●市販薬の成分<にきびの薬>


成分名薬物名主な働き
●角質軟化剤イオウ硬く角質化した皮膚を軟らかくするとともに、にきびの大敵である細菌にも強い。
サリチル酸角質軟化作用や殺菌作用を期待して、にきびの薬や、水虫の薬に利用。
●殺菌・消毒剤レゾルシン比較的強い殺菌作用と角質軟化作用、かゆみを抑える作用などをもつ。まれに、むくんだり、水泡ができることもある。
イソプロピルメチルフェノール殺菌・抗カビ作用があるとされ、皮膚の殺菌や製剤の防腐成分などに利用される。
エタノール殺菌・消毒薬のページ参照
●抗炎症・殺菌剤イブプロフェンピコノール(スイッチOTC薬)抗炎症作用とリパーゼの働きを抑えることで遊離脂肪酸ができるのを抑えてにきびに効果をあらわす。
●サルファ剤スルファチアジン細菌の葉酸合成を阻害することで、抗菌作用をあらわす。皮膚の感染症の原因となりやすいブドウ球菌などの他、大腸菌にも効力があるといわれる。発疹や光線過敏症のようなアレルギー症状があらわれる人もいる。
●抗炎症剤グリチルレチン酸、グリチルリチン酸(ジカリウム)皮膚炎の薬のページ参照
●抗ヒスタミン剤ジフェンヒドラミンかぜ薬のページ参照
●生薬キキョウ、オウゴン抗炎症、排膿などの作用がある。
●収斂・保護剤酸化亜鉛皮膚炎の薬のページ参照
●その他アラントイン殺菌・消毒薬のページ参照
カンフル皮膚炎の薬のページ参照
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