2000 X'Mas Dinner Show

00/12/19 19:00 東京全日空ホテル・鳳の間   曲目リスト

 今年で3回目、もう恒例となったと言ってもいいクリスマスディナーショー、毎年末のお楽しみに今年も行って参りました。3回目ともなると、初めての時のようなドキドキもあまり感じませんでしたが、あの会場に足を踏み入れるときは、やっぱりワクワクしますね。
 この日、私が会場に着いたのは7時ちょっと前、チケットを引き替えして記念品(今年は赤いケースに入った金のキーホルダー。デザインは3cm四方の 本体に丸い輪っかが付いたシンプルなもので、本体部分片面には「DEC.2000 Merry Christmas」と自分のナンバーが、反対面にはふたりの名前が刻印されててました)をもらって席に着くともう料理のサービスは始まってて、去年はディナーの最中にふたりがテーブルを周って握手したから、今年もそうかと思って、時間を気にしてたのですが30分が過ぎてもふたりが出てくる気配はなく、肉料理が出た45分頃にやっと登場。淳くんは目が痛くなるようなグリーンのシャツに黒いスリムパンツ、敦くんはメタルブルーのシャツに黒いパンツで、今年はタキシードじゃないのね。で、それが最初の衣装?? とちょっと引いちゃいました(^^;)。
   握手は今年は二手に分かれてバラバラにテーブルを周ってました。テレビで見て嫌がっていた淳くんのあの髪型ですが、実際に見たらテレビの時とちょっと感じが違っていたし、ま、そんなに嫌じゃないかも…と言ったら、隣にいた友人(テレビで最初に見たときからあの髪型は淳くんに似合ってて可愛いと言っていた)が勝ち誇ったように「そーでしょう!?」って…。でも、私の好みとしてはやはり好きではないのでパーマを取って切って欲しいですけどね。今回淳くんは握手の時に髪型のことは散々言われたようでしたが、賛否半々くらいってのにちょっと意外だったかな? 私はとりあえず髪型のことには触れず、「今年も楽しみにしてたので、頑張ってくださいね」と言うようなことを言って「ハイ」って返事もらいました。私の後の友人が何やらずいぶん親しげに会話してたから、何を言ったの? と聞いたら私に便乗して「大船渡でお会いしましたね」と言ったとのことだったけど、私はそんなこと言わなかったよ(^^;)。
 ふたりの握手のスピードがあまりにも違ってて、淳くんが後少しってところになっても敦くんの方はまだまだ残ってるのに気付いたのか、淳くん後半はずいぶんゆっくりとお喋りをしてるようで、早いうちに淳くんが来たテーブルにいたので、そっちを見ていいなぁと思ってました。で、握手が終わったふたりは花道からそのままステージに上がって、「いきなり始まっちゃうかもしれないよ」とか言いながら前の方へ。でもまだデザートが出てないんですけど…と思っていたら、ステージ、緞帳の前にデザートのセットされたテーブルに彼らが座ると各テーブルにも一斉にデザートがサービスされました。BGMに「2000年の翼たちへ」が流れると一緒に歌い出す淳くん。敦くんの方が先に「歌いますか?」って言ったのに歌詞があやふやで「よく淳くん歌えるね」と言ってました。デザートを食べるのもよし、一緒に歌うのもよしと言いながら、僕達衣装替えしてきますと幕の中へ入って行くふたり。でも幕の合わせ目がなかなか見つからなくてもたもたしてたのが可笑しかった。姿が見えなくなっても曲に合わせて歌ってたり、「着替え終わった?」なんて声が聞こえてて、そこで着替えてるんですか? って…。で、BGMが終わると本当にそのままショーが始まりました。

