志位・6中総の参院選ペテン総括と大量減紙告白
参院選全面惨敗結果へのペテン-議席・得票数
前回参院選後3年間のHN大量減紙数10.5万部告白
(宮地作成)
〔目次〕
2、前回参院選後3年間のHN大量減紙数告白10.5万部
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第6回中央委員会総会/志位委員長の幹部会報告2016年9月20日
議席15→5→4→3→3→8(比例5・複数区3)→6(比例5・東京1)
志位の自己評価−党員・有権者騙し二重基準ペテン
結果 参院選2016読売 2016参院選朝日 【2016参院選】毎日
比例・自25、民進22、公17vs共42
比例・重点9人+かおなし33人→800万票?
共産党犯罪史、3連続誤りを無視隠蔽
党勢力の鋏状二股裂激痛データも沈黙隠蔽
1、参院選全面惨敗結果へのペテン-議席・得票数
志位は、6中総において、2つのペテン報告をした。
第6回中央委員会総会/志位委員長の幹部会報告
1、議席数のペテン-前回3年前比を沈黙隠蔽ペテン
志位「日本共産党は、改選3議席を6議席へと倍増させた。」
選挙区・比例代表の合計当選議席は、15→5→4→3→3と減り続け→13年8(比例5・複数区3)へと議席倍増→16年6議席(比例5・複数区1)に激減した。衆院選なら、前回比だけである。参院選は6年毎改選である。比較は、(1)6年前比と(2)前回3年前比の2つになる。
(1)6年前比なら、3→6議席への倍増になる。(2)前回3年前比なら、8(比例5・複数区3)→6議席(比例5・複数区1)へと激減になった。複数区3→複数区1・東京のみになった。この結果は、惨敗という総括になる。志位は、(2)を沈黙隠蔽し、(1)だけで党員・有権者をペテンにかけた。
(表1) 参院選選挙区結果
|
選挙区2013年−3人当選 |
選挙区2016年−1人当選のみ |
||||||
東京 |
定数5 |
吉良 |
703921票 |
3位・当選 |
定数6(1増) |
山添 |
665835票 |
4位・当選 |
京都 |
2 |
辰巳 |
219273票 |
2位・当選 |
2 |
大河原 |
211663票 |
3位・落選 |
大阪 |
4 |
倉林 |
468904票 |
4位・当選 |
4 |
渡部 |
454502票 |
5位・落選 |
志位「比例代表の得票は、躍進した2013年参院選の515万4千票(9・68%)をさらにのばして、601万6千票(10・74%)、参院選の比例代表では史上2番目の得票への前進。」→86万2千票増やした。
供託金没収額との費用対効果で検証すると、「前進」と言えるか。
2013年参院選の比例代表供託金没収額7人・4200万円→2016年参院選の比例代表供託金没収額32人・1億8200万円にもなった。没収額は433%になった。
言い換えれば、差額1億4200万円でもって、増加86万2千票を買い取ったとも言える。
「かおなし候補者」志位戦術の効用だった。没収候補者32人は、自分の名前をほとんど言わなかった。もっぱら、「共産党! 共産党!」だけを連呼した。志位は、供託金600万円没収候補者を32人も指名した。彼らは、600万円没収を当然の革命任務として励んだ。86万2千票÷「かおなし候補者」32人≒一人当たり2万7千票を600万円で騙し取った。
比例・自25、民進22、公17 vs 共42
比例・重点9人+かおなし33人→800万票?
