01/10/27 放送

Loppiパズルマガジン ひらめくパズル創刊号

パズル・オムニバス 01/09/01 サクセス file 自動 F 2 B 4
↑の説明

●パズルマガジンその2

GB書換専用のパズル雑誌です. 「 かんがえるパズル 」に続き、こちらも創刊. もちろん懸賞つき.
この「ひらめくパズル」は、 「ナンクロ」「クロスワード」「まちがい探し」 の3種類が入ってます.

今回もEffectのパズル力を書いておきます. 「ナンクロ」=経験ゼロ. 「クロスワード」=ボキャブラリが少ないので苦手. 「まちがい探し」=動体視力も低いので苦手.

●ナンクロ〜問題情報

クロスワード風のマス目に数字が埋まっていて、 「同じ数字には同じ文字」なアレです.

ナンクロ・難易度分布
サイズ問題数備考
9×98問 難度はさすがに低め
11×118問 最終面だけノーヒント

全16問です. ……少なっ!
ちなみにヒントとして既に文字が埋まってる部分もあるんですが、 大体1〜2個の単語がヒントになっています. 最終面だけヒント単語ナシですが.

使用文字数が20文字を超えてくると、かなり難度は高く感じます. 5分かからない問題も多いですが(^^;.

●ナンクロ〜操作環境

文字パレット制、いわゆる「パスワード入力」みたいな感じ. 入力する場所に移動するのも、入れる文字を選ぶのも、 十字とボタンのカーソル操作です.
ナンクロなだけに、1ヶ所指定すれば、 同じ数字すべてに文字が埋まります. 紙より便利(笑).

……ただ、はっきり言って「読めません」(笑). こまごまとした文字が、びっしり詰まってます(^^;.
「ヨ」と「3」を間違えることもあるんで、 せめて数字と文字の色を変えてもよかったかと.

あと、カーソルを見間違えることも多いです. たまに、カーソルが「今どこにあるのか」を見失います(^^;.
確かにGBの限界ではあるんですが、 やっぱり「パッと見」で見分けられるくらいの視認性が欲しいです.

●クロスワード〜問題情報

ヒント文章をたよりに文字を埋めてくアレです.

クロスワード・難易度分布
サイズ問題数備考
5×58問 逆に小さいほうが難しい(笑)
7×78問 これが標準?
9×98問 1ヶ所だけ残ると悲しい

と、24問が用意されています.

ヒント文章が結構ヒネってあるので、 サイズ以上に難しく感じます. 特に「5×5」は、自動的に埋まる部分が少ないので、 ヒント文章でわからない場合はお手上げに(^^;.
また、「中断して電源を切る」ことはできるんですが、 「気分転換に他の問題」はできません(^^;. 同じ問題を再開するか、白紙に戻すか、どちらかです. 1ヶ所だけ残って悔しい思いをすることもあるかと.

当然ながら「ヒント文章」は漢字まじりの、 それなりに大きい文字で書かれているので、見やすいです.

●クロスワード〜操作環境

こちらも「文字パレット」方式です. ただ、ちょっと変わっていて、 「文字入力で次の文字に自動移動」します.
「カーソル移動→文字入力→文字入力→…… →文字入力→キャンセル→カーソル移動」って感じ.
これ自体は便利なんですが、「語尾で勝手にキャンセル」してくれます(^^;.

一気に1語を入れる場合は、便利機能と呼べるんですが、 クロスワードだと「埋まってない3文字目と5文字目だけ入力」ってこともあります.
そういった場合に、途中の文字と最後の文字とで操作手順が変わります(^^;.
途中の文字では「文字入力→キャンセル→カーソル移動」がワンセットです.
最後の文字では「文字入力→(自動キャンセル)→カーソル移動」になります.
ここで間違って余計にキャンセルボタンを押して、 せっかく入力した文字を消すことがあります(^^;.

確かに「不注意」なんですけど、「余計なお世話」とも言えるかと(^^;. せめて「入力せずに次の文字に移動」ボタンとかがあれば別だったんですが.

●まちがい探し〜問題情報

2枚の絵の中から、違ってる部分を探すアレです. GBならでは、「動画」でパズル. プップクプー(謎).
「モグラさがし」と「体操さがし」の2種類です. 絵柄と細かさが違うだけで、ルールそのものは一緒.

まちがい探し・難易度分布
シリーズ問題数備考
モグラさがし(2〜6匹)8問 キャラが大きく、間違いもくっきり
体操さがし(3〜12人)16問 細い線のような人で、間違いも細かい

と、24問が用意されています.

普通の間違い探しとは違って、「間違ってるキャラ」を見つけます. 同じ動きのキャラを指示すると「お手つき」になります.
で、問題によって 「全体の数」「間違ってる数」「お手つきしてもいい回数」 が決まってます.

ちなみに、間違ってる柄(どう間違ってるか)は問題ごとに固定ですが、 間違いキャラがいる立ち位置は毎回違います. 一応、何回でもプレイできることになってます(^^;.

●まちがい探し〜操作環境

十字でキャラを選んで、Aで決定です. それだけです(笑).

●白黒GB

で、こちらも白黒GB対応です. 相変わらず見にくいです(笑).
「まちがい探し」だけは、単純な分だけ見やすいんですが、 他は、カーソルがみにくいです.

●まとめ

「ナンクロ」は、文字の見にくさはイタイんですが、 一気に文字が埋まるのは便利です.

「クロスワード」は、入力が面倒だし「気分転換に他の問題」ができないんで、 紙のパズルに大差をつけられてます(^^;. 問題文は面白いかも.

「まちがい探し」は、単純すぎ(^^;. ただ、他の2つのパズルが結構ストレスのたまりやすいものなので、 気分転換的にはイイかもしれません. 10秒かからない問題が多いですし(^^;.

ナンクロもクロスワードも、クリアするとすぐに「CLEAR」の文字で隠れます. 「完成品をじっくり見ること」も楽しみだと思うんで、 それができないのはイタイですねぇ.

前作が結構いいデキだっただけに、ちょっと落差が目立つというか(^^;. ゲームに向かない題材に敢えて挑戦してるのはいいんですけどね. せめて視認性だけでも改善してほしいものです(^^;.


ストーリー的要素 ★★ 文字がだんだん埋まってくのは楽しい
見た目・音・演出 操作性と視認性がぁ……
万人受け安定度 ★★★ 「かんがえるパズル」よりもルールが簡単
オリジナリティ まぁ、敢えてGBでやったことはスゴいかも
やり込みレベル ★★ 一応「まちがい探し」は再プレイ可能
↑ゲーム成分についての説明

番組表ゲームGB


Effect(mailto:effect@msa.biglobe.ne.jp)