tverskoi bul'bar 26-a, 24時間営業、無休、229-5590/9411、2600円〜。
地下鉄プーシキンスカヤ下車。プーシキン広場のプーシキン像が向いている方角の斜め右にはマクドナルドがあるが、その正面。つまり銅像から見て斜め左。駅から5分。
数年前から展開しているピロシキ中心のファーストフード。頼むときは単数形のпирожок(ピラジョーク)で。肉(ミャーサ)、ポテト(カルトーシュカ)、キャベツ(カプースタ)、レバー(ペーチェニ)、カッテージチーズ(トヴォーロク)、干し杏(クラガ)、入りのどれかを指定しよう。1個60-80円。
サラダはグリーンサラダ、ビーツ、ニンニク、ヴィネグレットなどで160円。スープ160円、ペリメニ180円。
せっかくのモスクワだからマクドナルドではなくここを試してみませんか。(2003年10月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆
Rozhdestvenka 3。 9:00-22:00、無休。500円〜。いろいろなところにある。たとえば地下鉄キタイ・ゴーラッドのロシアホテルに近い出口をでて、ホテルの方へ歩いて1分。
ホテル「サヴォイ」のレストラン。基本的にロシア料理。前菜、メイン、デザートの三皿構成+飲み物の昼の定食(29$)を食べた。料理はそれぞれ二種類から選択。料理はそこそこ。ロシアにしてはがんばっていると思うし安心して食べられる。でも少し古臭い。ここで特筆すべきは内装とサーヴィス。内装は20世紀初頭のロシア・ブルジョワ文化が花開いた時のもの(を最近、4-5年前に復元)で、レストラン内になんと噴水(!)がある。でもなぜか全体と調和がとれていて、「成金趣味」という感じが全然しない。サーヴィスはヨーロッパの1流ホテル並みレヴェルでつかず離れずの気持ちいいもの。(2002年12月)
味☆雰囲気・サービス☆☆値段☆☆
Rozhdestvenka 3。 12:00-24:00、無休、929-8600。4000円〜。地下鉄グズネツキー・モスト/ルビャンカを降り、ジェーツキーミールの南西。ツムの方へ。ホテル「サヴォイ」の一階。
ホテル「ナツィオナル」にはいくつかのレストランがあるが、これは「マキシム」が閉店したあと、その内装のまま再開した店。基本的にロシア料理。前菜、メイン、デザートの三皿構成+飲み物の昼の定食(2400円)を食べた。料理はそれぞれ二〜三種類から選択。ダイナミックな印象の料理だが、よく味わうと味付けのバランスが考えられており、マキシム時代のシェフが残って作っているのかもしれない。キエフ風カツレツはとてもおいしかった。店員は大柄の男ばかりで、ハンサムどころを揃えたようだ。サーヴィスはスキがないが、どうも慇懃。レストランなのだから、リラックスさせて欲しいし、もう少し遊びがほしい。ちょっと食通をめざしたい新ロシア人を対象としたようなレストラン。時々貸し切りになるので注意。(2000年7月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆☆
Mokhovaia Ulitsa 15/1。 12:00-24:00、無休、258-7000。3000円〜。地下鉄アホートヌィ・リャドを降りてすぐ。ホテル「ナツィオナリ」の一階。モホヴァヤ通り、トヴェススカヤ通り両方に入り口がある。もちろんホテルからもいける。
はじめて食べるブルガリア料理の店。店名の「メハナ」は家庭料理店を意味し、「バンスコ」は地名らしい。地下に位置し、どっしりとした石造り。天井は寄せ木。店員の服装とテーブルクロスは共通のブルガリア織物を使っていて、演出がうまい。料理の特徴は「バランスのよさ。」サラダ「ショプスカ」はきゅうり、トマト、フェタチーズという、ありきたりの材料・組み合わせながら、新しい味になっていたし、「テレシュキ」というレバー料理は、トマトソースとレバーと香辛料という濃いもの同士なのに、トマトの酸味、レバーの臭みがともに中和されていてするりと喉にはいった。これはハンガリーの煮込み料理として有名でロシア料理にもはいっている「グリャーシ」の系統なのかもしれない。メインでは他に、ナスをつかったキッシュ風の「ムサカ」もおいしい。シェフはよい材料を基本にしたがいきちっと作っている。お皿の底をすくうのに欲しいな、と思ったその瞬間にスプーンをもってきてくれるサービス。というように、好感のもてる店。ランチは前菜、スープ、メインそれぞれを3つの料理から選択(飲み物つき)で800円。プラス160円でデザートとお茶がつく。アルバート見物の旅行者にはおすすめ。(2000年6月)
味☆雰囲気・サービス☆値段☆
Smolenskaia Ploshchad' 9/1。 12:00-23:00、無休、241-3132、244-7387。1700円〜。地下鉄スモレンスカヤのアルバート通りでない出口。ショッピングセンター「スモレンスキー・パッサージュ」の方へ。環状線と右へ交差する一つ目の小道すぐのところに入り口がある。
○Шоколадница(ショコラードニッツァ)
久しぶりに訪れると、ますますソ連的になっていた。タイプで印刷されたメニューの「お茶」の横に、鉛筆書きで「ニェット(ない)。」キエフ風カツレツは、中からバターがじゅーっとでてくるけれど、肝心のお肉がカタカタ。チョコレートのクレープもなんだか古そう。
試してみると面白いのは「ショコラード」。この名前のついた飲み物を頼むと、ロシアではたいていココアがでてくるものだが、ここのは凝縮された液体チョコレート。好きな人にはたまらなくおいしいが、普通の人だと、一口か二口しか飲めない。
