さて日曜日の日記には、どこに行ったかとか時間がどれ位掛かったとかそんなことしか書かなかったので、もうちょっと掘り下げてどんなCD&レコード漁りだったかということを書きとどめておきたいと思うね。つまりこの最初の記事は、日記ではなく3日前記(たった今作った造語)ということになるね。そういえば、前回の時と同様にDMを持っていくとレジで1000円以上のCDまたはレコードが200円引きだったので、それを使って結構安く買ったね。
さて、あの日は予算を1万円と決めていたものだから、いきなり最初に見た所のボックスセットのコーナーにフーのボックスが4000円弱で置いてあったのだけど、「他に見てからで良いや」っていきなり保留したんだね。で、隣の所のジャズCDの箱からチック・コリア・エレクトリック・バンドの3rdを見つけたんだね。1350円(実質1150円)だったし前から欲しかったので直ぐに取り置き、同じ所のロック・ポップスコーナーからはエイドリアン・ブリューのアルバムを見つけたんだね。これは1400円(実質1200円)だったし、未開封品だったし、エイドリアンなら何でも聴いてみたい病に罹っている私にとっては即捕獲の対象だったね。で、家に帰って盤を眺めているとサンプルって書いてあった・・・・・・。未開封のサンプル品。それだけでも珍しいよね。
さて、それから2ヶ所ほど何も見付からず、3ヶ所目で大量のジャズ紙ジャケを発見。大半は興味はあるけど、中古でも割高な紙ジャケを買うほどのモノではないと思っていたのだけど、たった一枚ウェイン・ショーターの「スーパー・ノヴァ」だけは別だったね。ジョン・マクラフリン参加作品は即捕獲対象の私にとってはまさに誘蛾灯に吸い寄せられる我の雰囲気だったね。見つけた時には思わず頬擦りしたくなってしまったね。これは紙ジャケの中古にしては1600円(実質1400円)とリーズナブルなので納得で購入ということなんだね。
それから何カ所かを素通りして後半戦の真ん中位のところでマナサス発見。値段は1200円(実質1000円)だったし、名盤探検隊のHDCDリマスターのやつだったし、HDCDリマスターにハード的事情から目がない私は前に某掲示板で話題になった時から欲しかったので購入。かなり安くてお得感があったね。そこから先も2ヶ所ほど見たのだけど何も収穫はなしだったね。こうして私の1周目のCD探しは幕を閉じたんだね。で、次からは2周目のレコード探しだ。これが結構凄かった・・・・・・。
まず、最初の2ヶ所は全く良いモノが無く、3ヶ所目の500円の箱の中に宝物がたくさん潜んでいたのだね。前回の時もここで、結構安いレコードを手に入れたしね。今回は親に買って変えると約束したレコードがあって、それを探していたのだけど、500円の箱の中にそれがウジャウジャあったのだね。それとは・・・・・・、レコード会社が販促用に作って「○年○月の新譜」ということで、その尽きに発売されるシングルの目玉を1枚のLPにまとめてレコード販売店等に配ったモノがあるのだけど、そいつの適当なモノを手に入れてこいとのことだったんだね。で、買ったのはとりあえず2枚。フィリップスの昭和44年の9月の新発売サンプルとRCAビクターの昭和44年3月の新発売サンプルだったね。数ある中から私の趣味で適当に選んだのだけど、まぁ、帰って聴いてみて、私の目に狂いが中のだと自画自賛したね。
それから、親には後1枚買って返ったのだけど、それは500円コーナーのある所の同じヶ所の普通のコーナーから「イギリスの60年代の・・・・・・」とかって言われていたので、親父の好きなビート系から色々探してたのだね。しかし、ビート系は高い。そのうちにボーカルカーペンターズの日本編集の2枚組ベストを500円という値段で見つけたりしたのだけど、「カーペンターズは親は好きだけど、イギリスって言ってたからなぁ・・・・・・」ということで、断念。更に60年代イギリスというコーナーで探していると、1977年に東芝EMIがリリースした(編集は英EMIだそうだ)マージービートのオムニバス盤を買ったのだね。定価1500円の当時の廉価盤値段のLPだったけど、今回付いていた値段はジャスト1500円。200円引きがあるので1300円ということで「まぁ、いいか」と購入。親父が喜んでいたのでこれも自分の目に狂いはなかったと自画自賛だね。
更にこの500円コーナーではなんとデレク&ザ・ドミノスの「いとしのレイラ」を発見。本当ならCDで欲しかったアルバムなのだけど、500円という破格値に購入を決意したね。「何かあるのだろうか?」と検盤してみたけど、素人故に分からず仕舞い。単に過剰在庫の関係か、売れ残りの関係で500円という値段が付いただけだと自己判断したんだね。なんにしてもそれならお得というほかにはないね。まだ聴いてはいないけど、どれだけお得になったかという意味で早く聴きたくてワクワクだね(この辺にケチな性分が・・・・・・)。
