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2002年の湖畔日記

2002/01/01元日  年が明けました. 薄い雲はあるけれどひとまず青空, 東の岡の稜線から明るい初日が上ってきました. ともかく穏やかな年であってほしいと心から願ってます.

2002/01/21最終回  湖畔日記が滞りがちですみません. 今年度の授業は早くも最終回. 講義して期末レポートを出してもらって, 名残を惜しみながら帰途につきました. 講義を楽しんでもらえたか, いささか不安. ところで今日は私の誕生日. それを知ってた学生もいて, おめでとうと言ってくれました.

2002/02/20締め切り  またしばらく日記が休止してしまい, すみません. さほど寒い日もないままに寒が明け, 二月もいつの間にか半ば過ぎ. 期末レポートの採点に追われてました. 読んでいるといろいろな思いにとらわれたりしますけど, 取り敢えず決断して点数を決めなくてはならぬ作業. 集中力を維持し続けた日々でした. 今日が, 成績を教務課に提出する期限です. 幸い, 採点して集計して点数を調整して, 採点票に記入することまで 先週中に終わっていて, 締め切りに間に合うように発送できました.

2002/02/21給湯器故障  二十年以上使ってきてかなり老朽化してた深夜電力温水器がついに故障. 水も電気も漏れてお湯が沸かなくなりました. 昨年から, そろそろ寿命だと感じてはいましたが, ついにその日が来ました. 風呂も台所も洗面所もお湯が出ないというのは不便なものです. ガスコンロでヤカンに湯を沸かして風呂へ運びました. 10リットルのヤカンを久しぶりに出してきて使いました. それでも台所と浴室との間を十何回か往復しました.

2002/02/22リサイクル法  今日は猫の日だそうです, なぜかというとニーニーニー. さて, 古い洗濯機などを捨てなくてはならなくなりました. 新しいのを買う場合はその店で古い方を処分してもらえるけれど, 買ったわけではなくて, 自分の責任で処分することになりました. 以前なら粗大ごみとして収集してもらえたのですが, 家電リサイクル法で, ゴミとは別な扱いになりました. 電話をかけて連れ合いが問い合わせたところ, 郵便局へ行ってリサイクル券を買ってきてそれを添えて出す, そして別に運搬費を払えば引き取りに来てくれる, だいたいそういうことでした. ところが郵便局へ行ってみるとリサイクル券などというものを売ってない. 事情を説明すると調べてくれて, リサイクルセンターとかへ送金する振替用紙をくれました. 住所氏名やらリサイクルする品物の種類とメーカーとのコードやらを記入し, 金額も局の人に教えてもらい, 送金しました. 赤でなく青の振替用紙で, リサイクル料のほかに何と振替手数料も取られました. 振り替えの受領証が「リサイクル券」を兼ねてるらしく, 引き取りに来てもらったときにそれを品物に添えて出し, 運搬料は現金で支払い. まったくめんどうなことです. 空き地や雑木林に不法投棄されてるのを見て 今までは許せぬことと思ってましたけど, リサイクル法施行以来不法投棄が増えてるというのは納得できました. 不法投棄する人にも同情したくなってしまいます.

2002/02/25茨城へ  役所の用事などがあって, 茨城県へ行って来ました. 八郷へ行って父に会い, 父を連れて笠間へ行き, 用事を済ませてふたたび峠を越えて八郷へ父を送り返したあと, 帰って来ました. 穏やかな天気に恵まれました.

2002/03/01三月  三月という陰鬱な月に入りました. 雪国なら明るい季節なのですが, 東京の三月は雨ばかりで暗くて陰気で, どうも苦手です. その上に今は税金の申告とか, おもしろくない雑事が目白押し.

2002/03/18  日記を続けようと思いながら, つい停滞してしまいます. 所得税の確定申告はどうにか期限の数日前に済ませました. 故障した温水器を捨てて新形のを据え付けてもらうように頼んであり, 近日中に工事に来てくれるはず. 家の補修工事も近日中の予定. いろいろなことの合間を見ながら日程を調整して彼岸の墓参りしてきました. 墓参りにもう一箇所行かなければならないんですが, 日程は未定.

2002/03/20温水器工事  新しい温水器の工事に業者が来てくれました. 古い温水器と加圧ポンプを撤去, 新しいのを据え付けて配管などして, 昼ちょっと過ぎには終わりました. 深夜電力なのでお湯が出るのは明日から.

2002/03/21春分  三月とは思えぬほど明るい日々が続き, 雨が降らず, 気温が高く, 異常気象とか地球温暖化とかそういう不安も感じる気候が続いてます. 一昨日あたりから桜が咲き始めました. その少し前からユキヤナギやレンギョウが咲いてます. そして雑木林の所々や上水のほとりではすでに芽吹きの新緑. 急速に春が進んで行くのは, 懐かしい雪国の春を思わせます. 桜の咲いてる春分というのは何年ぶりのことか, 記憶にないことです.

2002/03/23寒い  昨日から家の補修工事で職人さんが来てます. あいにく小雨が降ったり止んだり, しかも寒さが戻ってきました. 満開に近い桜の花の楽しめる期間が長くなりそうです.

2002/03/24年度末  道路工事がやたらに多い. 道路そのものの工事とは限らないけれど, 道路を占有して工事していて交互一方通行にしてるところが目立ちます. 今年度中に済ませなければならないことがあれこれあって, 家の補修工事も続いていて, 何となく疲れてます.

2002/03/25だるい  書きたい話題はあれこれあるのですが, だるくて文章をまとめる気力がありません. 曇って寒くてときどき小雨が降ってきます. 教材の準備を少々, 読書を少々. 何となく落ち着かない一日.

2002/03/28男女  掲示板をひとしきりにぎわせた男らしさと女らしさなどジェンダー論の話題. 女性社員に対して, 女にしておくのは惜しいとか, 男だったらよかったのにとか, そういう言葉をかける上司がいるとか. 悪意なくほめてるつもりかも知れないけれど, そう言われた女性社員の当惑を感じ取ることのできない人物が 組織の中で人の上に立っているのは困ったことだ. 仕事の能力のある側面について, それを男性に特徴的なものと思いこんでいるのが間違い. 作られ押しつけられてきた「男らしさ」, 「女らしさ」から人間を解放したい. 男女がすべて同じと主張する気はない. 子を産み乳を与えることなど女性だけにできることがある. 男性にだけできることや女性だけにできることをそれぞれに生かして, その結果として男らしかったり女らしかったりしてもよいだろう. しかし, もともと性別に関係ないはずのことまで 男か女かということに結びつけてしまってはいけないと思う.

2002/03/31学会  昨日と今日は日本数学会の年会に出席. 28日から四日間のうち後半だけの参加になりました. 発表はしないけれどいろいろな話を聴いてきました. 昨年は取り込んでて学会や研究会にほとんど参加してなくて, 今回は久しぶりの学会でした. 数理論理学の進展を久しぶりに感じたり, 数学史に関する新たな発見に驚いたり, 知的刺激を十分に受けてきました.

