最終更新日:2018年7月21日

ジュリアの日記(平成9年9月26日〜12月27日までの分です!)

平成10年1月の分からは、ジュリアの日記へ

 こんにちは、はじめまして…。

僕の名前は、ジュリアと言います!
僕は、埼玉県のお家で生まれ、ここ(Pianoの家)に、きました。
ここに来た最初の日は、お母さんのいるお家に帰りたくて、玄関のまえでずっと「帰りたいよう!!」って泣いてたの。
だけど、おばちゃん(タマやカーラ)や兄ちゃん(トラ)達がやさしく僕の事を迎えてくれたので、もう大丈夫だよ!!
それにお姉ちゃんも、ママもいるし。
今では、我家で僕が「一番、威張ってる」って皆にいわれてるの。
そんな事ないのになぁ!

ジュリアの日記(平成9月26日〜12月27日までの分です)

平成9年9月26日

お姉ちゃん、今日はお仕事お休みだったの。 でも、僕と遊んでくれずに、お出かけしちゃったの。 「今日は早く帰ってくるからね、いい子で待っててね、ジュリア。」 と言って出かけたのに、いつまで待っても帰ってこない。 外は、雨が降ってるのに、まったくぅ、何、やってんでしょ。僕は、昼寝をして、「まだかなぁ、お姉ちゃんまだかなぁ。」 じゃぁ、もう一眠り。
「まだ帰ってこない、もう、暗くなったよ。」 ご飯でもたべてっと.. 「まだ帰ってこない。お迎えに行こう。」 カーラおばちゃんと一緒に外へ出て。 「まだかなぁ。あっ、やっと帰ってきた。 このうそつきが。今日は早く帰るって言ったじゃないかぁ。」 自転車の音でわかるんだ。お姉ちゃんが帰ってくるのが。(9時になってしまったの)「ごめんね。ジュリア。遅くなって。」 「ふん、そんなので、だまされるものか、このうそつきめ、僕がどんな思いをして待っていたのか知ってるのか?「 もう知らないよ、僕、ぐれてやるぅ。」 って、それからしばらく外にいたの。 あ〜ぁ、今日は退屈だった。待ちつかれちゃったよ。お姉ちゃんもやっと帰ってきた事だし、僕はねるよ!! お・や・す・み。

10月2日

最近、お姉ちゃんの帰りが遅いの、今までは、朝、早く出かけてたのに、最近は、ゆっくりなの。その代わりに夜、帰って来るのがすごく遅いの。僕、待ちくたびれて寝てると、やっと帰ってくるんだよ。 自転車の音で目が覚めて、お出迎えに行くの。「お帰り、遅かったね。」って。その後、お姉ちゃんに甘えるの。
そうすると、僕のだぁ〜い好きなミルクを温めてくれるんだ。これで、また、僕はひと眠りしよっと。

10月9日

朝ね、僕、お外へ脱出したの。ベランダから外に出たの。カーラおばちゃんにくっついて。カーラおばちゃんが、網戸を開けてくれたので、僕も一緒にカーラおばちゃんにくっついて…。お外は、気持ちがいいんだよ。お日様が出てるのでポカポカしていて、ひなたぼっこが出来たの。暖かくて、つい、うとうとってしてしまった。 「アぁ〜」って、大きなあくびをしたら、お姉ちゃんに笑われてしまったの。お姉ちゃんの「ジュリア、落っこちないでよ。危ないよ」という声で、ハッと目が覚めたら、屋根の上ぎりぎりに来ていてあと20Cmくらいで、あまどいにつきそうだったの。危ないアブナイ!! お姉ちゃんありがとう。

それとね、僕、網戸をのぼる事が出来たの。いつもカーテンをのぼるカーラおばちゃんの姿を見てて、僕もマネしたくて、お姉ちゃんが、網戸の近くで抱っこをしてくれた時に、網戸にしがみついてみての。そしたら、トントンって少し上にのぼれたの。カーラおばちゃんがカーテンをのぼる時もこんな感じなのかなぁって思ったりして。うれしかったよ
。はじめての体験だぞ!!

10月12日

僕、カーラおばちゃんにくっついて、トイレの窓からお外に出たの。お外が気持ちよくて、いろんな事が出来るし、楽しく遊んでいたら、だんだん暗くなってきて、夜になっちゃったの。カーラおばちゃんは、塀に登ってお家に入ったんだけど、僕は、もう少し遊んでいたくて、お外にいたの。お姉ちゃんがお仕事から帰ってきて、「ジュリア、お家に入ろう」って言ったんだけど、「やなこったぁ。だってここが気にいちゃったんだもん! もう少し遊んでるヨ!!」って無視しちゃったの。お姉ちゃんに捕まりそうになったから、「ここまでおいで!!」って、また遊んでたの。そのうちに、「ジュリア、もうお家に入れてあげないよ。速くおいで」って言われたけど、「もっと遊ぶんだ! 僕は…」って、逃げてたの。お家(プレハブ)の下に入ったり、脇道に隠れたりしながら。そのうちに、お姉ちゃんが、「ジュリア、ミルクだよ。ほら、早くおいで。」って、僕を誘ったの。いつもなら急いで行くんだけど、今日は、「僕を捕まえる気でしょう。ふん、そんな手には乗るものか!」と思って、お家の下に隠れたの。そしたら、何か変な音がしたの。「ギャッ、水だ!! 水攻めだ!! ぬれちゃうよぉ。」急いで飛び出したら、そのままお姉ちゃんの腕の中に…。トホホ。その後の事、お家に入って、怒られた、怒られた。頭をビシバシたたかれて、「どうして言う事をきかないの。」「お外はアブナイでしょ。犬だっているでしょう。もし車にでも、引かれたらどうするの。」って、僕、びっくりした。だって、お姉ちゃんに怒られたのは初めてなの。「ごめんなさい。心配かけて。許してぇ…」 その後、タオルで、顔や手や足をごしごしと拭いてもらったの。今日は、ハ ン セ イ します。

