F-4 ファントム 戦闘機
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F-4 戦闘機(愛称:ファントム)は、マクドネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発し、アメリカ合衆国海軍をはじめ多くの西側諸国の軍隊に採用された戦闘機。各国の要求性能に合わせて多くの派生型が開発され、数々の実戦戦績や各国へのセールスの成功も含めて傑作戦闘機と評価される。航空自衛隊では1972年より主力戦闘機として運用中。
航空自衛隊のF-4EJ と F-4EJ改
日本の航空自衛隊では、対地攻撃能力を保持したままでは周辺国の脅威になると言う野党の攻勢に妥協し、当初米空軍型のF-4Eから対地攻撃能力や空中給油能力を取り除いたものを「F-4EJ」として採用した。しかし後に機体の旧式化による性能向上が必要となり、大部分の機体が性能向上型の「F-4EJ改」に改修された。改修によりレーダーの高性能化が図られ、目標探知距離とルックダウン能力が強化されるなど、アビオニクスを中心とした大幅な近代化が施された。また、国産対艦ミサイルASM-1およびASM-2の運用能力および無誘導爆弾の投下能力が付与され、強力な対地対艦攻撃能力を持つに至った。これにより、耐用年数の切れたF-1と開発遅延により配備が遅れていたF-2の穴を埋める為、支援戦闘機部隊でも活躍した(F-2の配備完了に伴い、2009年3月をもって支援戦闘機部隊での運用は終了)。現在、日本で「F-4EJ改」を運用している実戦部隊は、新田原基地 第5航空団の第301飛行隊、百里基地 第7航空団 第302飛行隊の2個飛行隊のみとなっている。
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RF-4Eはバルカン砲を搭載せず偵察用カメラ機器を搭載(百里基地) |
偵察機型のRF-4E と RF-4EJ
航空自衛隊では、2機種の偵察型ファントムを運用している。2機種とも、百里基地の偵察航空隊第501飛行隊に所属する。
「RF-4E」は、設計当初から偵察機用に開発された機種で、20mmバルカン砲を搭載せず、替わりに当該スペースに偵察用カメラ等の機材を搭載している。導入時はライセンス生産を行わず、米空軍RF-4C偵察機(輸出仕様型)の完成機を輸入するかたちで14機が導入された。
「RF-4EJ」は、戦闘機として運用されていたF-4EJに各種偵察用ポッドの運用能力を持たせ、偵察型に改修されたタイプ。LOROP(長距離斜め写真)撮影用ポッド、TAC(戦術偵察)ポッド及びTACER(戦術電子偵察)ポッドの運用能力を持つ。機種の20mmバルカン砲が残されているのがRF-4Eとの外見上の大きな違い。
F-4EJ改の減勢と次期主力戦闘機の選定
初飛行から50年以上が経過し、開発国のアメリカではすでに全機退役しているF-4戦闘機だが、航空自衛隊ではまだまだ第一線で活躍中。とはいえ機体の老朽化は確実に進んでおり、航空自衛隊でも2015年には殆どの機体が退役を迎えると想定されている。後継機種(次期主力戦闘機 F-X)は、2008年中に決定する予定であったが、航空自衛隊が本命視していたF-22の導入が困難となるなど遅れに遅れ、ようやく2011年末にF-35Aが正式に選定された。F-35Aは順調に行けば2016年度中に最初の機体が引き渡される予定となっているが、開発スケジュールの遅れや価格の高騰など今後も曲折が予想される。運用現場の血の滲む努力と高い整備補給能力に支えられながら、ベテラン戦闘機はもうしばらく第一線で活躍する予定だ。 |
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<作品投稿 大阪府 西野さん>
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ブルーインパルス は、航空祭や国民的な大きな行事などでアクロバット飛行を披露する航空自衛隊の公式アクロバットチーム。正式名称は「第4航空団第11飛行隊」で、松島基地をホームベースとしています。3代目の現在は、機動性に優れた
T-4 が使用されています。本特集では、ブルーインパルスをフィーチャーしたこだわりの商品、コレクションに加えたい模型・DVD・グッズをご紹介します。
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