2002/04/03生存報告  どうにか日記が復活と思ったのですが, またまた休みがちですみません. 家の模様替えやらなにやら忙しく, 心身ともに疲れてます. おかげさまで頭痛などもなくひとまず元気なのですが, 日記をしたためる余力が残ってません. 日記だけでなく, 水のほとりの更新をあれこれやりたいのですが, いつになったら実現するかめどが立ちません.
一日にはあやさんが たいへんな力作のエイプリルフールで楽しませてくれました.

2002/04/07「こんばんわ」か「こんばんは」か 「こんばんわ」と書くか「こんばんは」と書くか, この問題を考えてみましょう. 文部省の新仮名づかいで決められていることや学校で教えられていることを ひとまず離れて考えてみたいと思います.
さかのぼってみればもともとは「今晩は良い晩ですね」とか 「今晩はいかがですか」などで, 省略されてきたものでしょう. したがって名詞「今晩」に副助詞「は」の伴ったもののはずです.
さて, あいさつの言葉など慣用句は原義を意識せずに使われてるから, 語源を考えずに発音どおりに書けばよいという考えがあります. その考え方によれば「こんばんわ」と書くことになります. 一方, 語源を意識して書くことにするなら「こんばんは」です.
私はたいてい「こんにちわ」「こんばんわ」と書いてますけれど, どちらかの書き方にこだわる気はありません.
さて, ここで仮名づかいの原則を考えてみると, 旧仮名づかいでも新仮名づかいでも, 発音どおりではありません. ある程度までは語源に則って決めることになってます. 小包は「こずつみ」でなく「こづつみ」, 鼻血は「はなぢ」と書きます. しかしどこまで語源を意識するか個人差があるでしょう. また語源について諸説あったり確実でなかったりすることもあるでしょう. 躓くを「つまずく」と書きますか「つまづく」でしょうか. こういうことを考えてるときりがなくて迷うばかりです. その点で, 発音のとおりに書くという原則の方がわかりやすいと思います.
発音どおり書くことを貫くと, 文部省の決めてる新仮名づかいの原則には合わなくなります. 発音のとおりに「こずつみ」とか「かなずかい」とか書くことには 違和感をもつ人が多いでしょう. 助詞の「は」「へ」「を」も発音どおりなら 「わ」「え」「お」と書くことになります. この書き方にも抵抗を感じる人が多いでしょう.
いまの仮名づかいを革命的に変えて発音どおりの仮名づかいにしてしまう, そんな時代が来るかどうかわかりません. 当面は「こんばんわ」と「こんばんは」との間をゆれ動くことになるでしょう. どちらの書き方も許容するのが好ましいと思います.
注. 新仮名づかい, 旧仮名づかいと書きましたけど, 正式には現代仮名づかい, 歴史的仮名づかいとよぶらしいです.

2002/04/11ふたたび言葉について  「こんばんわ」と「こんばんは」と, それぞれちゃんとした理由があるのだから どちらも認めましょうということを前回の日記に書きました. 学校教育のように, とくに義務教育のように, 正解はただ一つという考えで お上の決めた基準を権力で押しつけるのは恐ろしいことだと思います. 正解はいくつあってもいいのです. しかし, 私は言語について何でも容認してしまおうとは思ってません. 言葉によって何かを伝えようと願うから, 正しく伝わる言葉でなければならないと思います. 美しい言葉であってほしいとも思います.
例えば私はいわゆる「ら抜き」を認める考えをもってますが, 若者の使うようになった言葉を何でもかんでも認めようなどとは思いません. 「ら抜き」は, 無精して「ら」を一つ省いてるわけではなく, それなりの理由があって生まれてきたものだからこそ認めてるのです.
それでは私が許せないと思ってる言葉はどんなものでしょうか. それについてはまたいつかあらためて書きます.

2002/04/26久しぶり  ほぼ二週間ぶり. その間に書きかけたことは何度かあるんですけど, 何となくまとまりがつかず書き上げる前に捨ててしまいました. 落ち着いて文章に取り組む気持ちになかなかなれないんです. 忙しさもあるけれど, むしろ気分の問題という気がします.
政治の動きが不気味です. 秘書の問題がどうのこうのと騒ぐ裏で 恐ろしいことが大した議論もなく決められそうです.

2002/04/30連休の谷間  四月最後の日, そして連休の谷間. 毎年のことながら連休に遊びに行く計画もなく日常雑事に追われてます. 今年は来る五月三日がオフ会で, この日だけが本気で休む日. 連休に遊びに行かないのはどこの観光地も混雑してて, そこへ行く鉄道や道路もまた混雑してることが, おもな理由です. 最近の十年ほどは遊びに行くのが許されない家庭の事情もありました.
連休の間に研究したり講義の予習したり, そういうことは毎年のことです. 今年はさらに家の補修と模様替えもあって引っ越しみたいにごった返してます. ごみ収集は平常どおり来るんだろうかとか, そんなことを気にする日々です.

2002/05/03オフ会  初の「水のほとりオフ会」, この楽しいイベントを企画して実行して下さったのは マチリンさん と うさりんさん. そしてこのお二人の幹事さんとともに 準備に協力して下さった きょうみさん と kiyotanさん. とくに場所を提供して下さった マチリンさん. 皆様のおかげです. 感謝. そして集まって下さった皆様に感謝.

「水のほとり」の掲示板に集う縁だけでオフ会を企画して下さり 集まって下さる人たちのいるということはほんとに幸せです. 神楽坂の「フローラ」に集まって, 持ち寄ったワインと食べ物を味わいながら, 楽しく過ごしました. ほとんどの人がお互いに初対面だったのに, 昔からの友達みたいにうち解けて話のできたのがうれしいです. マチリンさん, うさりんさん, Ferioさん, kiyotanさん, きょうみさん, みやのさん. 関東の人ばかりでなくはるばる博多からsevenさんが来て下さいました. それから, マチリンさんのお友達やkiyotanさんのお友達. それぞれに魅力の輝きが感じられました. 一朝一夕にはできない, 磨き上げた個性のすばらしさでした. 一人一人の印象はネットのおつきあいで想像していたのとほぼ一致しましたけど, やはりオフで顔を合わせて語り合う楽しさは格別ですね.

まだ日の高い16時から飲み始めて, いつの間にか終電を気にする時刻. 心から楽しく感じたひとときでした.

2002/05/04オフ会 (続き)  kiyotanさんのほかは皆さん初対面でした. sevenさんは以前にご自分のサイトに期間限定で写真が出てました. きょうみさんはご自分のサイトにパーツ (?) の写真があります. その他の方は写真さえ見たことなく, 書いてる文章などから想像するだけでした. 会ってみて, 皆さんほぼ予想どおりでしたけど, やはり直接に会ってみて初めて感じる魅力というのもあります.

うさりんさん. 古いステレオタイプの男女観で見たら「女性的」と言うことに なってしまうのでしょうけれど, いまの時代にふさわしい男性. 花をきれいに生ける感性. エプロンして包丁を使ってる姿は, 主婦にしたい (?) 感じ. 家事は何でもできなくちゃいけないと父に言われて育ってきた私には, 見習いたい人の一人です. お世話になりました.

kiyotanさん. 国際的な仕事をなさってる輝かしいキャリアと, 美術を愛し絵を描いてきた感性, そしてお子さんたちを愛し育ててきた母親としての魅力.

