1999年9月1日 POLYSTAR PSCR-5791
JUMP
夢みるROCK
ブルーベリーデイズ
世界へようこそ
大きな月
NHKみんなのうたで1999年8-9月と2000年10-11月に取り上げられました。影絵をバックに森若さんの歌声を楽しむことができました。なお、みんなのうた版とアルバム版は別テイクです。
ライブでも何回も演奏されているのですが、印象的だったのは2000年10月7日の「Kaolyrics 2000 FINAL LOUNGE」 でアイゴンのアコースティックギターをバックに歌ったもの。アイゴンのギターって森若さんと違ってピックが弦に直角に立って当たる硬くて強い音なので、いつも聞いている森若さんのウクレレのイメージと全然違って新鮮な感じがしました。もう一つ強く印象に残っているのは、2001年10月28日の角野恵津子さんのイベント「MY MUSIC COLLECTION」 での演奏。この日はトークライブのゲストとして出演していて、ロフトプラスワンのステージの上のちゃぶ台で話をした後に、やおらにウクレレを取り出して引き始めました。ウクレレ一本でいきなり完成した音楽の世界を作り出すことのできる姿に感動しました。
アルファベッツ
あいうえおソングっていうジャンルというか、整理があります。この曲もその一つ。「あいをいのろううたおうえいこうにおどろう」という感じで歌詞の頭があいうえおになっているワケ。
昔から詩歌の世界ではいろんな制約を自らに課して、その中で表現をしていくっていう伝統があるわけですが、こんにちの日本語ロックの世界でもあるんですよね。森若さんが2001年5月から2002年3月まで参加した「水戸華之介&3-10chain」のアルバム「HELLO」の中に「‥A」という曲が入っていて、水戸さんと森若さんのツインヴォーカルが楽しめるのですが、その曲は「英(A)語教師をさらって、美(B)意識過剰の街を、し(C)らけた顔でさまよう で(D)たらめだぜ」というABCソングなんです。
さて、アルファベッツの方はどちらかというとポップ色を感じるこのアルバムの中では森若さんならではのロック魂を感じさせる仕上がりになっています。その後のライブでも繰り返し演奏してくれています。ライブのMCでもこの曲のコメントをしています。2000年3月24日の「Kaolyrics 2000 Vol.2」 も参照してください。