6中総幹部会報告(全文)日本の命運かかる参院選
2019年5月12日 「比例を軸」に共産党躍進必ず
〔宮地コメント〕
1、統一地方選挙結果
志位「統一地方選挙での日本共産党の獲得議席は、前回比でみると、道府県議選で111議席から99議席に、政令市議選で136議席から115議席に、区市町村議選で1088議席から998議席に、それぞれ減らす結果となりました。」
「統一地方選挙の結果を、「議席の後退」という面と、「今後の前進・躍進にむけた足がかりをつくった」という面の両面でリアルにとらえ、参院選のたたかいにのぞむことであります。」
〔宮地コメント〕
議席大惨敗の原因の分析なし。「第三の躍進」でなく、投票先野党が消滅・ばらばらになった結果による一時的軒下雨宿り先としての有権者選択だった原因にほほかむり。
(1)11年惨敗、(2)15年一時的軒下雨宿り票、(3)19年惨敗
大阪12区補選大惨敗−党史上最小得票数・得票率・供託金没収
2、参院選1人区32の方針転換
志位「全国32の1人区のすべてで野党統一候補を実現し、勝利をかちとる態勢をつくるために力をつくしてきました。 野党候補の一本化にあたって、わが党は、「一本化にあたっては、お互いに譲るべきは譲り、一方的対応を求めることはしない」、「単なる一本化にとどまらず、みんなで応援して、勝利をめざす」、「政党間で政策協議を加速させ、共通政策をつくる」、「政権問題での前向きの合意をめざす」――四つの原則的立場を表明していますが、この立場で最後まで力をつくします。「5月の連休明けの早い時期に決着をめざす」ことが野党間での合意であり、早期に32の1人区のすべてで野党統一候補を実現するために全力をつくします。
野党候補の一本化の合意が実現した場合、わが党が擁立した候補者で一本化が実現した選挙区では、共闘の輪を広げ、必勝のために責任をもってたたかいぬくことは当然であります。他の野党が擁立した候補者で一本化が実現した選挙区、無所属候補で一本化が実現した選挙区では、それぞれの選挙区の実情をふまえて、「みんなで応援して勝利をめざす」という立場で全力をあげます。
〔宮地コメント〕
その後の記者会見で、志位・小池は「1人区32相互推薦・相互支援方針」を事実上隠蔽・撤回を表明した。
参院選議席15→5→4→3→3→8(比例5・複数区3)→6(比例5・東京1)→2019年?
『共産党参院選7回結果と2016年結果・評価』議席15→5→4→3→3→8(比例5・複数区3)→6(比例5・東京1)
結果 参院選2016読売 2016参院選朝日 【2016参院選】毎日 参院選2016特集産経
3、赤旗拡大結果
志位「わが党は、338万人の後援会員、100万人を超える「しんぶん赤旗」読者をもっています。」
「全党的には、日刊紙読者を2万4千人以上、日曜版読者を12万人以上増やす必要があります」
〔宮地コメント〕
このデータは、2016年7月〜2019年5月までの2年10カ月間で、HN合計14万4千部以上が減紙していることを自白したことを示した。17年1月党大会公表の赤旗HN部数は113万部だった。→2019年5月の公表は「100万人を超える「しんぶん赤旗」読者」とした。党大会後2年5カ月間で113万部−100万部≒13万部もの減紙なのか?
過去7年間の赤旗HN部数の連続大量減紙データ 7年間で赤旗HN部数が増えた年度は皆無
HN |
(表5)11年度 |
(表6)12年度 |
(表7)13年度 |
(表8)14年度 |
(表9)15年度 |
(表10)16年度 |
(表11)17年度 |
(表12)18年度 |
8年間累計 |
年間結果 |
5.3万部減? |
27051 |
33452 |
41921 |
32161 |
31034 |
46222 |
27298 |
29万2139 |
(表5) 11年度は推計 (表11)17年度は11月末までの合計 志位は、これらの長期データを隠蔽し、公表したことがない。
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〔関連ファイル〕
『2019年参院選での「選挙共闘」成立可能性なし』「政策共闘」継続するが、「選挙共闘」不成立=成立不能方針「1人区相互推薦・相互支援」
(2016年7月参院選結果)
『志位・6中総の参院選ペテン総括と大量減紙告白』参院選全面惨敗結果へのペテン−議席・得票数