きょうみさん. よく笑う明るい性格でまわりの人々まで明るくしてくれます. 妻であり母でありながら大学で勉強してる知識欲に感嘆します. 表情の美しさと, 彼女の撮る写真の美しさと, 何か共通なものを感じます.

sevenさん. 写真で見てたとおり茶髪にサングラスのカッコいいおにいさん. 力強い存在感. 博多弁に迫力があって, 人々を動かす力があって, 職場での働きぶりが想像されます.

Ferioさん. まだ明るい時間から飲むのはためらわれるというまじめな方. 掲示板でいつも感じてる心のあたたかさ, 穏やかさが表情にも感じられます. 音楽への情熱, 仕事への責任感, いずれも彼の魅力です.

マチリンさん. 表情も話しぶりも人を惹きつける魅力にあふれる女性. 「斜説」を書いてる知性と感性がにじみ出てます. お世話になりました.

みやのさん. 日記から想像してた以上に仕事の出来そうな女性. 組織を動かしていく力が感じられます. その美貌を「彫塑のモデルにしたい」とkiyotanさんが評してました. 知性と感性と好奇心の感じられる語り方に惹かれます.

きょうみさんやkiyotanさんのお友達の方たちも, すばらしい人たちでした.

2002/05/06力仕事の日  祝日ではないけれど休日という妙な日. 休めることを喜ぶか, 役所や銀行や郵便局の用事のできないことを嘆くか, 妙な気分. 物置を片づけたり育ちすぎた庭木を伐り倒したりなどなど, 今日は頭脳労働よりも肉体労働.

2002/05/07女性バス運転手  女性のバス運転手がいるということを聞いてはいたけれど, 乗り合わせたのは今日が初めて. 電車を降りて駅前で乗ったSバスの運転手が女性でした. かつては男性だけの仕事と考えられてきたいろいろな職業に, 女性が就いてるのを見かけるようになりました.

2002/05/08備忘録  考えるべき問題を自分のために書き留めておく備忘録. 他人が読んでおもしろいかどうかわからないけれど, 公開して不都合なことはない.

数学を, それぞれの民族の文化を背景にして考えてみるということ. 民族とは何かという問題ともかかわる. 民族の伝統文化を尊重することがゆがめられて国粋主義に傾いてはいけない. 数学には, 世界のすべての人々に共通で普遍的なものという面がある一方, それぞれの文化に固有な面も見られる. 17世紀初頭〜19世紀半ばの西洋の数学と日本の数学との対照. その違いは民族性によって説明できるものであるかどうか. 各民族に固有な文化と数学教育とを結びつけることはできるか. それには何を考えるべきか.

2002/05/10探しもの  予報では曇りということではなかったかと思うけれど雨. そして寒い. 前線がちょうど関東にかかってるらしい. 暑かったり寒かったり, 着るものの調節も難しい.

研究資料を探し出したくて, 定年退官のときに研究室から持ち帰ったまま 片付いてなかった段ボール詰めの資料を少し分類整理. 整理ははかどってないけれど, 目的の資料が見つかって一安心.

2002/05/11土曜日  日本の国会では有事法案が審議中, 海外ではパレスチナでも中国でもいろいろ. そういう問題についても知っておかなくちゃいけないと思いながらも, 新聞は斜め読み, テレビも断片的にしか見てない. さしあたり天下国家のことよりも自分の個人的なことの方が重要. 共同研究の打ち合わせ, 授業の準備, 引っ越し同然の状態にある家の片付け, その他にも気がかりなことあれこれ. それでも土曜日の午後, ようやくプライベートなメールに返信したり, いくらか落ち着いたところ.

2002/05/13月曜の憂い  久々に平日の月曜日で, 講義に行ってきた. 新学期早々, 話がまだ始まったばかりの時期なのに, 二回続けて月曜日が休日だった. 学生たちは前回教えたことをかなり忘れてしまってるようだ. 三週間前のことだから印象の薄らぐのも無理はない. 五月という時期に休日が集中することも, 休日が月曜日に偏る制度も, 教育上はありがたくない.

2002/05/14疲れてる  昨日の授業の疲れを少し繰り越してる. 湿度の高い日だったのが疲れの一因という気がする. 学生に配る資料の作成・・・と言っても昨年のものの改訂だが・・・を少しだけ行う. そのあと, 研究資料を読む.

領事館の事件, 映像があるからはっきりしてるとはいうものの, 誰が何を言ったのか言わなかったのかなど, いまひとつ明確でない. 第一に, 駆け込もうとした人たち五人の人権を尊重してほしい. 第二に, 真相を明らかにしてほしい.

2002/05/15月半ば  五月もすでに半ば. 早く済ませなければいけない用事など 気がかりなことがあっても, そんな気持ちとはかかわりなく月日は過ぎて行く. 時の流れが速すぎるのか, 自分の仕事ぶりが遅すぎるのか, どちらにしても追いついてないことだけは確かだ.

話は変わるが, たまたま目撃したもの. 「交通マナーを守ろう」という看板を屋根に取り付けた自動車が, 方向指示器を出さずに交差点を右折していった.

2002/05/16今日の雑用
◇切り落としてあった庭木の枝の始末. 小雨が降ったりやんだりしてるけれど, 明日は本降りになるらしいから, 今日の内に.
◇買物にスーパーへ徒歩で. 食料品など. ついでにちょっと用事.
◇MOにたまってるファイルの整理とバックアップ.
◇受け取ったまま未処理だった郵便物などの仕分け処理. 大部分は古紙回収に.

2002/05/17寒い  異常に寒い. 真昼の気温が12℃で, 一昨夜の最低気温より低い. 晩になってますます下がってきた. 三月の暑さの埋め合わせだろうか. 地球温暖化とは関係あるのだろうか. 作物の育ちにどんな影響があるだろうか.

2002/05/18落葉  常緑樹とて葉が落ちないわけでなく, 庭の泰山木など常緑樹はいまが落葉の時季. 新しい葉の出るのと交代に古い葉が落ちてゆくときである. 泰山木の花は楽しみだけれど, いまは落ち葉の始末に追われる.

2002/05/20東ティモール独立  東ティモールがようやく独立した. 今世紀最初の国家独立とのこと. 前途多難とは思うけれど, 独立を祝おう. 言語の問題だけでも難しそうだ. 公用語の一つとして旧宗主国の言語であるポルトガル語を使わなくてはならない状況は, アフリカ諸国などにも例があるが, 私には悲しく感じられる. 公用語の一つになるテトゥン語というのはどんな言語か知らないが, 現代文明に適応できるのか, 現地の言葉とは言っても多言語地域だろうから テトゥン語の話せる人がどのくらい多いのか, いろいろ問題あるだろう.

初代大統領の名を新聞によってグスマオ氏ともグスマン氏とも書いているが, 朝日新聞によれば現地の発音は「グスマオ」に近いそうだ. 国の名についても「東ティムール」という表記も以前に見たことがあるような気がする. インドネシア語で "Timur Timur" と言うそうだが, ティムールとティモールとどちらが現地の発音に近いのだろう.

