プラスチック製軸受け作成

　プラスチックの軸受け作成のお手伝いを致します。プラスチックの軸受けは適材適 所という言葉がぴったり、使用条件が合致しますと、驚くほど永い寿命をえられます 。寿命を左右するものは幾つかあります、全てが解明されていると言うことではありませんが近似的な値を求めることは弊社で開発したソフトウエアＭＪ１０を用いるこ とにより求めることができます是非ご利用下さい。

　日本には昔から木を用いた軸受けが生活の中に取り入れられていました。水車小屋の水車、大八車の車輪、からくり人形の軸受け、山から木を切り出すときに用いたそり、そう、ミシン糸をまいてあったボビンを利用して作った糸車、これこそが、軸受けの原点だろうと私は考えています。そうこのとき我々は本能的にろうそくを軸と軸受けの間に塗った経験はないだろうか。 プラスチックを利用して軸受けを作成する。特に熱可塑性プラスチックは熱を加えて溶かして制作していることを今一度思い出していただきたい。摩擦によって軸にあるいは軸受けに温度の上昇が起きる。この値を特定する事が最初の仕事になる。人間の指で机の上で何回かこすると摩擦によって引き起こされる熱の上昇を実感できると 私は考えている。木と木を擦りあわせて火を起こす、現代人には経験がないのだが、原始的な生活を営むための必須項目として存在することをやはり覚えておいていただきたい。