My Precious Songs 《松田聖子》 2009.6/14 さいたまスーパーアリーナ (10,000名) |
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ステージ上のスクリーンに、レーザービームでアーティスト名とツアータイトルが表記され、いつものような長い前置きがないまま、いきなりイントロがスタートした。
「It's Style '95」だ!そーゆーことですか?(^^;
イケイケ・Dance×3パターンで来るとしたら、なんとなく次はやはり…「I want
you so bad!」ですか。しかも?1992年のツアー『1992 Nouvelle Vague』に近いくらいの振り付けの再現、ぢゃないですか、コレ!ならばどこかで、「眠れない夜」を持ってきて1998年の振付の再現をお願い…とか思っているうちに、まったく予想しなかった「Wanna
Know How」、今回は、松田聖子がメインボーカルを取りつつの、ギター&音楽プロデューサーの小倉良氏がサブボーカルで展開!ちょっと驚きのパート分けであった。(@@; で、この流れでは次に来そうな気がしてた「Hot
Thing」。(これで「Back for More」は来ないな、と思いつつ)ここまで、90年代ダンス系楽曲のオン・パレード。これは、やはり、今日(6/14)告知となった「移籍=アメリカ再チャレンジ」というメッセージだと、受け止めて良いのでしょうか?>聖子さん
2度目の衣装替えを挟み、流れたイントロがまた1996年の楽曲。これはブリッジかな?と思っていたら、そのまま松田聖子登場!で歌った曲は、「もし、もう一度戻れるなら」。続けて、「悲しい秘密」。そして、今度はホントのブリッジ曲「Don't
You Wanna Dance?」(ちなみに、お隣席の方は「この曲の方が、歌入りで聴きたい〜」と呟いておりました、笑)。オープニングからここまで全部、90年代楽曲で固めてる!はたしてこの後も…なのか?ちなみに、まだ1曲もシングル楽曲が出てきてないから、アルバムをあまり聴かないファンや、連れられてきた人達は、厳しいだろうなぁ〜とどうでもよいこと(苦笑)を考えていたりした。(^^;
と、続いたのは、「雨のコニーアイラインド」。 そしてお待ちかねのMC−今回の第一声は「みなさんこんにちは〜。元気ぃ〜!!!!」(で、カウントダウンとの相違→)「松田聖子です。」
とツアー初日のあいさつを済ますと、ここはミディアム・テンポの楽曲コーナーとのことで、「胸キュン(死語?)な曲ばかりです。青春時代(死語Part2?)を思い出して…いや、今でも十分のお若いと思いますが…(苦笑)」「3曲続けてどうぞ!」と、「雨のリゾート」(1981年アルバム『風立ちぬ』収録。杉真理:作曲)、
「マドラス・チェックの恋人」(1982年シングル「小麦色のマーメイド」のB面(C/W))、
そして10曲目にしてようやく、初のシングル楽曲「赤いスイートピー」登場。歌い上げると、再び衣装替えタイム。>「ボン・ボヤージュ」に合わせ、バンド・メンバー紹介へ。
そして、「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」。1ハーフだったが、情感込めて、タメまくって(笑)歌う。でも改めて「いい曲だなぁ」と思ったり…(^^)
2度目のMC−「みなさん、楽しんで下さっていますか?」「私の好きな曲を選んでみたので、バラードですが、大きな声で一緒に歌って下さいね。」「3曲続けてお贈りします。聴いて下さい」…と、「わたしにできるすべてのこと」(あ、今度は『Glorious〜』(1994年)だ)&「Believe
In Love」(で、1992年か)。これで次は「あなたのすべてになりたい」か?…という期待をあっさり裏切り(よかった、笑)「続・赤いスイートピー」。
5度目の衣装替えと共に、今度はコーラス&ダンサーの紹介。楽曲は、オープニング同様1995年アルバム『It's Style'95』から 「Let's
Talk Again」。続いて、本日15曲目にして3曲目のシングル楽曲 「素敵にOnce
Again」へ。'95作品&”Againつながりか(笑)”。この楽曲は、とにかく松田聖子本人がホントに大好きなんだろうなぁ〜と否応なく認めるしかない。(^^;
−で、MC。セットのゲートを外して、バンドメンバー各自にツアー初日の感想を聞くことに。<中略>「皆さん、もしかしてご存じかもしれませんが、ソニーレコードからユニバーサルミュージックに移籍することになりました。」と、ここで報告。
「また新たな気持ちで、良い音楽をお届けできるように頑張っていきたいと思います。」と宣言しつつ、来年30周年を迎えること、
20周年のときに「20th Party」を作ったように30周年でも記念の楽曲を作りたい(「でも、”30th何とか”がシングルじゃありませんよ」と慌てて苦笑いでフォロー)こと、
8月まで続くツアーのこと、そして「メドレーの時間です!」とサラッと行こうとしたところ、会場の声に押され、「そうだよね… (間) …リクエストコーナーの時間がやってまいりました(笑)」と。
さて、「みなさん、お願いですから、現実的なリクエストをして下さい。」と、まずは「硝子のプリスム」。「こんなんじゃ(コーナー)終わらないよね?」と続いて、「涙が乾く瞬間」、「HAPPY
SUNDAY」、「恋する想い〜Fall in love〜」。ついには「最後に私が選びます」と主導して?リクエストコーナー〆の曲は「制服」。
そして、ようやくヒットメドレーの時間へ。「今年はちょっと珍しい曲をメドレーに選んでみました。まずはこの曲から」と「マイアミ午前5時」、「マンハッタンでブレックファスト」、そしていつものメドレーへ…「青い珊瑚礁」「風は秋色」「渚のバルコニー」。「ラスト2!!!!」と叫ぶと、「Rock'n
Rouge」。ということは、最後はアレだろうから、「チェリーブラッサム」は”My Precious Songs”から漏れたのか?と→予想通り、最後は「夏の扉」
。せっかくなので、こちらもやることはヤル。大合唱&お約束の♪フレッシュ×3、SEIKOコールで、本編終了。