2002/05/22奥多摩  心地よい天気. 久しぶりに気晴らしに少し遠くへドライブしてみようと思い立つ. 先日, 用事があって連れ合いと二人で三鷹へ行ったついでに, 神代寺の近くのそば屋に入ったら期待を裏切られた恨み (?) もあって, そばの食べられるところにしようということで奥多摩に決定. 青梅街道に出たあとは街道をひたすら西へ西へと走ればやがて 奥多摩湖つまり小河内ダム. 東京都の水道の水源である. 緑豊かな森林に囲まれた水面を眺めると心が安まる. 湖の畔に何軒かあるそば屋の一軒に入ってみる. ざるそばを注文. ほかの客を見るとなぜかラーメンをとってる人が多い. メニューにはなるほどラーメン, チャーハンなど中華もいろいろ. それで, そばの味はまあまあ満足.

2002/05/23ねぎらい  夫婦がお互いの苦労をねぎらうって自然なことと思っていたけれど, そうでもないらしい. とくに妻が専業主婦のとき, 夫からねぎらわれるだろうか. 某掲示板の話題を見ていると, 夫が妻をねぎらうことが少ないようだ. 夫は仕事に疲れて帰ってきたとき妻にねぎらわれたいと思っていながら, 妻も家事や育児の苦労を夫にねぎらってほしいのだということに気づかない. これは家事の苦労を男性が認識してないのが原因だろうと思う.

私は10歳のころから家事を手伝い始め, 12歳か13歳のころには主婦の仕事のほとんどすべてを経験してきた. 家事というのは苦労が多くしかも報われない労働だということを 体験として理解している. 自分が苦労したからおなじ苦労を他人にもさせたいという考えには 一般的には賛成しないけれど, 男性も家事の苦労をいくらか体験しておくのが望ましいと思う. 一人暮らしのときの家事でなくて, 何人かの人が同じ屋根の下で暮らしてるときの家事.

家事といって具体的に何をしてるのかと聞かれたら, あれとこれと・・・と列挙していけば一つ一つは小さなことかも知れない. しかしそれが総体としては大きな負担になる. 何をしてそれから何をして, と手順を考えなければならない. しかも計画した手順は様々な事情で狂ってしまう. 洗濯物を干してるとにわか雨が降ってくる, 献立を考えて買い物に行くと予定してた食材が売り切れ, 料理してる最中にガキが泣き出す, そういうすべてのことに臨機応変に対処しなくちゃならない. 教科書的な知識でなく体験しながら身につけなくてはならない技能が 求められる点で, 家事は専門職のようなものと言えるだろう. そういう技能も含めて家事労働の苦労を評価してほしいと思う.

2002/05/29蛙の歌  「蛙の歌が 聞こえてくるよ」という歌がある. 「♪蛙の歌が」と「♪聞こえてくるよ」とが重なるように輪唱する歌. もとはドイツの歌だそうだが原題ももとの歌詞も知らない. さて, 問題は日本語の歌詞なのだが, 蛙の鳴き声のところを何と歌うか, みやのさんの日記でとりあげられてる.
「♪ゲゲゲゲゲゲゲ グワッグワッグワッ」
「♪ゲロゲロゲロゲロ グワッグワッグワッ」
のどちらが正しいのかというのだが, どっちも私の記憶とちがう. 「ゲゲゲ・・・」とか「ゲロゲロ・・・」とか歌われたら ゲゲゲッと驚いてひっくりカエル. 私の記憶では「♪ケロケロケロケロ クワックワックワッ」なのだ. つれあいも同じに歌ってる. 濁って歌うのはどちらにしても初耳. 最初の日本語の歌詞はどうだったのだろう. もともと濁ってたのか, それとも, もとは濁ってなかったのを 力強く表現したくて誰かが濁音に歌ったのが広まったものか, どっちなのだろう.

2002/06/01出張  「小野勝次先生追悼シンポジウム」があって, 静岡大学へ行って来た. 小野勝次さんと子息の小野寛晰さんは二代続いて数理論理学者. 親子そろって数理論理学専攻というのは日本ではこのお二人だけ. 先代の勝次先生には親しくしていただき, 二代目の寛晰先生にもたいへんにお世話になっている. そういう縁があってシンポジウムに参加した.

昨日から静岡駅近くのホテルに一泊. 大学は駅から遠くてバスで約30分. 静岡大学前という停留所があるのだが, 「静岡大学下」と改称した方がいいんじゃないかと感じられる場所. とにかくバス停から坂を上らなければならない. この坂を上れなくなったら定年退職とささやかれ, 「定年坂」と呼ばれてるとか.

二日間にわたって講演を聴いたり小野勝次先生の思い出を語ったりして 久しぶりに頭の栄養をたっぷり吸収して帰って来た.

2002/06/05ホトトギス  数日前からホトトギスが毎朝しきりに鳴いている. 姿は見えないけれど近くの雑木林の尾根あたりから聞こえてくる. ウグイスの鳴くのも聞こえてるから, ホトトギスは托卵の相手としてそのウグイスをねらってるのかも知れない.

ホトトギスに近い種のカッコウはある時期に激減していたと言うが, ホトトギスはどうだったのだろう. カッコウの数は回復してるらしい. ホトトギスも一度減ったあとまたふえてるのだろうか.

2002/06/11さつき  関東地方の梅雨入りした今日は旧暦で五月一日, 今日から「さつき」. これから一ヶ月の雨は「さみだれ」, 晴れは「さつきばれ」. そして夏至まで二週間足らずになったいま, 晴れると強い日ざしを感じる.

2002/06/23アジサイ  アジサイの季節だ. 花の少ない梅雨の時季に目を楽しませてくれる. さて, アジサイの花びらを「萼と言うな!」とある掲示板に 書いてあるのを見かけた. 同感である. 自然科学的な知識ももちろん大切ではあるけれども, 自然科学偏重はよろしくない. アジサイもハナミズキもミズバショウも花びらは花びら. 学問的に花弁でなくても, 花びらに見えるのは花びらでよいと思う. ユリの花びらは六枚. 「ユリにはなぜ萼がないのか?」と問われたら, そこで初めて 花びらのうち外側の三枚は萼で内側の三枚が花弁だと説明すればよい. タラバガニは生物分類学上はカニではないけれども, 食品としてはカニに分類するのが自然であろう.

2002/06/25消えゆくことば  新聞に載っていた言葉に関するある統計調査によると, "つとに", "よんどころない", "とみに" などの語が使われなくなってきていて, 意味を知ってる人も減ってるそうだ. 新語が次々と生まれる一方, 昔からあった語が失われていく. 日本語という言語が貧しくなるのか豊かになるのか, 失われていくものに見合うだけの豊かな内容のある新語を 生み出すかどうかにかかっていると思う. ともかく, 消えゆく途上にある語を使った場合, 若い世代に対して話が通じないかもしれない恐れは感じる.

私自身は"つとに" は話し言葉には使わないし, 書いたこともほとんどない. "とみに" は書くけれど, これも話すときにはまず使わない. 意図的に使わないようにしてるわけではなく, ただ何となく身につかなかっただけなのだが.

その新聞記事には挙げてなかった語だけれども, "かねて" なども 消えゆく過程にあるのではないだろうか. "かねて" の妙な使い方を目にすることが多くなった.