10月16日

今朝ね、お姉ちゃんがお洗濯を干していたの。僕も気づかれないようにそっとベランダに出ちゃったの。だってトラ兄ちゃんや、カーラおばちゃん、タマおばちゃんもベランダで日向ぼっこをしていたんだもの、「僕〜も」って出たら、何か変!?、僕、前に進めないの。しかっりお姉ちゃんにしっぽを捕まれていたの。ショック!! 何で僕だけ外に出られないの? 「くっそう。ぐれてやる!!」

10月20日

最近、少しずつだけど、寒くなってきたでしょ?さすがの(毛をいっぱいつけている?)僕でも、寒くなったんで、夜なんか、お姉ちゃんのお布団に入ろうとするの。でも、すでに遅し! たまおばちゃんやトラ兄ちゃんやカーラおばちゃんがもうすでにお布団にいて、僕のはいれる所がないの。クシュン。誰かどいてヨ! 僕も入りたいのに…。いっつも僕は、お布団に入れないんだから。こんどは、頑張って場所とりをしようっと!みんなに、負・け・ず・に!!

10月28日

朝ね、ご飯をもらう時にお姉ちゃんが「今日は、モンプチのゴールドだよ。高いんだからね、味わって食べてね。」って、ビーフをくれたの。僕、はじめての食体験。タマおばちゃんやトラ兄ちゃん、カーラおばちゃんはとってもおいしそうに食べてたの。僕も..。と思ったんだけど、「何これ?」「僕、これいらない。食べたくない。他のをちょうだい!」って頼んだんだけど、もらえなかったの。だから僕は、朝ご飯抜きだったの。クシュン。だって、僕、お肉は好きじゃないんだもん!

 11月19日

こんばんは、お久しぶりです。僕は寒くて、なんだか何もしたくなくなっちゃったんです。だから、テレビの上で丸まって寝たり、カーラおばちゃんとおっかけっこをしたり、お姉ちゃんに甘えてみたり、でも毎日、退屈なの。みんな寒くなったから、僕と遊んでくれないの。トラ兄ちゃんは僕が近くに行くと、「邪魔、あっちへ行って」って言ってるみたいだし、タマおばちゃんも「うるさい子だねぇ」って相手にしてくれないし。僕、つまんない。誰かあそんでよぉ!!

11月20日

「ねぇねぇ、どうして僕の写真だけないの?」「 ジュリアは、いたずらするし、言う事を聞いてくれないから。時々、おそそ(おもらし)もする事があるでしょ?だからなの」「ふん、僕ばっかり仲間はずれにして。ぐれてやる!」(Piano談)実は、ジュリアの写真、可愛いのがなくて、気に入ったのがないので、そのうちに写真を撮ろうと思ってる所なんです。だって、カメラを向けると、ジュリアは面白がって逃げ回るし、なかなかシャッターチャンスがなくて….。私の方が悩んじゃうのに。待っててね。ジュリア! 今に超可愛い写真を載せてあげるからね!それまでのお楽しみだよ!!

11月23日

わーい! やっと僕の写真が登場しました! まちにまったこの時を…。 お姉ちゃん、どうもありがとう! 僕、感激です。いい子にするからね。だって、僕の写真、一杯出たんだものうれしくって、うれしくって!! お姉ちゃんがパソコンに向かっている間、ずーっとそばにいました。

 12月1日

お姉ちゃんがいないの。どこを探しても。玄関で待ってても帰ってこないし、どうしたんだろう!お母さんがね、「お姉ちゃんは、お空を飛んで遠くに行ちゃったのよ。だからしばらくは、帰ってこないのよ。」って言ってたの。「うん、わかった、上の部屋だ!!」「あれ! いないよ! うそつき! 上になんかいないぞ!!」祥子(Pianoの妹)が「やーい、ジュリアは捨てられたんだ!」「すてられちゃったんだよ!!」って僕の事を言うの。そんな事ないよね!あーあ、毎日毎日、どこに行ってるんだろうねぇ、まったく。

 12月2日

お姉ちゃんが帰って来ません。朝帰りかなぁって思ったけど、やっぱり帰ってこないの。どうして?「ねぇねぇ、いつになったら、帰ってくるの?」

 12月7日

「ただいまぁ、ジュリア元気だった?」「うん? あんた誰? どこの人? 気安く声をかけないでくれる?」「はてぇ、でも何だか聞いた事のあるような声だなぁ?」「ジュリア、お姉ちゃんでしょ!」「うん?知らないよこの人近づいてよーく見ると、「あっ、お姉ちゃんだ。」「今まで、どこにいたの、どうしてたの? 僕の事を置き去りにして....。僕ずっと待っていたんだよ!!」って、やっとお姉ちゃんに会えたの。久しぶりだなぁ。お姉ちゃん、外国(イタリア)に行ってたんだってさぁ。僕にはわからない所なんだって。まっ、とにかく帰ってきたから許してあげる!

 12月27日

今日ね、お姉ちゃんのお友達が来たの。僕、お姉ちゃんが出かけたから、お部屋にいたのね。すぐに帰ってくるだろうと思って、そしたら、何と、始めに部屋に入ってきたのが知らないお姉さんだったの。ビックリして部屋を飛び出したの。お姉さん達もおどろいてたけど....。もう、僕は夢中。階段を駆け降りて、どこまでが階段なのか廊下なのか解らないくらいだった。僕、知らない人ってにがてだなぁ。あー、ビックリした!!

ジュリアの日記に続く...

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