さて、更に何カ所か廻ってみたけどめぼしいモノが無く、最後から3ヶ所目のところで、ブレッドの4thを見つける。何故かCDの中古は見かけないがLPの中古は見かけるブレッド。今回は1000円だったので200円引いて800円。私が買わずに誰が買うということで購入。きっとこのアルバムは私のために売れ残ってくれたのだろうと、このレコードに感謝したね。
その次の所のプログレ・サイケの箱ではBJHの「妖精王」を発見。あのジャケットはLPサイズで見ると大迫力だったね。あまりの良さにしばらく見とれていたのだけど、値段は1500円(実質1300円)。ちょっと高めだけど200円引くと手頃な値段ということで購入を決意したんだね。
他にめぼしいモノがなかったので、これで終わり。トータルで11000円強で、親の分を引いても8000円台に抑えられたのだから驚異的。久しぶりによいモノを安く買えたんだね。今回は1500円を超えたモノがなかったからねぇ・・・・・・。これからは、こういう買い物を積極的に行っていきたいね・・・・・・。本当にそのことが今回のことでよく分かったよ。
その日聴いたCDをなぜ聴いたかって理由、415日目。まずは昨日のことから。とりあえず3枚聴いて、順調に日曜日に買ったCDを消化してるね。買ったCDは、それぞれ傾向の違う作品ばかりなので、聴いていて飽きないんだね。さて、強はたった残った1枚のエイドリアン・ブリューだね。最近色々な意味でお気に入りだから、トリに持っていったのだけど、この判断は間違ってなかったようだね。とにかく良かった。ということで今日で終わり。これからは借りたCDを順次聴いていくことにするね。まず手始めに「ベーブ・ルース」だね・・・・・・。
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)。
- エイドリアン・ブリュー/オップ・ゾップ・トゥー・ワー・・・ポニーキャニオン/PCCY-01028
- Babe Ruth/First Base・・・Repertoire/REP 4554-WY
さて、今日からボチボチと書き始めよう・・・・・・。日曜日に、まずは近所のレコード屋で買った新品のCDからだね。
- ルネッサンス「運命のカード」
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ライヴでの定番曲「孤独の旅路」(私も、曲自体は「BBCセッションズ」で聴いて知っていた。)で始まるこのアルバムは、アルバムトータルで聴いた感想は、フォーキーな素朴な感じが後ろに下がり、大仰なクラシカルな雰囲気が全面に出てきたという印象だね。しかし全6曲で大曲、小曲、大曲で片面を構成してそれがA面とB面担っているので、アルバムの展開としては非常に分かり易いんだね。やはり圧巻は最後の「母なるロシア」だろうか・・・・・・。とにかくドラマチックサウンドの極地で、10分の曲なんだけど、飽きない。かといって、次から次へとめまぐるしく曲想が変わり、付いていけない人が出てくるようなこともない。まさにロシアの大地のように広大な内容を持ち聴き手を包んでくれるような曲なんだね。うーん、ということで、トータルでは、小曲がちょっと弱いと思うところもあるけど、「燃ゆる灰」で完成させたクラシカルなフォークロックから次のステージに向けて動き始めたことを感じさせる非常に前向きに評価できるアルバムということになるね。
- ルネッサンス「シェエラザード夜話」
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旧B面全てを費やした「シェエラザード夜話」がやはり魅力的だが、A面の小曲も魅力的だ。まさにルネッサンス流の3分間ロックンロールナンバーの「はげたかは飛ぶ」は、リズム隊の実力を嫌というほど思い知らされるし、去年の来日公演でも演奏され、最新のライヴアルバム(去年の来日公演の模様を収録)「ライヴ・イン・ジャパン2001」にも収録されている「トリップ・トゥ・ザ・フェア」も小粋でリリカルでクラシカルな曲なんだね(それ以前に非常にファンタジックな曲なのだけどね・・・・・・)。そして、それらがあってこその「シェエラザード夜話」といえるでしょうね。千夜一夜物語に触発されたとか、リムスキー・コルサコフの曲からコンセプトだけ戴いたとか色々いわれてる曲ですが、とにかく圧倒的にオリジナリティを感じる曲だね。全体的な中近東風のサウンドも歌メロのフォークロック然としたサウンドと喧嘩することなく収まっているので、とにかくその曲の迫力に圧倒されること請け合いなんだね。オーケストレーションアレンジも見事だしね。やはり、ルネッサンスの代表作であるという意見があるのも頷けるね。
- ルネッサンス「ライヴ・アット・カーネギー・ホール」