2002/06/27久しぶりの日記  日記を二週間あまり休んでしまいました. 話題がないわけではなく, 何となく忙しい気分だったのです. 教材を作ることに集中したり, 親族とのわずらわしいあれこれとか, とにかく日記を発表する気分に なりませんでした. 二〜三日前に書いてあったのも, 何となくためらってたのですが今日の分とまとめて公開します.

2002/06/30模様替え  サッカーワールドカップ終了. すばらしい試合がいくつもありました. ブラジル対ドイツの決勝戦の終わるのを待っていたかのように降り出す雨. ブラジルの優勝でW杯の終わると同時に, 今年の前半が終わり.

さて, 湖畔日記を始めて早くも三年がたちました. 最近は滞りがちになってますが, とにかく続けていきます. 三年という節目に, 日記は相変わらずですが, 表紙を模様替えしてみました. 目次がごちゃごちゃしていて, 何とか整理したいと前から思っていました. 迷っていてもきりがないので, とにかく思い切って項目を分類し, "お客様の部屋", "私の部屋", "学問の部屋", "離れの部屋" と四つの部屋に分けてみました. ご感想をお聞かせ下さい. デザインなどまだまだ改善の余地があると思ってます. 画像などがなく, とにかく軽いのがとりえです. <table> タグを使いすぎてるかも知れませんが, レイアウトを整えるのに他に適当な方法を知りません. なお, 表紙から日本語目次と英語目次へ振り分けていたのをやめて, 表紙に日本語目次を置くことにしました.

2002/07/01三周年  おかげさまで日記が三周年を迎えました. 皆様ありがとう存じます. 何を書くという方針もなく何となく書き始めて, 相変わらず何となく書いてます. 続いてる限り無事であることだけは伝わってるでしょう. もっと皆様に楽しんで読んでいただけるものを書きたいと願いながら, なかなか実現できてません. 書きたくても書けないこと, 例えば親族との関係などの問題もあります. 書きたい話があっても, 疲れてて文章のまとまらない晩もあります. また, 書いてて公開するかどうかためらい, アップロードせずに放置してしまうこともあります. 滞ることも多くなってしまいましたが, これからもどうぞよろしくお願い申し上げます.

2002/07/03手続  法律や制度で決まってること, あるいは決まった制度でさえなくてただ役所で慣例となってる考え, そういうものは素人がいくら頭をひねってみてもわかるものではないですね. 専門家に相談するに限ります. これはこういうふうにするんだと教わればとにかくすっきり. なぜそれをそういうふうにしなくちゃいけないのか理由はわからない. 理由のわからぬままに実行するのは, 数学屋としてはちょっと気持ちの落ちつかないところがあるけれど, それを悩んでも仕方ないことです. 役所のことは役所の世界, 学問とは別の世界と割り切って, とにかくやることはやってしまわなくてはなりません.

2002/07/04五本指  今朝の新聞記事によると三億五千万年前の五本指の両生類の化石が発見されたそうだ. 五本指として最古とのこと. 魚類から進化して間もない初期の両生類は六〜八本指のものしか 知られてなかったので発見の意義は大きいらしい. 五本指の起源が解明されるだろうか. 爬虫類, 鳥類, 哺乳類など脊椎動物はみな五本指. 馬や牛のように五本のうちの一〜二本だけ発達して他の指の退化してる例はあっても, 基本的には五本指である. 両生類も初期のものを除いて五本指.

私がこのニュースに興味を感じるのは, 十進法が手の指の数に由来することが数学史の定説だからである. 私たちが計算に十進法を使うべき運命は 三億五千万年前に定められていたのかも知れない.

2002/08/01暑い  きびしい暑さが続いてます. 日記をかなり休んでしまいました. 取りあえず近況報告しましょう. 暑いけれどまあまあ元気でいます. 先月22日には前期の最終回の講義を無事に終えました. 教壇まで来て「楽しかったです」と言ってくれた学生もいて, 楽しませることに成功した喜びを感じてます. いまは学期末レポートを採点中. 「レポートを書くのが楽しかった」と感想を書き添えたのもあり, つまらないレポートもあるけれど, うれしいレポートに出会うのを期待しながらの採点作業です.

採点のほかにも, ここには具体的に書けないわずらわしいことを進行中. 立秋まであと一週間. 暑さの和らぐ日を心待ちに・・・

2002/08/02戸籍の文字  新聞の投書欄にこんな話が出てた. ある人の戸籍で, 「池」の字の旁 (つくり) の「也」の真ん中の縦線が下に貫き通ってる字が 姓に使われていて, その人が役所に書類を出すときに その妙な文字で署名するように求められたという.

おそらく手書きの戸籍原本で, 手が滑ったとか墨がたれたとか, 何かそんなことで縦線が少し行きすぎてしまっただけのことだろう. 「池」の字とべつに, 線の貫いてる漢字があるのだろうか. そんな漢字の存在しないことはほぼ確実と思うけれど, カナやアルファベットやハングルの場合と違って漢字については 存在するかしないかという問題はややこしい. 康煕字典に載ってなかったとしてさえも, そういう字がないとは言い切れない.

戸籍原本に誤字やうそ字があった場合, それを「正しい」字とみなさなくてはならないのだろうか. 私の親族の戸籍謄本を取り寄せてみたとき感じたのだが, 転籍したり婚姻入籍したりあるいは戸籍改製があったりするたびに たいてい何か間違ってる. 思い違いや写し違いによる誤字脱字があり, 後に訂正されてるのもあるけれども, 間違ったままのもある.

おもしろい例では, 改製で原本が手書きから和文タイプ打ちになったときに 「亘」という名の文字が逆さまになっていた. 手書きでもコンピュータでも 起こり得ない, 和文タイプなればこその間違い. これは後に訂正されてる. もし, ひっくり返った「亘」で署名させられたら, どんな筆順?

2002/08/03疲れ目  採点で疲れ目. 肩が凝る. プリンタ不調のかすれた字や鉛筆書きの薄い字など, とくに目が疲れる. その上に字が小さかったりくせ字だったり乱雑に書いていたり するのは目につらい. 目を凝らして読んでてとんでもない誤字に出会ったりする. 「持らう」が「貰う」の意味と気づくまでに一瞬の停滞. こういうことが文章を読む速度を鈍らせる.

2002/08/04表紙  模様替えして一ヶ月あまりたちました. こんどの表紙はいかがでしょうか. 前は日本語版表紙と英語版表紙 http://www2s.biglobe.ne.jp/~hotori/indexe.html
とをおいて, 全体の表紙 http://www2s.biglobe.ne.jp/~hotori/
からそれぞれへリンクしてました. 全体の表紙は日本語フォントのない環境でも正しく表示できるように, 日本語文字は画像として入れてました. しかしアクセスログをとってみると 日本語版表紙へ直接に来る方が多いようです. そこで, 日本語版表紙を全体の表紙へ統合し, ついでにデザインも変えました. こんどは, 日本語フォントのない環境では文字化けします. 英語版表紙へのリンクは統合された表紙においてあります. indexj.htmlには統合した表紙へのリンクだけをおいてしばらく残しておきます. 前の日本語版表紙ではただ羅列してた項目を, ひとまず分類しました.

