第一回人間魚雷特別攻撃隊編成決定
皆、神州護持のため敵中深く突破した
鳴南海に大火柱あがり天をこがす ざまーみろ敵
共に共にとちらんとせしも、後にのこれのつらき上命



註釈:神州(しんしゅう)日本尊称の表現


 写真は回天編成隊が決まった時(1944年9月頃か)のもの。
左より福本上曹、豊住中尉、川久保中尉、仁科中尉(創始者)、河合中尉、福田中尉、渡辺少尉、古川上曹。


中央の仁科中尉が、黒木大尉とともに回天を考案し、血判状を持って上層部を動かし採用に持ち込みました。

黒木大尉、1944年9月6日、大津島沖合にて訓練中殉職。
仁科中尉、第一陣の菊水隊伊四七潜で11月8日出撃。11月20日発進戦死。

<創始者・黒木大尉と樋口大尉の殉職> <菊水隊・伊四七潜出撃>