 オープニングは「時をこえたフェスティバル」。衣装は黒いベロアのジャケット(淳くんはダブル、敦くんはシングル)に黒にグレーのストライプの細身のパンツ、インナーは白いシンプルなシルクシャツでした。曲の途中でステッキを使ってのダンスとマジック。マジックはステッキがお花になるって奴だけど、淳くんのステッキはマジックの振りをする前にお花になっちゃって…(笑)。このお花はそれぞれコーラスの女性に渡して、その後ずっとマイクスタンドにくっついてました。
 今年はこのコーラスの女性2人にバンドが8人、ダンサーが男性4人と女性2人となってて、去年より人が増えてたかな。ステージの形は例年似たような感じで、今年も会場を二分するように前から後ろまで繋がっていて、前のメインステージから中央のステージまでは同じ高さ、中央からバックは低い花道でバックステージに繋がってました。メインステージ中央には階段がありましたが使用したのは19日のみ。
 「KICK THE EARTH」はイントロ流れてもしばらく何の曲かわからなくて、でもこの格好いいイントロは絶対好きだった曲なのにィ…と悩んじゃいましたが、曲がわかって'92年の春のコンサートでやったのと似たようなダンスに興奮しました。  「Happy Day」は淳くんが3年前からやりたいと言ってた曲だそうで、今回やっと実現したとのこと。この曲、聴いたことあるけど元曲がわからない…と思っていたら、映画「天使にラブソングを2」の中の曲だとか。歌いながらバックの方へ移動していく淳くん、バックステージにはコンガがセットしてあって、曲のラストで叩いていました。敦くんは赤いタンバリンを。

 ふたりがバックステージに揃ったところでMC。「おっと、こんなところにギターが…」とわざとらしくギターを取り上げる敦くん。みんなで盛り上がろうと言うことで、用意してあった楽器、ベル・タンバリン・シェーカー・カウベルを取り出す淳くん。各楽器の使い方を示した後、客席に向かって「やりたい人?」と聞いて、敦くんとふたりずつのお客さんを上げてました。で、もう1回楽器の使い方を説明する淳くん。タンバリンを持つと止まらないって感じ、敦くんに「カラオケ行ったときは淳くんに電話してください」なんて言われてましたね(笑)。他のお客さんは歌がわかったら一緒に歌ってくださいと言って敦くんが歌い出したのは「パラダイス銀河」。淳くんもコンガで参加してました。
 それぞれ今年やった舞台の話、また来年やる舞台の話など。淳くんの「パパに乾杯」は4人芝居だから科白がとても多いそう。役柄としては「女の子なんて知りませんっ」みたいな役だそうですが、何かストーリーを聞いて想像してたのとちょっと違うような感じ…。プライベートでは何をやってたかと言うと、敦くんはサーフィンの他に、デジタルビデオをパソコンで編集するのに凝ってたそうで、今回みんなにも見せたいと編集したビデオを流してました。題して「僕の夏休み」、敦くんが友人達と遊んでいるプライベートビデオで、浜辺でバク宙したり、フェリーの中ではしゃいでる姿が見れて、ファンには垂涎のもの。フェリーの中でソフトクリームを食べてたら、クリームの部分をテーブルに落しちゃって、それを何とかしようとしてた姿が爆笑でした。で、淳くんも負けじと「僕の夏休み・淳一編」を作ったと言うことで続いてビデオが流れたんだけど、これが敦くんと同じように「太陽がいっぱい」のイントロで始まったんだけど『ジャンジャジャジャジャン〜』の後エンディングの『ジャーン』で終わるとーーーても短いもの。それもビデオじゃなくてバスを釣り上げて得意げな写真1枚が映っただけ(笑)。釣りは仲間と行っても、釣れたときに周りに誰もいないことが多いので、セルフタイマーで写真を撮ることしかできないからと言い訳をする淳くんでした。