冬からおいていた富士山の写真は表紙から取り除き, 簡素にしました. 素っ気ないけど軽い表紙です. 高速回線でご覧になってる方には, 軽さの違いは感じられないかも知れませんが. 季節ごとの小さな写真を入れようかとも思ってます.

2002/08/05あきらめて下さい  錠前を取り替えました. ドロボーさん, 侵入をあきらめて下さい. シリンダ錠なら安心といわれてたのは昔のこと, いまはシリンダ錠をたやすくあけてしまうピッキングという技術があるそうで, 不安になってきたので用心のため新式の錠前にしました. うちのあたりは窃盗に入られたことの少ない地域と言われてますけど 万一に備えて, 家を建てて初めての錠前交換です.

2002/08/06あの日  57年前の今日, 広島で何が起きていたのか当時はわからなかった. 翌日の新聞に「広島に新型爆弾」という記事があまり大きくなく出ていた. 当日もラジオのニュースで何か伝えていたかも知れないけれど, 思い出せない. 真相のわかってきたのは敗戦してしばらくたった後のこと. そして大多数のアメリカ人は未だに何も知らないだろう.

2002/08/07終わった  前期の担当科目二科目とも採点を終えた. 中間試験と期末レポートとの点数を 打ち込み, 調整して集計して何度も確認して, 採点票に記入するところまで完了. これで緊張から解き放たれる.

2002/08/08立秋  立秋. 空の青さの深みやそよぐ風に秋の兆しをかすかに感じるけれど, 最高気温34℃の暑さ. まだまだ残暑という言葉になじまない. 暑いけど, 成績を教務課へ発送して解放感を味わう.

2002/08/09排水管清掃  相変わらず最高気温34℃. 洗面台の排水の流れがよくないので トラップを外して清掃. 気持ち悪いぬらぬらがいっぱいとれた. きれいにした管を接続し, 水を流してみると勢いよく流れて気持ちいい. 日が落ちてから買物に外出したら, 風がいくらか涼しかった.

2002/08/10金星  今日もまた最高気温34℃. 日の照ってるときは外出を避けて, 夕暮れ時に買物に. 宵の明星と, 細い細い月が美しかった. 自動車のエアコンをかけず, 窓をすべて全開にして夕風を浴びて走った.

2002/08/11買物  猛暑がまだ続いてる. 日暮れになってからちょっと遠くのスーパーへ買物に. かなり広い酒売り場のあるスーパーなのだがビールをおいてなくて発泡酒ばかり. 電気売り場で展示現品限りの値引き品を買ったり, 閉店間際の食品売り場を駆け回ったり.

2002/08/12ツバル  南の島ツバルでは国中が水びたしになる恐れが出てきて, 全国民の移住などを考えているという. しかしオーストラリアは移住を拒否, ニュージーランドも人数等を限って受け入れるとはいえ事実上の拒否. どうなるのだろう. 戦争によらずに国土を失う, 地球温暖化の恐ろしさ.

2002/08/14夜道のドライブ  連れあいの作った花を持って二人で義弟を訪問. 暗くなってから出発し, ナビを頼りのドライブ. 彼の家の近所まで行けば道はわかるのだけれど, 途中の地域が開発が進んで様子が変わってしまっていて, 景色が記憶と違っていて, 夜になるととくにカーナビが頼り.

2002/08/16新宿へ  お盆休みで都区内の方はすいてるだろうと, 新宿へ. 期待したほどではないけれどすいてた. ついでに本屋さんに立ち寄ってみたけれど欲しい本が買えず, インターネットで取り寄せる方が確実かなあと思う. その代わり, 思いがけぬ本を見つけたのは収穫だった. 役所の用事 (こっちが本命) を済ませた. ここでもまた制度の矛盾を感じる.

2002/08/18サイト更新  曇ってるのを幸い, ちょっと遠くまで二人で買物に. そのあと水のほとりの更新作業を少しだけ. お薦めする書籍のページをお知らせのページから独立させた. まだ改良したいところはあるけれど, 少しずつ.

2002/08/19  遠い台風の外縁の雲がかかってて昨夜から雨が小降りになったり激しく降ったりの 変化をくり返してる. 水道の水をいくらまいても吸い込んでしまってた庭の土が, 今日は飽和してすでに小さな水たまりさえできてる.

2002/08/23処暑  二十四節気の処暑だそうで, 残暑も残り少ないのだろうか. 「水のほとり」の新しいページを作る作業を日々ほんの少しずつ. 平日でないとできない雑用のためにちょっと外出. どうも夏休み気分になれない.

2002/08/27木登り  歳を取ったなあと思うのは例えば木に登ったとき. つぎの枝までの間隔があいてると足が上がりにくく, 体の柔軟性の衰えを感じる. 片手で幹につかまってもう一方の手で鋸を使ったり, 慣れぬ筋肉を使ったせいか翌日になって筋肉痛. いつかは, 庭木の枝をはらうにも業者を頼まなくてはならなくなるのだろう. 仕方ないこととはいえ何となく淋しい.

2002/09/03二万  表紙のカウンターがおかげさまで本日20000を超えました. のべ二万人のお客様みなさまに心からお礼申し上げます. 取り込み事で更新が滞っておりますが, これからもどうぞ「水のほとり」をよろしくお願い申し上げます.

2002/10/30八週間ぶり  休んでいた湖畔日記を復活します. 暦を見てみたら何と八週間ぶり. 前回の日記は九月初めでした. いつの間にか月が変わってしまってるのですね. 実は父が八月末から入院してたのですが, 本日退院して老人ホーム (ケアハウス) に戻りました. ケアハウスも, 入所する前に住んでいた家も, 入院してる病院もすべて茨城県にあり, 毎週一〜二回茨城県へ通う忙しさでした. 病院での世話の他に役所や銀行の手続きを代行したりあれこれありました. 一日のうちにY町とK市とI町とを何回も行き来した日もありました. 父は明治生まれ, 94歳という高齢なので心配でしたが, おかげさまで順調に快復しました. しばらく病床で寝てる間に足腰衰えてしまったのですが, リハビリに励み, 車椅子から歩行器, そして杖で歩くようになり, 杖なしでもいくらか歩けるまでになりました. 入院したときにすぐ申請していた介護保険も幸いに「要介護」に認定され, ヘルパーさんをケアハウスへ派遣してもらって, ケアハウスで暮らせる見込みが立ちました. 年齢から考えていずれは特養に入所することも考えておく必要がありますけれど, さしあたり入院前とほぼ同じように暮らせることになって一安心してます. しかし体はかなり回復したものの頭はかなりぼけてきて, 事務的なことなどほとんど自分ではできず, その他にもあれこれあって, それがちょっと悩みです.

2002/10/31今日もまた  今日も茨城へ行って来ました. 老人ホームまで往復しただけの250kmです. 自宅→K市役所→病院→K市役所→Y町役場→病院→Y町役場→老人ホーム→病院→自宅と 約430kmを走った日もあり, それと比べたらわずかなものですけど, 二日続いて行って来たのは初めてで, やはり疲れます. 疲れがかなり蓄積してきたのを感じます. しかしケアプランのことなどなども まとまり, 一安心. これからはさほど頻繁に行かないでもすむと期待してます. 時の経つのは速いもの, 日記を再開したとたんに月末, 明日はもう十一月.

