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マウスから右手を開放する---弥生会計はMDIアプリケーション

MDIアプリケーションとは、Multi Documents Interface Application のことです。つまり沢山のウィンドウが開くソフトウェアということです。Winodwsアプリケーションには、MDIアプリケーションが多いですね。これに対して、一つしかウィンドウがないアプリケーションをSDIアプリケーション、Single Documents Interface Applicationと言います。

MDIアプリケーションの構成は、中心となる親ウィンドウと、さまざまな作業によって異なるデザインの子ウィンドウからなります。子ウィンドウは、必ず親ウィンドウの内側に表示展開します。

子ウィンドウ

では、この子ウィンドウの表示切り替え、つまりカレント(実行中)子ウィンドウを切り替えるにはどうするとよいでしょう。「ウィンドウ」メニューから目的の子ウィンドウを指定しても可能ですし、最大表示でなく子ウィンドウを並べて表示し、マウスで目的の子ウィンドウのタイトルバーなど当該子ウィンドウの一部をクリックしても可能です。しかし、ここではキーボード操作を紹介していますので、ダイレクトに選択できる方法を紹介します。

Windowsの標準方法Ctrl+F6
弥生会計で追加された方法Ctrl+Tab


WindowsのMDIアプリケーションでは、「Ctrl+F6」で子ウィンドウを切り替えられるようになっています。しかし、マイクロソフトのエクセルを思い浮かべてください。「Ctrl+Tab」で子ウィンドウを切り替えられますね。また、筆者がHP作成に使っているエディタソフトも「Ctrl+Tab」で切り替えることができます。筆者は、「Ctrl+Tab」で子ウィンドウを切り替えるのに慣れていたため、主催している「弥生会計02メーリングリスト」で騒いでいたら、何故か弥生会計05から実装されました。

なお、弥生給与など子ウィンドウにタブつまり見出しがある場合は、「Ctrl+Tab」で移動できるのは子ウィンドウではなく、同一子ウィンドウ内の見出しです。

弥生給与の子ウィンドウ見出し


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