電話078-221-0211 住所：神戸市中央区山本通2-2-13シルクハイツII B1F
昼：11:30〜14:00、夜：17:30〜21:30(ラストオーダー)　年中無休
最寄りの駅は三ノ宮。駅より北野方面へ。西村珈琲店を曲がりハンター坂をのぼる。交差する3つめの道を右(北野坂方向)へ曲がってすぐ。三星堂の斜め前のビルの地下1階。

2002年3月19日
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この時の個別評価は(8・4・4,5=16,5)

ジャンムーランなき後、話題のフレンチが相次いで開店。「パトゥ」「ペルージュ」そして「ルセット」。
シェフは大阪の「ル・ポンドシエル」、神戸の「レシピ」、「でん」（京都の「田」のこと？）で修行したのちに独立。
４人でいって、ひとりは4500円、3人が6500円のコースを食べました。

食べたもの(４人分)

アミューズ◎オマールのタルタル　キャヴィア入りジュレ添え

前菜1◎仏ペリゴール産　フォアグラのポアレ(+1000円)

前菜2◎丹波鹿のテリーヌ　ア・ラ・デファンス

前菜3◎白アスパラガスのブランマンジェ仕立て　車海老とうに添え

魚料理1◎金目鯛のア・ラ・ヴァプール　ソースアメリケーヌ

魚料理2◎天然平目と車海老のルーロー　白菜包み

魚料理3◎天然桜鯛のロティ　里芋のブリニとタラバのオム

肉料理1◎仔羊のロティーとそのカイエット

肉料理2◎仔牛のロースト　フィドア添え

肉料理3◎牛フィレ肉のグリエ　赤ワインソース

肉料理4◎リ・ド・ヴォーのポワレ　シェリーヴィネガー風味

デザート◎いちごのクレームとフロマージュブランのシャーベット

デザート◎チョコレートのミルフイユ　牛乳のシャーベット添え

デザート◎マンゴのフイユテとアイスクリーム

デザート◎サツマイモのクリスタード

飲んだもの
Les Ormes de Pez 95/Saint-Estephe

• 夜のコースは3種類。4500円(アミューズ、前菜、魚料理または肉料理、デザート)、6500円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザートまたはチーズ)、8500円(アミューズ、前菜2皿、魚料理、肉料理、チーズ、デザート)。ランチのコースは2800円、4500円、6000円。

• コ−ス料理は前菜、魚料理、肉料理がそれぞれ10種類くらい、デザートが5種類くらいから選べるプリフィックススタイル。内容によってプラス料金が加算されるが、料理の選択肢が広いなかでのコース料理はとても嬉しい。

• ワインリストも充実。グラスワインでもかなりの種類があり、ボトルでは5000円から8000円までの、ブルゴーニュでいえば有名生産者の村名レヴェルが充実。ペルナン・ロッサンのモレサンドゥニ94が7500円、ブシャールのボーヌ1er97が8000円、ピションバロンのセカンド95が8500円。グランヴァンも揃っているがさすがに高い。でも程よい値付け。例えばコス86が24000円。安いところでは、モンジャール・ミュニュレのACブルゴーニュ99、アラン・グライヨのクローズエルミターニュ、マディランのモンデュスが5000円。

• ベルナルド、ジノリなどの食器、リーデルのグラスなど一流ところを揃えている。メイン料理には白い四角い皿が使われており、Pillivuyt製。カトラリーはクリストフルのパール。

• 店内はさほど広くないスペースに28席。パリのタイユヴァンを思わせる、クラシックでシックな内装。

• 火曜の夜で私たちを含めてお客は3組。それぞれがばらばらな時間で余裕があったからかもしれないが、細かくあれこれ聞いてもすべてに答えてくれる気持ちのよいサーヴィス。答えはどれもプロのもの。

• そして料理。4人でばらばらな注文をしたのにもかかわらず、アミューズからデザートまで高いレヴェルが保たれていたのは驚き。ひとつひとつの皿はぎょっとするような人を驚かせる料理というより、静かな、じわじわと味がでてくるような落ち着いたもの。材料もいい。素材も料理方法も幅広く、メニューは多彩。シェフは多才。

• 会計は4人分で38692円。内訳はコースA(4500円)+コースB(6500円×3)+追加料金(1000円×2)+ワイン(7500円)+サーヴィス料10%(3380円)+税金(1842円)。

• お店のＨＰはこちら

• というわけで、久々に料理、雰囲気、サーヴィスと揃ったすばらしいレストランにめぐりあえました。
   
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