2002/11/01十一月  早くも十一月一日, 金曜日. 明日から月曜日まで三連休で, 平日だけの窓口の用事はいま済ませておかないと五日になってしまう. ちょっとせわしさを感じる.

若いころは一晩寝れば疲れは取れたのに, いまは疲れが翌日に繰り越す. たまった疲れのせいか, あるいは股関節の角度がまた狂ったか, 頭が少し痛い. 明日から名古屋で三日間の研究集会があるのだけれど, 遠くまで出かける気力も体力もなくて, 残念だけれど今回は欠席.

2002/11/02癒し中  週末とか三連休とか言っても研究集会にも参加せずもちろん遊びに行くこともなく 家でぶらぶら. とにかく疲れを癒すことを優先してます. 茨城のあちこちまで行って来る走行距離の長さばかりを 掲示板ではしばしば公開してきました. しかし, 長距離の運転による疲れよりも, 老いるということの実態を目の当たりにして明日は我が身と思いながら世話する, そういう精神的な疲れが大きいと気づきました. 学者として芸術家としてまともに仕事してきた人がいま記憶力が衰え 想像力が衰えていく, 判断力も衰えていく, それを誰もくい止めることのできないもどかしさ. つらいものです.

親が世話になってありがとうと頭を下げるのは気持ちよくできることだけれども, 親が迷惑かけて済まないと頭下げて詫びて回るのは冷や汗ものです.

2002/11/03文化の日  近ごろの祝日はややこしくておぼえられず, いちいち暦で確かめなくてはならない. 暦を見ると今日は間違いなく文化の日. この十一月三日が「文化」と結びつくことへの疑問は前に書いたと思う. 今日もまた, 文化勲章の授章ぐらいしか文化にかかわる話題もなかったようだ.

今夜は日記にあれを書こうなどと昼間思ってたのに, どうも思い出せない. もともと大したことじゃなかったのか, 記憶力の衰えか.

2002/11/04何となく  日曜でも祝日でもない休日の今日も, 心身を癒すべく家で何となく過ごす. 役所に出す書類の点検と義母の法事の打ち合わせとの他には急ぎの用事はなし.

2002/11/05通信手段  父に頼まれていた住所調べなどして, ハガキに書いて知らせる. 94歳の父にemailをおぼえてもらうのはパソコンにしてもケータイにしても 無理だから, 郵便と電話だけが通信手段.

2002/11/06毎日寒い  役所は明日行くことにして, 今日はスーパーで買物. 十一月はじめにこんなに寒いのは何年ぶりだろう. 山の紅葉がきれいだそうだが近所の木々も紅葉し始めた.

2002/11/07立冬  寒いと思ったらもう立冬. 近所の紅葉が例年と比べてきれいなのは, 寒さが厳しいせいなのだろう. 用事で立川へ行って来た.

2002/11/08集中力  何となくだるい. 書類を間違えずに書くときの集中力は, 数学の問題を考えるときの集中力とちがう気がする. とても疲れる. 書き上げた書類の発送のため麓の郵便局まで行って来た.

2002/11/09年の瀬?  あっという間の一週間. 忙しかったような, 何もしなかったような, 順序立てて思い出せないような一週間. 師走のような感じだと連れ合いは言う. どこかのクリスマス飾りをテレビで報じてた.

2002/11/10  今の季節を代表する鳥はモズであろう. 「モズの高鳴き」に秋から初冬への時季を感じるのはふつうのことだと思う. ところが, 私の住んでる地域では, モズよりもヒヨドリが目立つ. 冴えない灰色の鳥だが, ピーヨピーヨとけたたましく鳴いてる. そもそも渡り鳥だったヒヨドリが, 一部の地域で渡りをやめて留鳥になったと言われてる. この辺のヒヨドリも南へ渡って行かずここらで冬を越す. 渡りをやめたせいか気が強く, 他の鳥たちに対して攻撃的だ.

2002/11/11都区内へ  晩秋から初冬へ移り変わってゆく季節の変わり方に追いかけられる日々. 奥多摩などの山並がくっきりと見えるのは空気が透き通ってきたおかげと思うけれど, 都区内の方は排気ガスか何かで濁ってるのか, 都区内の二ヶ所ばかり用事があって行って来たら頭痛くなってきた.

話は変わって, 窓口での対応. 男性がマニュアルどおりの対応なのに対して 女性は自分の頭で判断して用件を処理してくれると感じた事例がある. これがいまの男女の一般的傾向なのかどうか, そこまではわからない.

2002/11/14親子  自分の親のことにあれこれ追われて気疲れして, 世の中の出来事に注意が向いてなかったが, 気がつけばそろそろ一ヶ月か. 十日間ほど旅に出ると言って出かけていったまま帰らぬ親. 何が起きてるのか子に伝えるすべのない親. 何が起きたかわからぬままに親の帰りを待ち続ける子. 二十数年間と比べたら一ヶ月は短い, などと比較すべき問題ではない. 親が子に会って自分の言葉で直接話しかけ, これからの暮らしについて一家で自由に考える機会を与えなくてはいけない.

2002/11/16予防注射  流感の予防注射を受けた. ウィルスはつぎつぎと変化するそうだから, 何だか宝くじを買うような気持ち. もちろん宝くじより当たる確率ははるかに高いのはわかってる. それでもなお, ワクチンを作るときに予想した型と実際に流行する型と ちがうこともあり得るという一抹の不安. 当たってくれと祈るしかない.

2002/11/17半ば過ぎ  すでに十一月も半分を過ぎ, 今年はあと一ヶ月半. あれこれあって何から片づけてよいやらわけがわからなくなってきた. 取りあえず授業の予習は欠かせない. 気はあせるけれどだるくて体が動かない.

2002/11/18秋から冬へ  日が短くなってきて, 近所の桜並木の紅葉はそろそろ終わり. 花水木の紅葉はいまが見頃. ナンテンやピラカンサの実も赤く熟れてきた. 夕日の沈むころから急に寒くなる. 寒さへの備えが必要.

2002/11/24峠越えドライブ  日記がほぼ一週間ぶりになってしまいました. これでは「週記」ですね. この一週間もあれこれ忙しかったのですが一つ一つを書くにも及ばぬ雑事ばかり. 細かいことに気疲れして, 日記を書く気力も失っていました. さて, 今日は連れ合いと二人で静岡県まで行って来ました. 親類の法事. 連休の日曜なので道が渋滞するのを恐れて, 夜明け前に出発. 時間にゆとりをもってドライブを楽しむつもりで出かけました. 往きには時間が余ってちょっと回り道して休憩. 帰り道の途中で日が落ちて, 暗くなって帰り着きました. 往きには中央高速で小仏峠をトンネルで抜けてしまいましたけれど, 大月からは一般道. 雨が降ったりやんだりの篭坂峠を越えました. 帰り道も一般道. 篭坂峠を越えて濃霧の山伏峠を越えてきました.

