第45回定期
  J.S.バッハ/教会カンタータ全曲シリーズ
   〜ライプツィヒ1723年-IX 〜  


2000/11/12  14:00  東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアル 


J.S.バッハ/ピエス・ドルグ(ファンタジー) ト長調 BWV572
        コラール編曲 "いと高きところでは神にのみ栄光あれ" BWV663 *オルガン独奏:今井奈緒子

J.S.バッハ/管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068

J.S.バッハ/教会カンタータ *カンタータの曲名をクリックしていただくと、詳しいデータにジャンプします!  

         《こよなく待ち焦がれし喜びの祝い》 BWV194 


指揮:鈴木雅明

独唱(コンチェルティスト):野々下由香里(S)、櫻田 亮(T)、ヨッヘン・クプファー(Br)

オブリガート:三宮正満(オーボエ) 

合唱と器楽:バッハ・コレギウム・ジャパン *全メンバーはこちら

    コンサート・マスター:寺神戸 亮
    通奏低音:鈴木秀美・山廣 美芽(チェロ)、内藤 謙一(コントラバス)、二口 晴一(ファゴット)、
           今井奈緒子(オルガン)、鈴木雅明(チェンバロ)


*プログラムの「巻頭言」オフィシャルHPに掲載されています。こちらをご覧ください!! 
*今回BCJ初登場のバリトン、クプファーさんからのメッセージもオフィシャルHPに掲載されています。こちらです。


【コメント】
 メルボルン・ツアー直後に行われたフレンチピッチコンサート。管弦楽組曲第3番はBCJとしては初めての演奏だと思います。かの有名な“G線上のアリア”のもと曲は大変軽快なテンポで演奏され衝撃的(!)でした。今回はカンタータのみのレコーディングだったそうですが、いずれBCJの「管弦楽組曲」全曲もCDに残していただきたいものと思います。
 カンタータの方はライプツィヒ近郊のシュテルムタールの教会堂ならびにオルガンの落成に際して作曲されたもの。すっきりしたオーケストラの響きとこの曲のために満を持していた合唱陣の充実が、晴れやかに喜びを表現してくれました。初登場のバリトン、クプファー氏によるアリア、デュエット、美しいものでした!是非またBCJとの共演のチャンスを持っていただきたいものです。 アンコールにはメルボルンのおみやげ、ということで再び登場したトランペットの島田さんを交えて、カンタータ66番の第1曲がプレゼントされました。「フォーラム」でのご感想もご覧ください!(No.201202) (矢口) (01/01/05)

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