費用対効果の視点から見て、「前進」と大宣伝できるのか。これも、志位のペテンになろう。
(表2) 10・13・16年参院選での
供託金没収人数・比率・金額
立候補 |
供託金 |
当選 |
没収者 |
没収者率 |
没収金額 |
||
10年 |
選挙区 比例代表 合計 |
46 18 64 |
1億3800万円 1億0800万円 2億4600万円 |
0 3 3 |
31人 12人 43人 |
67% 66% 67% |
9300万円 7200万円 1億6500万円 |
13年 |
選挙区 比例代表 合計 |
46 17 63 |
1億3800万円 1億0200万円 2億4000万円 |
3 5 8 |
23人 7人 30人 |
50% 41% 47% |
6900万円 4200万円 1億1100万円 |
16年 |
複数区 1人区 比例代表 合計 |
14 1 42 57 |
4200万円 300万円 2億5200万円 2億9700万円 |
1 0 5 6 |
0人 1人 32人 33人 |
0% 100% 76% 57% |
0 300万円 1億9200万円 1億9500万円 |
(1)参院選選挙区の供託金没収式は、(有効投票÷選挙区定員÷8)×300万円である。選挙区毎に異なるが、1人区得票率12.5%未満、2人区6.25%未満、3人区4.17%未満、東京5人区2.5%未満となる。香川県1人区は、得票率9.10%で、300万円没収。
(2)比例代表の供託金没収式は、(立候補数−当選者×2)×600万円である。共産党当選者は16年5人で、32人・76%が没収された。比例代表没収金額は1億9200万円になった。没収金額は、参院選中で過去最高額になった。
2、前回参院選後3年間のHN大量減紙数告白
志位「量的指標を報告しますと、私たちは、今回の参院選を、2013年参院選比で、党員数は94・8%、「しんぶん赤旗」日刊紙読者は92・6%、日曜版読者は91・5%でたたかいました。」
志位は、%しか報告しない。いつも、赤旗HN部数を沈黙・隠蔽している。そこで、2013年参院選時点と6中総時点の部数を推計する。
(1)、HN部数比率は、第24回大会までしかない。HN164万部の比率は、H28万部・17.0%、N136万部・83.0%だった。これをHN比率の基準数値とする。
(2)、2013年7月参院選時点の部数は、別ファイルで推計したように、126万3245部だった。そこから、3年間でどれだけ大量減紙をしたのか。
(表3) 参院選後3年間の大量減紙部数と拡大目標
「大運動」6中総〜第27回大会・4カ月10日間
|
2013年参院選 |
2016年7月参院選−6中総時点 |
「大運動」目標 |
||
H |
21万4751 |
92.6% |
19万8860 |
1万5891減 |
2万 |
N |
104万8493 |
91.5% |
95万9371 |
8万9122減 |
10.5万 |
HN |
126万3245 |
|
115万8231 |
10万5014減 |
12.5万 |
3年間の減紙数と「大運動」拡大目標とは、ほぼ見合っている。目標数は、減紙数+αである。志位は、3年間の大量減紙数を自白した。そして、第27回大会までの+αの上乗せ目標にした。
もっとも、下記(表4)の「大運動」拡大成果と比較すれば、到底達成できない荒唐無稽な目標数値である。
最高成果は、第2回のHN15031部だった。志位とは、架空目標を指令する「空想的社会主義」赤色独裁者である。
3、「大運動」4カ月10日間=少量拡大→大量減紙パターン
志位「いま党勢拡大の空前の条件と可能性が広がっており、それをくみつくした取り組みを行うことを呼びかけたいと思います。いま目の前に大きく広がる党勢拡大の新たな条件と可能性を、あまさずくみつくし、「党勢拡大大運動」を必ず成功させようではありませんか。」
「第6回中央委員会総会として、第27回党大会の成功をめざして、党勢拡大に思い切って力を集中する大運動――「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」に取り組むことを呼びかけます。「大運動」の期間は、6中総から党大会を開く1月末までの4カ月余とし、強く大きな党づくりのために、全党があらゆる力をそそぐことを訴えます。
「大運動」の目標について 「党勢拡大大運動」は、党員拡大を根幹にすえた党勢拡大の運動とし、その目標は次の2点とします。
第一に、党員拡大では、「大運動」期間中に、すべての党支部・グループが新しい党員を迎えることを目標とし、全党的に2万人の党員拡大に挑戦します。
第二に、「しんぶん赤旗」の読者拡大では、すべての都道府県、地区委員会、支部・グループが、第26回大会時水準の回復・突破をめざします。全党的には日刊紙で2万人増、日曜版で10万5千人増をめざします。」
(1)残存する思考停止羊化した赤色信者21,5万人だけでなく、(2)実質支部数1万5158支部の支部長全員、(3)315地区×地区委員平均約50人≒1万5750人は、志位指令の赤旗拡大運動=不毛な賽の河原の石積み運動を毛嫌いし、参加を拒絶するようになった。支部長数と地区委員数とは、ほぼ同数である。
党員・支部長・地区委員のほぼ全員が、「赤旗HN拡大運動」「躍進月間」=賽の河原の石積み運動参加を拒絶すれば、赤旗HN部数は減るばかりになり、機関紙収入も減る。