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BTM最後のアルバムにして2枚組のライヴアルバムなのだけど、ある意味上り調子の時期を捉えた好サンプルといえるね。このBTM時代に、一向に売れないイギリスよりもアメリカに活路を見いだしそれが実を結んでカーネギー・ホールでライヴが出来るレベルにまで達したということで、そのマイルストーンとなったアルバムな訳だね。このアメリカでの成功がワーナーとのワールドワイドの契約を生み、ようやくイギリスでも売れるきっかけとなった訳だからね・・・・・・(その代わり、初期の素朴さを失うという代償を払うことにはなるのだけどね・・・・・・)。さて、こういった観念的な話は横に置いておいて、さっさと中身の話に移ろうね。まずこのアルバムは全部で8曲しか入ってないことに驚かされる。ディスク1は、6曲。まぁ、これはプログレバンドとしては普通だね。しかし、ディスク2は2曲。しかも1曲目は30分弱で、2曲目の20分強。いやぁ、さすがだね。この2曲が続いてもこのアルバムはだれないものね。「シェエラザード夜話」と「燃ゆる灰」。それぞれ代表曲同士なので、盛り上がる、盛り上がる。しかし、私が一番良いと思ったのは「キャン・ユー・アンダースタンド」だね。この曲のライヴバージョンが聴けるとは、まさに天にも昇る気持ちだったね。とにかく、ここに来て非常に面白いアルバムだったので、まさに感動に次ぐ感動という訳だね。
- ナイス「BBCセッションズ」
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このアルバムイギリスのSanctuaryが編集したアルバムなのだけど、どうやら、Sanctuaryの一連のイミディエイト作品のリリースの一環としてでたようで、他のアルバムとアルバムのパッケージデザインが同じなんだね。つまり、ビクターが真似してるのではなく、多分、イギリス盤の真似をしてるのだろうと思うのだね。プラケース盤なのだけど外箱が付いていて、中のライナーは大きく広がるポスター形式になっているというやつだね。しかし、これ、英文ライナーの訳が付いてなかったのはまずいね。例えば同様のパッケージデザインを施してあるSanctuaryのCDでいうとハニーバスのアンソロジーなど、MSIが日本配給するに当たりきちんとライナーの役を付けたものね。メジャーレーベルだったら、きちんとした訳が欲しかったね。そりゃぁ、歌詞や対訳は嬉しいよ。その前に、ライナーの訳が欲しかったってところだ。何せライヴアルバムだから・・・・・・。それに、このシリーズのライナーは結構読み応えあるからねぇ。コンピレーションを組んだ人間が責任を持って解説してるのだからね。さて、前置きが長くなってしまったのだけど、このアルバムの中身の話を少しだけ書いておこうと思う。このアルバムは凄い。何が凄いって、4任じ題の曲がたくさん入ってることが凄いんだね。後、思いも寄らぬ曲とか演奏していたりして、60年代半ばのなんでもありのサイケビートバンドとしての面白さで一杯なんだね。後期のクラッシックをロックンロールに力業で変換するバンドのイメージの曲は少ないね(まぁ、それはそれで面白いのだが)。クラシックだろうがジャズだろうがロックだろうがなんでもありのゴッタに沙ウドでサイケ処理という所が良いね。ギターが入ってるのはもうちょっとハードロッキンなのだろうと予測していたのだけど、以外とハードロック色が弱かったのもバラエティに富んで聞こえた要因かもしれないね・・・・・・。そういえば、「ゲット・トゥ・ユー」なんて、バーズのカヴァーも入ってたりしたなぁ・・・・・・。
今日の広島カープ。昨日の話から・・・・・・・・。昨日は新聞に佐々岡と黒田と健さんの契約更改の話が載っていた。黒田は億まで後ちょっとというところで、健さんは、結構大幅アップの査定。佐々岡は微減。黒田は何とか二桁行ったのでアップは間違いなしだろうけど、前半で遅れて億に届かずといったところか。健さんは黒田と逆で、前半は良かったが後半はダメということだね。だからこの二人のアップ率が同じ位なんだね。そして佐々岡。やはり、ふがいなさが目立った今期はしょうがないダウン査定。本人も一発でサインということで自覚しているようだ。老け込むにはまだ早いだろうから、これを奮起の材料にして来年頑張って欲しいね。
段落を変えて今日の話。今日の新聞には(私は新聞でしか情報が収集できてない・・・・・・)前田と長谷川の契約更改の情報が載っていたね。前田は今期のがんばりが認められて結構な増となり今のところチーム最高年俸ということらしい。長谷川はいきなり約130%のアップによって、それまで一軍選手最低年俸より少し上でしかなかったのがいきなり主力選手年俸までもう少しというところまできてしまった。しかし、この長谷川は実質は主力選手。ということは来年はそれなりの活躍をすれば今年ほどではないにしろそれに近い位のアップになる可能性があるということだね。さて前田に話を戻すけど、規定打席到達とホームランの20本越えと打率の3割越えが効いたのだろうね。これで走塁の面がどうにかなれば様々な要素から勘案するとまさに彼の時代がやってくると思うのだけどねぇ・・・・・・。多分、その期待も込みの査定だったのではないかなぁ・・・・・・。とにかく来年は140試合出場を目指して欲しいね。