 ワインで乾杯をした後「PLEASE」。クリスマスにこの曲を聴くと'90年の冬コンを思い出しますね。そしてピアノの前に座った淳くんが「光GENJIの時に初めてソロでやった懐かしい曲を聴いてください」と言って弾き語りで歌ったのは「哀しきハイスクール」。歌い出して曲がわかったとき、会場がちょっとどよめいてました。私も今になってこの曲がまた聴けるなんて思わなかったわ…。歌い終わって「あー、緊張した」と言う淳くん。これで終わりかと思ったら続いて「Flower girl」この曲では客席に下りてテーブルの周りを歩いてました。そして中央ステージに上がって上着を脱いで「HEEBI−JEEBIES」はダンサー6人を従えてのダンス。女性ダンサーとの絡みもセクシーで格好良かったです。その後はメインステージに戻って「一緒に・・ネ」。淳くんのソロ曲の中では一番好きな曲だからやってくれて嬉しかった。イントロと途中でピアニカの演奏をするのだけれど、そのメロディーが「ヒット・パレード・ボーイ」だったのには人に言われるまで気付きませんでした(^^;)。雰囲気が全然違ってたから…。で、曲の途中からステージ左右に光GENJI時代の懐かしい映像が流れて、新旧取り混ぜいろいろな淳くんが楽しめてとってもお得なソロメドレーでした。
 バックステージから現れた敦くんは詩の朗読の後、「愛は静けさの中へ」。敦くんが歌いながらメインステージの方に歩いて行くとそれに伴って花道も前のステージと同じ高さに。高さが揃ったから、今年もまたローラースケート滑るかな? と思っていたら、歌い終わった敦くんが袖に消えると、バックステージにローラースケートを履いて淳くん登場。一気にメインステージまで滑って行きました。衣装は「ジャニーズ」なもので、銀に淡いブルーのラインが入って襟と袖口に白いボア付き。上着の裾はスリットが入っててブルーの紗の布が下に重なってるのが見えてました。こーゆー衣装には淳くんのあの髪型も似合うと思ったりして…(^^;)
 「荒野のメガロポリス」から「地球をさがして」までは当時の振り。「地球をさがして」をやられると条件反射で同じように手が動いちゃいますね。彼らはマイク持ってるから振りは片手だけだったけど…。「冬のライオン」の前に引っ込んでステージ左右に出て来たときは銀・ピンク・紫のスパンコールが斜めに模様を作ったピカピカの衣装と白いパンツに衣装替え。ローラースケートも脱いで靴になってました。「BRAVO! Nippon」で中央ステージの方へ出て来て「勇気100%」で客席に下り。そして「WINNING RUN」で再びローラースケートを。曲のラストにスピンでクルクル回った後の決めポーズが好き。この日はラストはメインステージだったような気がしてたけど、20日見たら中央ステージだったから、記憶違いかな?
 「サヨナラと言えなくて」は曲の途中でそれぞれ挨拶が入り、続いて「I'LL BE BACK」へ。この2曲続きはちょっと反則ですよねぇ。2曲ともコンサートラストの記憶に直結するから、いろいろ込み上がって来るものがありました。でもね、歌詞を間違えてふたりが違うこと歌っちゃうと感動も半減しちゃうからちゃんと歌詞を覚えてね(^^;)。この曲に限らず、今回は(と言うか今回も?)歌詞のうろ覚えの間違いが多かったですね。

   アンコールは私服っぽい衣装で登場。淳くんは金茶色の皮の上下に赤いハイネックのインナー。ビーズがいっぱいくっついてて可愛いなと思ったら、私は気付かなかったけど、上着がはだけたときにノースリーブだったと友人が言ってて女の子の服みたいじゃん…と思っちゃいました。敦くんは赤系の毛皮がモチーフになったノースリーブにレザーパンツ。
  1曲目の「風の大地」、当時大好きな曲だったのに、歌が始まっても曲名が思い出せなくてサビのところでやっとわかった自分がちょっと情けなかったです。'91〜'92年の冬のコンサートでやった時のダンスも凄く好きだったのになぁ。今回はダンスはなくて客席に下りて歩き回ってました。淳くんが私の真横を通ったので、思わず手を出して袖の辺りに触ってしまったわ…。ソロパートで淳くんが『君を』を『みんなを』と変えて歌ってたのは替え歌にしたのねと思ったけれど、その後敦くんが『美しい〜』を『素敵な〜』と歌ったのは間違えたのかな? でも20日もなんか違って歌ってたような気がするけれど…。
 「Yesterdayと呼ばない」は光GENJI時代にはコンサートではやらなかった曲で、7人でのラストのアルバムに入ってる感慨深い曲ですが、元の歌詞で「これからひとりで歩き出すけど」と言う内容が、「あれからひとりで歩き出したけど」となってたのがまた…。淳くんが中央のセリで、敦くんがバックのセリで歌ってて、歌い終わると淳くんは敦くんを待ってふたりでメインステージに戻り。ステージ奥の階段を上って行き「メーリクリスマス」「また会いましょう」と言って終わりでした。


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