はっきり言って、味はスタローヴァヤ(大衆食堂)に劣るが、「とても」が付くほどまずくはない。なんとなく郷愁を感じるレストラン(2000年6月)。
味○雰囲気・サービス○値段○
ちなみに前の評価は
味☆雰囲気・サービス☆値段○
Krymskii val Ul.2/4.238−2745、12〜22時半。無休。 地下鉄オクチャーブリスカヤから徒歩1分。レーニン像があるカルーガ広場の北西角。地下鉄環状線出口から自動車環状線道路を渡ったところ。800円〜。
ランチ99ルーブル(400円)というのにつられてはいった。中はサッパリとした西側喫茶店風で、ウエートレスさんもよく気が付いてくれる。グリル料理を得意としているようで、メニューには子牛、豚、羊、鴨のグリエがならんでいる。他にブリヌィ、ヴァレーニキ(クレープ)、ペリメニ(餃子)など素朴なロシア料理もある。前菜320円、スープ280円、メイン600円、デザート240円くらいが平均。シェフの腕はしっかりしてるし、安いし、早くでてくるし、場所が便利。特にランチは旅行者におすすめ。(2000年5月)
味☆雰囲気・サービス☆値段○
Bol'shaia Dmitrovka 2。 11:00-24:00、無休、292-8263、1500円〜。地下鉄アホートヌィ・リャドのボリショイ劇場より(トヴェルスカヤ通りじゃないほう)の改札をでて、左側の出口をでて右へ行ったすぐ。
店名は「赤の広場 1番地」。その名の通り、赤の広場への入り口にある歴史博物館(由緒ただよう赤い建築物)の中へ入った左手にある。帝政期ロシア料理を当時のレシピに基づき、再現している店。入り口には係のお姉さんが座っており、そこでメニューをみられる。彼女の案内で地下へ。秘密の穴蔵の雰囲気だが、室内は白と赤を基調としてとても清潔。メニューはひとつひとつにその歴史(「ロマノフ朝300周年記念の際、ニコライ二世が食べたもの」、とか「ラデツキー著・食通年鑑1861年版による」、とか)が書いてあり読むだけでも楽しい。シェフの腕もそれに見合うものがあり、帝政期ロシアがフランス料理に影響を与えたというのもうなずけた。場所と料理がいいにもかかわらず、値段は適切な設定。前菜として食べた「アンチョヴィーとイクラを添えた新鮮なうなぎ」が1050円、メインの「子牛のローストチェリーソース」が936円。前菜、メイン、デザートを食べて一人2500円くらい。ミネラルウオーターが117円、お茶は60円。自家製のパンはおいしいが、有料(30円)。ピロシキ、ペリメニ、ジュリエン(グラタン)、キエフ風カツレツなどの定番も安く食べられる。二つ星半。モスクワで一番お勧めの店。(99年10月)
値段が高くなり、サーヴィス陣に新ロシア人風の人が加わった。おつりは要求しないともってこない。
それでも味は・・・美味しいが、モスクワとしては高い。日本の感覚なら値段相応。一つ星半。
おすすめはアレルキンサラダ、鴨のフルーツ煮(甘みがやや強すぎるけど)。(2000年4月)
味☆☆雰囲気・サービス☆値段☆☆
Krasnaia Ploshchad 1, 12:00-23:00、無休、925-3600、3500円〜。地下鉄アホートヌィ・リャドを降りて赤の広場へ。その入り口にある「歴史博物館」中。駅から1分。
ロシアジャーナリスト協会内にあるロシア料理レストラン。前菜、メイン、デザートとも、とてもたくさんの料理がメニューに記載されているのがメリット。料理・内装・サービス共にソ連時代の少しよいレストランのレヴェル。一見きれいに飾っているが、テーブルが薄汚れていたり、ぶ厚い肉にとろけるチーズをのせ、さらに大量のベイクド・ポテトがつけあわせ、と料理はヴォリュームを誇ったり。ソヴィエトレトロにあこがれる人向き。(2000年2月)
味○雰囲気・サービス○値段☆
Nikitskii bul'bar 8a, 13:00-23:00、無休、291-2479、1500円〜。地下鉄アルバーツカヤ下車。レストラン・プラーガを見て右手へのびる道(ニキーツキー・ブールバール)へ。地下横断路でノーヴィ・アルバートを横切り、でて2分くらい行った右手。民族友好会館の裏手にあたる。駅から5分。
値段を据え置いているせいか、料理の質がややおちた。またサービスも少しソヴィエト的になっちゃいました。このままだと一つ☆へ降格かも・・・(99年4月)。
サーヴィスの質が以前よりだいぶ落ちた。また、タバコをスパスパ吸う人がとても多く、部屋の構造上、煙がこもってとても不快になることがある。でも、料理の内容を考えると、行く価値がある。とびきりおいしいわけではないが、値段を考えると他では得難い内容。シーザーズサラダ、サラダ・コンセルヴァトーリヤなど、サラダが充実。(99年10月)
味☆雰囲気・サービス☆値段○
Trifonovskaia ul.56.地下鉄アホートヌィ・リャッドとビブリオテーカ・イメニ・レーニナを結ぶモホヴァヤ通りから、そのほぼ真ん中を直角に交差しているバリシャヤ・ニキーツカヤ通りへ。クレムリンと逆側へ。駅から10分弱。モスクワ音楽院内。小ホールと同じ建物(通り沿いの入り口から入る。入って左がカフェー、真っ直ぐがスタローヴァヤ)。11〜23時。無休。1200円〜。
○У Пиросмани(ウ ピロスマニ)
☆☆Арагви(アラグヴィ)
モスクワのアジア系レストランへ行く
モスクワのヨーロッパ系レストランへ行く
モスクワのレストラン(その他)へ行く
モスクワのレストランへ行く<