2002/11/26手続き開始  今日は予約してあって, ○○へ行って相談して手続き依頼して来ました. 自分で手続きすべきことが何と何であるのか確認しました. 当初の予想と比べて遅くなってしまったし, 途中であれこれ状況が変わるやら何やら, ややこしくて予想外の展開だけれど, ともかくも一歩前進.

2002/11/30月末の週末  早くも月末. 父が退院して一ヶ月, 入院前と同じケアハウスでの日常生活が どうにか異常なく続いてる模様. ケアハウスの職員たちに感謝.
さて, 明後日の講義の予習の他, 年賀状やら何やら年末のあれこれを 考えなくちゃならない時期になって, 相変わらず追われる気分.

2002/12/02四十七士  十二月になったので今日の講義は忠臣蔵にちょっとかかわる話題から 始めたのだけれども, 何となく手応えが弱い. 今どきの学生は忠臣蔵に関心ないのだろうか. 四十七士の中に村松父子がいるがその一代前の村松茂清は数学者.

2002/12/08開戦日  今日の日曜日は日米開戦の日. この日のことについて書きたい気持ちはあるけれど なかなか文章にまとまらないので, 今年も見送り. 何にせよ世界の平和を願う.

2002/12/09大雪  初雪. 起きてみたら雪景色. 昨日から予報を聞いて多少は降ると思っていたけれど, こんなに積もるとは予想外. いつか越後へ出かけなければならない直前に大雪で 庭木の折れたときがあったが, あのときに似た雪質で木の枝が曲がったり折れたり. 多摩モノレールは全線運休. 他の鉄道も所々運休したり遅れたりしてるらしい. 善福寺の東京女子大学まで講義に行ってみたけれど, やはり出席してる学生は少ない. 講義を終えて帰ってくるころにはモノレールも復旧してた.

2002/12/11ノーベル賞授賞式  今年のニュースの中で明るいことと言えばノーベル賞と, 拉致問題に解決の兆しの見え始めたこと, その二つでしょう. ニュートリノの小柴さんと質量分析の田中さんが賞を授けられ, その報道はいままでに例のないほど盛り上がっている. 芸能人を見る目で二人を追い回すのではなく, これを機会に研究が尊重されるようになるのを望みます.

2002/12/12判決二つ  昨日は和歌山の砒素殺人事件について死刑の地裁判決があり, 今日は「お受験殺人」と騒がれた事件に 15年の高裁判決が確定した. 砒素殺人の方は容疑者黙秘のまま状況証拠の積み重ね, 容疑者が真犯人かどうか, 犯人だとしたら動機は何か, 明らかになってない. 「お受験」の方も動機の何となくわからない結末で, どちらもすっきりしない結果だと思う.

2002/12/14学力低下?  学力の低下してるのが文部科学省の統計調査か何かで明らかになったとか. 学力の基準は何か, どうやって測定したのか, いろいろ疑問はあるけれど, 大学生の学力低下を感じ始めたのはかなり前のこと. 小中学生も高校生も学力が落ちていても不思議ではない. 不安に感じるのは, 学力低下の対策として 何か見当違いなことを始めるんじゃないかということ.

私の恐れてるのは学力低下よりもその背景にある学ぶ意欲の衰えの方である. 知りたいという欲もなく考えようとする気もない無気力な学生たちに 勉強させるのは何と難しいことだろう. 知る楽しみや考える喜びを子供たちの心から跡形もなく消し去ってるのが いまの教育ではないのか. 学びたい気持ちを持たせることがまず必要なのではないか.

2002/12/16講義終わり  今年最後の講義. なぜこんなに早く終わってしまうかというと, 来週の月曜日は休日. 今日は雪に悩まされることもなく平穏無事に杉並区まで行って来た. しかし今日も何だか出席率が低いのはどうしたことだろう.

ところで, 日本のイージス艦がついに出動. アメリカによるイラク攻撃の準備は着々と進んでいる. どうなるのだろう.

2002/12/19茨城へ  父の世話のため茨城県へ. まず某市へ行きそのあと父のところを訪問. 前からときどき軽い痛みのあった虫歯が昨日からかなり痛くて 食事にも不自由するけれど, 父を訪れるのも日延べしたくなくて決行. とにかく目的の用事はできて父に喜んでもらえてひとまずよかった. 感じることあれこれあるけれど歯が痛いので今日の日記はこれだけ.

2002/12/20歯科医へ  歯が痛くてどうにもならないので昨日は出先から連れ合いに頼んで, 連れ合いの行きつけの歯医者さんを予約してもらった. 幸いに今日金曜日の予約が取れた. 来週にならなくてよかった. 家から歩いていける最寄りの歯医者さんだけれど, 私は初めて. 国立大学に勤めていたときには公務員共催の歯科に行ってた. 近くによい歯医者さんがいつの間にかできていて幸い. 診療してもらって薬もらって, 年内にもう一度診療する予約. とにかく食事がふつうにできるようになってうれしい.

2002/12/21頭痛  昨日の夕方から激しい頭痛. 歯痛と関係あるのかどうかわからないけど, つらい.

2002/12/22冬至  日が長くなり始めるとき, 心にも光の差してくることを望みながら, 年の瀬のあれこれ.

2002/12/24歯の治療  歯医者さんへ二度目. ひとまずの処置で次回は来年. ともかくふつうに食事のできるのがありがたいとあらためて感じる. 特別なことは何もしないクリスマスイブ.

2002/12/26年賀状  年賀状のプリントを終えて郵便局へ. 今年はすごく早くできたと思っていたけれど, ぜんぜん早くない. 個別に手書きで書き添えるゆとりもなく, 二種類の文面の同文. 年賀状を出したあと, スーパーへ行って年末の買物.

2002/12/27ふつうの掃除  年内にどうしても出さなくちゃならない手紙を何通か書き, 投函. 大掃除はしない. ごみ集めも古紙回収も空き缶・空き瓶回収もすでに終わっていて, 掃除や片づけを大がかりにやってもあとが困る・・・というのは言い訳で, 要するに面倒くさい. 不潔でなければいいでしょ, と居直ってるのです.

七面鳥じゃなくて鶏を買ってきて二人で三日遅れのささやかなクリスマスイブ.

2002/12/28あと三日  2002年もいよいよ押し詰まり, 今年中にやり終えることができずに 来年に繰り越すあれこれを数え上げて, 心身ともに疲れてます. ともかく一月の最初の講義の日など, 新年の仕事の日程を再確認. お正月飾りはほとんど省略. あとはぐうたらぐうたらするだけです.

2002/12/31大晦日  2002年がいよいよ終わります. 去年はたいへんな年でしたけれど, 今年もたいへんでした. 世界を見ても国内を見ても, 昨年のニューヨークの9.11テロとアフガニスタン攻撃, 今年はイラクなどの問題がありました. 首相の平壌訪問で拉致問題に解決の兆しが見えたけれどその後進展しません. 景気は回復の兆しもなく, 職を失う人々や職に就けぬ人々がいます.

個人的にも, 昨年亡くなった母のことであれこれ忙しいときに父の入院など, あれこれ追われて疲れ果てて気の休まらぬ一年でした. 来年こそはどうか平穏無事に過ごせる年であってほしいものと願ってます.

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