(表4) 地区委員≒支部長1.5万人の参加拒絶数・率
HN拡大成果は、ほとんどが地区委員=支部長によるもの
減紙率=賽の河原の石積み運動後5カ月間の減紙÷HN拡大数
回 |
時期−公表地区数315 |
HN拡大数 |
成果地区委員数 |
参加拒絶地区委員 |
拒絶率 |
後5カ月間減紙 |
減紙率 |
根拠 |
第1回 |
11年7月4日〜12年9月、拡大運動連続15カ月間 |
4354 |
ほぼ全員0? |
15000? |
100%? |
30748 |
/ |
5 |
第2回 |
13年9月〜12月党大会前〜14年1月、5カ月間 |
15031 |
15031以下 |
0? |
0%? |
34748 |
231.1% |
7 |
第3回 |
14年5月15日〜7月末、2カ月半 |
12410 |
12410以下 |
2590 |
17.2% |
19583 |
157.8% |
8 |
第4回 |
総選挙直前・14年11月、1カ月間 |
3607 |
3607以下 |
11393 |
75.9% |
6561 |
181.9% |
8 |
なし |
15年4月統一地方選前2月、1カ月間 |
5224 |
5224以下 |
9776 |
65.1% |
40769 |
780.4% |
9 |
第5回 |
15年6月10日〜9月末、3カ月間半 |
13045 |
13045以下 |
1955 |
13,0% |
14756 |
113.1% |
|
5中総 |
16年4月11日〜7月10日、3カ月間参院選 |
9145 |
9145以下 |
5855 |
39.0% |
42489 |
464.6% |
10 |
6中総 |
16年9月21日〜17年1月末、4カ月10日間党大会 |
|
|
|
|
|
|
|
地方議員・候補者以外の一般党員は、ほぼ全員が賽の河原の石積み運動参加拒絶
第2回後の減紙数は、4カ月間、第3回後の減紙数は、5カ月間。5中総は2カ月間
第2回パターンのように、2017年1月15日〜18日第27回大会後は、「大運動」成果部数が後5カ月間で消えてなくなる。地区委員たちは、虚偽申請や自腹買取部数を吐き出す。不毛な賽の河原の石積み運動に、315地区の地区委員15000人中どれだけの赤色信者が参加するのか。それとも、地区委員会総会では、「大運動」賛成挙手をするが、実質的に参加拒否をするのか。
8回目の「大運動」は、面従腹背地区委員をいちだんと増殖させる。志位共産党の内部腐敗度は、有権者にたいし異臭を放つ。
(表5) 16年1月〜12月の赤旗公表毎月HN増減パターン
7月参院選
|
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10 |
11 |
12 |
年計 |
HN |
4060 |
1456 |
5267 |
2674 |
5094 |
1467 |
35415 |
7074 |
409 |
|
|
|
|
H |
1023 |
391 |
196 |
334 |
924 |
313 |
6559 |
621 |
7 |
|
|
|
|
N |
3037 |
1065 |
5071 |
2340 |
4170 |
1154 |
28856 |
6453 |
402 |
|
|
|
|
年累計 |
4060 |
5516 |
10783 |
8109 |
3015 |
1548 |
36963 |
44037 |
43628 |
|
|
|
|
衆院選後 |
80479 |
87553 |
87144 |
|
|
|
|
14年衆院選後12月11355減+15年度計32161減+16年1〜9月43628減=22カ月間計8万7144部減!
15年9月末「大運動」終了時点HN117万6000部→16年9月末112万3132部
14年1月第26回大会HN124.1万−16年9月末112万3132部=2年9カ月間で11.8万部減!
なぜ赤旗は大量減紙が続くのか−安倍批判の瞬間的限定範囲効果と根本原因5つ
1、安倍批判の瞬間的・限定範囲効果=選挙投票行動時点のみ、赤旗購読拒否
2、大量連続減紙の根本原因5つ 34年間で230.9万部・65%大量減(表3)
〔原因1〕、ソ連崩壊とレーニンのウソ・詭弁・大量殺人犯罪データ発掘公表→大拡散
〔原因2〕、日本共産党戦前・戦後史のウソ・詭弁・隠蔽→美化犯罪データの拡散
〔原因3〕、志位「一点共闘」主張のペテン性へ不信・怒り→犯罪政党との共闘嫌悪
〔原因4〕、「官僚主義的中央集権制」=党内民主主義抑圧・破壊政党認識の流布
〔原因5〕、21.5万党員・1.5万地区委員の賽の河原石積み運動参加拒絶率激増
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〔関連ファイル〕
第6回中央委員会総会/志位委員長の幹部会報告2016年9月20日
議席15→5→4→3→3→8(比例5・複数区3)→6(比例5・東京1)
志位の自己評価−党員・有権者騙し二重基準ペテン
結果 参院選2016読売 2016参院選朝日 【2016参院選】毎日
比例・自25、民進22、公17vs共42
比例・重点9人+かおなし33人→800万票?
共産党犯罪史、3連続誤りを無視隠蔽
党勢力の鋏状二股裂激痛データも沈黙隠蔽