米菜クラブ平成17年3月やよいの授業より【抜粋】

【献立】


(1)はる蕎麦そば (貝柱、蝦、いかなどと野草を掻き揚げにして蕎麦といただく)

貝柱、蝦、いかなどと野草を
   掻き揚げにして蕎麦といただく
材料 剥きえび、貝柱、いか、野蒜又は浅葱、蓬又は芹か三つ葉他、大根、生姜、薄力粉、胡麻油、 サラダ油、生蕎麦、出汁昆布、削り節、鶏卵
調味 濃口醤油、味醂
..etc......質問など詳しくは⇒
質問何でもどうぞ!
要点 @いかは皮を除き足や耳も共に2Cm長に長さや幅を切りそろえる。A蝦は背腸を除き貝柱いか 大に切りそろえる。B野蒜や葱その他野菜も2Cm長に切り揃える。C水切りをした@、AとBを 合わせて薄力粉を入れてよく混ぜる。D2カップの冷水に対して約1カップの薄力粉と全卵3個を 加えさっくりと合わせCの具を入れて混ぜ手早く175℃に熱した油の中に重ねながら入れて揚げる。 E蕎麦を茹で冷水にさらし器に盛る。F掻き揚げを別の器で盛りおろし生姜、大根おろしなど薬味 類や天つゆをそえる。
<参考>
今回の蝦は芝エビを利用しましたが、一般的に市販されている、すでに剥いて冷凍にされている物で良いと思います。 烏賊は、今回はスルメ烏賊にしましたが、身だけむき身にして売られているロールいかでも良いと思います。しかし今回のように烏賊を まるごと利用した方が、げそやエンペラなど色々な出汁や歯ごたえを楽しめると思います。 貝柱は今回は小柱(青柳の貝柱)を利用しましたが、一般的には帆立貝でも良いかと思います
さて、抱き合わせる野菜ですが、烏賊には野草のよもぎと野蒜を、蝦には韮を、そして貝柱には三つ葉を合わせてみました。また出汁は 基本的な天つゆ(出汁:みりん:醤油=4:1:1)に追いカツした物をそばと天ぷら両方に利用します。お好みで生姜に加えて山葵も良いかも知れません。




(1)焙烙ほうろくきめし (中華のチャーハンや洋食のピラフではありません。これは純粋に日本料理です!)

中華のチャーハンや洋食のピラフではありません。
		これは純粋に日本料理です!
材料 冷たいご飯、茹で筍、小松菜又は芥子菜、蒲鉾又は竹輪、鰹節、白ゴマ、サラダ油、片栗粉、 生姜、出汁昆布、鶏卵、一味辛子、刻み海苔、
調味 味醂、濃口醤油、塩
..etc......質問など詳しくは⇒
質問何でもどうぞ!
要点 @小松菜は30ミリ長に刻み油で炒めておく。A。茹で筍は20x10x10ミリ大に刻み味醂と醤油で味 を付け鍋で炒め、この中に筍と同じ大きさに刻んだ蒲鉾を加え少し炒めたらご飯を入れて良く切りながら炒め味醂と醤油を鍋肌に加える。 B予め白ゴマを別鍋で煎っておく。Cだし汁を塩、味醂、醤油で適宜に味を付けた汁の中に全卵を解いて卵綴じを作り、片栗粉を加えて とろみをつける。D炒めたAに@とBを加え一味辛子と塩で味を調え、Cをかけて刻み海苔で飾る。(昔は素焼きの鍋で炒めました。さ らに材料に蟹や雲丹、貝類などを加えても良い)
<参考>
ご飯はあえて前日に仕込んで、冷蔵庫で保管した物を使用しました。炒めるときにでんぷんがアルファ化していない ベータ状のぽろぽろの方が炒めやすいのです。と言うのも昔は焙烙(素焼きのフライパン)でご飯を乾かしながら炒めた物でした。
筍を炒めるときに味醂と醤油で味を含ませる事がポイントです。この時調味料は鍋肌に垂らすようにすると香りが良くなります。 また中華料理のチャーハンのように多めの油を使うことは禁物です。だし汁に薄口八方出汁(みりんと薄口醤油で調味した汁)にして十分 煮立たせた所に卵を解いて入れ卵綴じにしてから、水溶きくず粉でとろみをつけると失敗無くできます。




(1)かぶ薄揚うすあげのびた (蕪の根も葉も丸ごと油揚げと共に煮浸しに)

蕪の根も葉も丸ごと油揚げと共に煮浸しに
材料 良い葉の付いた蕪、薄揚げ、サラダ油、糸掻き、削り節、出汁昆布、柚皮又は木の芽
調味 味醂、薄口醤油、塩、
..etc......質問など詳しくは⇒
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要点 @水洗いした蕪の葉は長めに切って少量の塩を加えて油で炒める。A薄揚げは10ミリ幅に刻み熱湯に 通す。B蕪は皮を剥いて2ミリ厚に刻み少量の塩を加えて油で炒める。C出汁をとり味醂、醤油、塩で適宜な味を付け@ABを加えて30分ほ ど浸ける。D葉は適宜に切り揃え、他も器に盛り煮汁をかけ、糸掻き鰹か削り節と柚か木の芽をかける。
<参考>
蕪の葉は煮浸しにすると、甘いのでとても美味しい物です。もちろん蕪も薄くスライスした物は油で一度炒めると甘みが更に 強くなるので美味しくなります。代用として菜の花や、小松菜、京菜、みぶ菜などでも美味しいです。
薄揚げは一度焼いて焦げ目を入れてから熱湯で油ぬきをすれば香ばしい香りができます。今が美味しいときですので是非試して下さい。


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