2,ボディペイント車両

相鉄では、20m4扉の通勤形電車ばかりなので、なにか特色を出そうと電車のボディに絵を描いた車両が走っています。これらの車両には原則的に車内広告が無く、緑園都市にある相鉄ギャラリーのイベント情報や、画家の作品展や写真家による写真展また子供たちの描いた絵画などが広告スペースに飾られます。沿線の子供たちに人気がありましたが、塗装費がかさむなど、標準色に戻った車両もあります。車両は新6000系を使っています。

相鉄のボディペイント車両

 

ほほえみ号

ほほえみ号  
相鉄初のグラフィックカー。横浜駅乗り入れ50周年を記念して昭和58年12月に登場。デザインは久里洋二氏。草花や青空が描かれていた。ぼかしが入っており、塗装屋泣かせの車両であった。当初は検査の関係で2年の期限付きで実施したが、好評だった為平成3年の9月のさよなら運転まで走り続けた。

緑園都市号

緑園都市号  
昭和62年4月、2番目のグラフィックカーとして登場イラストは横浜在住の柳原良平氏。横浜八景として、1,日本丸2,クイーンエリザベスU世号3,山下公園など4,県庁、赤レンガ倉庫など5,中華街6,横浜駅西口7,こども自然公園8,緑園都市の街並みなどが描かれている。

アートギャラリー号

アートギャラリー号  

平成元年3月登場イラストは、池田満寿夫氏。各車体にはそれぞれテーマーがあり、人,川,鳥,魚,樹,花,雲,海となっている。車内では常に写真展や絵画展などがおこなっわれていて、現在も走っている。

車内ではこのように絵画展や児童の絵が展示してある。


2−2その他の車両へ←順路