UpDate:98.10.25
はじめに
- 中林君のNEC PC98パソコンが古なって、最近故障気味です。
- 「新しいのを買うと高いしなー」とぼやく。
- 「パソコンを組み立ててみない?」「高いでしょう。」「そんなに高くないよ。」
- 「ディスプレーは使えるのなら、本体だけ作ると、、、、安ければ10万円以内でできる。」
- 「えー、じゃあ考えようかなあー。」
- 「ゼミの時、ここでみんなで組み立てれば、経験者もいるので心配ないよ。
- 部品が悪かったら、クレームを付けに店に行こう。」
- 「うー。まじに考えてみよう。まず、先立つものがいるから、親と相談してみます。」
- ということで、始まりました。学園祭が始まる前の10月初めのゼミで。
経過
感想は?
- パソコンが完成して、中林君の話です。「自分一人では、できなかったなあ。先生、ありがとうございました。」
- 最初から、一人で部品を買って組み立てることは大変な勇気がいるけど、
ゼミで、こうして組み立てる経験を通して、難しい点と簡単な点とが分かってくる。
- 大変有意義なゼミ実習となりました。これを見ながら、自分もと、本気で考える学生も出てきそう。(^^)/~
- 今回は、みんなでワイワイやりながら協力し合って作りました。
「やっとゼミらしくなってきた」と学生達が言う。興味を持つことをみんなで楽しく
やる。これがゼミのゼミたるゆえんだね。
- ほかの感想もあった。「完成品を買った方が楽だ」という感想だ。自作の場合は、
動かなくても自己責任が要求される点だ。必ずしも、正常に動くとは限らない点だ。
その意味で、自作は「アブナイ」のだ。
- ゼミ室に必要なものを運び込んだ中林君、重たかったことでしょう。
ゼミ室に一時保管すらできないので大変不便ですが、何か改善されるといいと感じました。
たとえば、コインロッカーでもあれば、学生達は助かるのではないだろうか?
- それにしても、中林君の帰りの嬉しそうな顔が忘れられないなあ。いやー良かったねえ。