99/10/07 放送

ヴァイツブレイド

フィールドタイプRPG 99/06/24 バンダイ file 2
↑の説明

●スワン初のフツーのRPG(笑)

RPGといえば、チョコボ、 ラスタン なんてのもありますが、いわゆるフィールドタイプのストーリーRPGは初めてですね.
というか、ホント、フツーのRPGです(^^;. 万人受けするタイプ.
で、フツーの中に、いろいろな要素を盛り込んでいます. そのせいで説明書が 56ページ までありますけど(笑).

●流行のモンスター収集

で、モンスター (ヴァイツという) を、仲間にすることができます. 方法はおなじみ(笑)の 「HPを減らしてから捕獲」 です.

で、ヴァイツ同士を合成することができます. 合成すると、ヴァイツの遺伝子が組み合わさって、新しいヴァイツになります. ある程度の回数、合成すると、次の世代のヴァイツに変化し、強くなります.
合成が、しっかりした法則に基づいていて、 成功率以外にランダム要素がナイってのはイイです. 狙ってできるのがイイところ.

仲間にできるヴァイツは全部で200種類 (数百とかトボけながら、ファイル画面でハッキリ表示されてる(^^;). 当然ながら、レアなヴァイツもいるわけで. 中ボスを合成することまでできますし(^^;;.
後述のトレードセンターでのトレードで、交換することもできます. うまく使えば収集が楽になりますね.

●トレードセンター

アイテム交換用の施設です. 交換といっても、通信交換だけでなく、1人での交換もできます. この場合、同等の価値のものと交換してもらえます.
もちろん、ヴァイツも交換することができるので、 ヴァイツ収集にも役に立ちます. 交換したヴァイツより、合成したヴァイツのほうが強いので、 合成用ヴァイツを入手する時に便利かも.

ちなみに、交換しても価値が下がらないので、 一儲けすることもできたりします. ゲームバランスがぐちゃぐちゃ になりますね(^^;;.

●オークション

ゲームでは珍しい、オークション会場があります.
ルールはちょっと特殊で、4人の中から、1番低い入札価格の人が脱落する、勝ちぬけタイプ. 役立つアイテムのほか、レアなアイテム (でも使用価値はナシ) まで、いろいろとゲットできます.
オークションの通信対戦もできます(笑).

●金属

あと、金属が出てきます. (ステンといいます)
金属から武具を作ったり、金属同士を合成して別の金属にしたりできます. 合成する時は、金属製アイテムを熔かして使うこともできます(^^;. 徹底したリサイクル主義ですねぇ(笑). とはいえ、ちょっと費用が高いのが欠点です.
ヴァイツブレイドの機能の中では、ちょっと地味ですね(^^;.

●闘技場

闘技場では1vs1の勝負ができます. 個人戦のほかに、3人ずつの勝ちぬき戦や、主人公用ランク戦があります. なぜか通信対戦はナイ んですよね(^^;.
勝てば勝つほどポイントがたまり、景品と交換できます. ランク戦で、あることに気づけば簡単にためることができます(^^;;. これまたゲームバランスを崩しますねぇ(^^;.

●ストーリー

(ネタバレ防止のため、一部あぶり出しを使用します(^^;.)

モンスター収集系では、異端かもしれませんねぇ. テーマ「戦争と悲劇」っていうか、結構重いテーマですから.
とはいえ、物語としては、かなり オーソドックス ですよねぇ(^^;;. 「ヴァイツ合成の罪悪感」 を表現したかったのかもしれませんが. 一気に暗くなる展開が、ちょっとシンドイです(^^;. いきなり ブライアン が謀殺されたり、 キ・メラ の改造ヴァイツがでてきたり(^^;.
まぁ、悲劇が好きな人ならいいと思いますけど. 流行だし(笑).

ちなみに、 エンディングは7種類 (^^;. 大筋ではすべて同じなんですけど、それぞれ違うグラフィックが見れます. Effectは リィズ エンディングでした. 一番期待してなかったキャラ(^^;;. 本当は〜 マンデリン のエンディングが〜、見たかったんです〜.

●ハイスコアに挑戦

ゲーム中のサブゲームとして、シューティングが入ってます. 恐らく、スワンで初の 「縦画面・縦スクロールシューティング」 ではないかと(^^;.
パワーアップはナく、ステージも1面だけですけど、妙に凝ってるんですよね(^^;. 凝ってるくせに ハイスコアが記録されない っていう致命的な欠点もありますが.

●ここがスゴイ

やはり、 ヴァイツの合成 です. ランダム性の低い、しっかりした合成システムは、お見事です.
あと、フツーのRPGに、オークションなどの要素を貪欲に盛り込んだ点. 時にはゲームバランスさえ無視するような姿勢がイイですね. バランスよりも自由度、といいたいんでしょうね.
終盤で、どこにでも行けるようになります. というわけで、取り残したヴァイツの収集もできたり. ゲームクリア後のお楽しみもありますし、その点はイイです.

●ここがイマイチ

あれだけの要素を盛り込めば仕方ないんですけど、やはりバランスが崩れています(^^;. ハッキリ言って、 簡単 なんです(^^;;. 特に「リップルウォール」なんてアビリティは強すぎますから(^^;;;. あまり簡単だと、「カッタルいだけ」になりそうで危ないですねぇ.
あと、セーブポイントが少なすぎます. 普通のゲームとしては多いくらいですが、 電車でする場合、間に合いません(^^;. ケータイ機なんですから、「どこでもセーブ」にして欲しかったです.

それと、攻略本、書きすぎです(笑). 見ちゃいけないものを見て、 面白さが激減 してしまいました(^^;. 一度クリアしてから見るのはいいですけど、 そうでない限り、絶対見ちゃダメです(^^;. ストーリーが大事なんで.


ストーリー的要素 ★★★ ありがちですが、一応RPGなのでMAX
見た目・音・演出 ムービーが入ってますけど……だから何?(^^;
万人受け安定度 ★★★ 基本的にフツーのRPGです
オリジナリティ ★★ オークションとかできます
やり込みレベル ★★ ヴァイツをすべてそろえるのは難しいんですけどね
↑ゲーム成分についての説明

番組表ゲームスワン


Effect(mailto:effect@msa.biglobe.ne.jp)