アンコールの”SEIKO”コールと手拍子の中、シート周辺では「アンコール1曲目に何が来るか?」をアレコレ話して待った。希望では、「Only My
Love」が一番だったが、本編では、2000年代の楽曲をまったく取り上げてなかったことが引っかかってたし(構成的に考えるならばアンコールで”今”に近い松田聖子像を持ってくるはずだろう、と)、何よりも先ほどのリクエストコーナーで、会場からタイトルを一度取り上げておきながらスルーした(苦笑)あの楽曲が引っかかっていた(…セットに入っているから、だからあの時スルーしたんぢゃないか?)とも。果たしてイントロが流れると、2008年の夏のシングル楽曲「Love
is all」だった。予想が当たった反面、「Only My Love」聴きたかった(T_T)…とも思ってしまった。そして”トドメ”とばかりに「20th
Party」。(^^;;; しょうがないとは言え、非常に↓↓↓↓↓。「30周年こそは、完全に切り替えて、いつまでも20周年楽曲を引っ張らないで下さいね」と祈るしかなかった。でも、せっかくなので(苦笑)最後のサビ当たりでは、腕を振り上げ、一緒に歌いもする。。。そして、「どうもありがとうございました〜!!!」と挨拶し、各メンバーを一通り紹介&ステージを左右中央とお辞儀をして回り、ステージ袖に走り去っていった。
初日ですから、当然、止まない”SEIKO”コールの中、Wアンコール、出てきました。そして、メンバーを呼び込み、各自1人1人に感想を尋き、「折角なので、もう1曲。」「この曲を歌わせて下さい。」とのことで、
「涙がただこぼれるだけ」。もちろん会場大合唱。そして、メンバー全員がステージ前に整列しようとしていると、BGMの「涙がただこぼれるだけ(インスト)」に合わせて、会場の大合唱が始まり、当然、本人も一緒に、最後まで歌い切る。挨拶のあと、ステージから引っ込みますが…。
更に初日ですから(爆)、まだ”SEIKO”コールは止みません。トリプル・アンコール決行!(^^) ちなみに、ちょうどその時、会場の外の天候は、豪雨だったそうで、「みんな、大丈夫?」「外は豪雨だもんねぇ。今だと帰れないかしら。」「もぅちょっと演りましょうか(笑)?」「早く(早い時間に)始まると良いコトあるねぇ」
等々、 「あ、でも、もぅ今日やった曲しか出来ませんから」と結局、 本人が「歌いたい」との強い要望で「マンハッタンでブレックファスト」、(^^) そして、「Rock'n
Rouge」 、「夏の扉」と、3曲演ってくれました。
さすがにここまでサービスして頂ければ、もろもろあっても大満足です。→現金なものであるv(^^)v ”終わりよければ全て良し”です(の割にいろいろ書いてますなぁ、苦笑)。
「本当に皆さん、どうもありがとう〜。」と、ステージ袖に消え、怒涛の3時間のステージが終了した。
タイトル | 収録Original Album | Single発売 | タイトル | 収録Original Album | Single発売 | |||
1. | It's Style '95 | al『It's Style '95』@1995 | 13. | Believe In Love | al『1992 Nouvelle Vague』@1992 | |||
2. | I want you so bad! | al『1992 Nouvelle Vague』@1992 | 14. | 続・赤いスイートピー | al『Citron』@1988 | |||
3. | Wanna Know How | al『Sweet Memories '93』@1992 | ◇ | Let's Talk Again | al『It's Style '95』@1995 | |||
4. | Hot Thing | al『Diamond Expression』@1993 | 15. | 素敵にOnce Again | al『It's Style '95』@1995 | Sg@1995 | ||
5. | もし、もう一度戻れるなら | al『Vanity Fair』@1996 | 16. | マイアミ午前5時 | al『ユートピア』@1983 | |||
6. | 悲しい秘密 | al『Forever』@1998 | 17. | マンハッタンでブレックファスト | al『Windy Shadow』@1984 | |||
◇ | Don't You Wanna Dance? | al『It's Style '95』@1995 | 18. | 青い珊瑚礁 | al『SQUALL』@1980 | Sg@1980 | ||
7. | 雨のコニーアイランド | al『SUPREME』@1986 | 19. | 風は秋色 | al『North Wind』@1980 | Sg@1980 | ||
8. | 雨のリゾート | al『風立ちぬ』@1981 | 20. | 渚のバルコニー | al『Pineapple』@1982 | Sg@1982 | ||
9. | マドラス・チェックの恋人 | − | Sg@1982 c/w | 21. | Rock'n Rouge | al『Tinker Bell』@1984 | Sg@1984 | |
10. | 赤いスイートピー | al『Pineapple』@1982 | Sg@1982 | 22. | 夏の扉 | al『Silhouette』@1981 | Sg@1981 | |
◇ | ボン・ボヤージュ | − | Sg@1984 c/w | 23. | Love is all | − | Sg@2008 | |
11. | あなたに逢いたくて〜Missing You〜 | al『Vanity Fair』@1996 | Sg@1996 | 24. | 20th Party | al『20th Party』@2000 | Sg@2000 | |
12. | わたしにできるすべてのこと | al『Glorious Revolution』@1994 | 25. | 涙がただこぼれるだけ | al『Baby's Breath』@2007 | Sg@2007 |